辰野町の店舗で冬になると雨樋の排水が悪く竪樋が凍ってしまい屋根の上でプールのようになり、室内に水漏れしたことが何度かあるようです。現在竪樋は凍結により爆裂して外れてしまっています。本来この写真の両サイドに付いているはずなんですが・・・

屋根の上の写真です。奥側に勾配がありますのでそちらに水が流れていく屋根です。店舗などによくあるタイプの屋根形状です。

使用するのは山清（さんせい）電気株式会社さんの自己制御型排水路ヒーターです。今回は8ｍのタイプを使用しています。

自己制御型ということは寒ければ寒いほど出力があがるようになっています。でも問題があります。その問題解決にこちらの工事が必要となります。

これは外壁にあるコンセントから電源を分岐しているところです。

分岐した電源へスイッチを取り付けします。

こちらがスイッチです。問題というのは寒くなれば自動的に電流が流れるのですが・・・雪が降っていなくても屋根に雪が積もってなくても気温が下がれば電流がながれてしまいます。

そこで手動で管理できるようにスイッチを取り付けします。雪が降ったらスイッチを入れておけば融雪開始！スイッチを切っておけばどんなに寒くても電流が流れないので余分な電気代金はかからなく経済的です。

排水路ヒーターはこちらに空いている落とし口へ設置するので電源はここまで引っ張ってきます。

雪に埋もれないように上の部分に取り付けしました。

コンセントを取り付けします。

今回は2か所排水路ヒーターを取り付けしますので分岐もします。

電源工事は配線を保護する管を使用しています。

電源を入れ

排水路ヒーターを通します。

８Ｍを通しますが最初の曲がりを通すのが難関

8ｍ下まで開通しました。

もう一方へも設置します。手前に見えているのが排水路ヒーター全長です。

こちらも電源を入れます。ちなみにアースもちゃんととってますよ。

電源は15ｍ引っ張りました。

こちらも開通しました。