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岡谷市屋根塗装|トタン屋根にフッ素に迫る高機能シリコン樹脂塗料を塗装
岡谷市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
トタン屋根の塗膜がはがれていたこと、穴が開いていて雨漏りの危険があったことで今回の塗装工事となりました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:1週間
- 築年数:35年
岡谷市で行った屋根塗装工事の様子をご紹介します。
築35年ほどたったトタン屋根で、トタンのサビ、塗膜の剥がれ、屋根に空いた穴など不具合の多い屋根でした。
塗膜に紫外線が当たると内部にラジカルという塗膜劣化因子が発生します。
ラジカルが発生することで塗膜が破壊されるため、塗り替えが必要になるのですが、今回はこのラジカルの発生を抑制する機能があるシリコン樹脂塗料、関西ペイントのアレスダイナミックルーフを塗装しました。
ラジカル発生が抑制されるので長持ちします。従来のシリコン以上、フッ素未満の対候性が期待できます。
街の屋根やさん松本諏訪平店では有資格の経験豊富なスタッフが屋根や外壁の問題を解決します。
屋根や外壁にお困りごと、お悩み事、不安、不満をお持ちの方、一度街の屋根やさんまでご相談ください。
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〇この現場の岡谷市ってこんな街
戦前の製糸工業から戦後精密工業へと移っていったものづくりの人口4.8万人の都市が岡谷市です。諏訪湖のほとりに位置していて全国有数のつつじの名所として知られている鶴嶺公園はじめたくさんの自然に囲まれています。また、ウナギの町岡谷としても知られています
どういう訳か屋根に穴が開いているので板金用のパテで埋めることにしました、穴が開いていたまま塗装しても雨水の侵入を防ぐことはできません。たまに雨漏りするから塗装してほしいというお客さんがいますが塗装では雨水の侵入は防ぐことはできません。雨漏りしている場合は水の侵入箇所を特定して正しく処理しなくてはなりません。
前回塗装の塗装が剝がれているのでケレン作業が必要になります。剝がれる原因として下地処理が不十分である事が原因か下地処理とはケレン作業や下塗り材料が下地と合っていない場合やその他には塗膜の硬化不良、温度変化による金属の熱膨張に塗膜が追従する事が出来ずに剝がれるなど考えらえます。この場合再度塗装してもまた剝がれる可能性があるので、塗装される場合には注意点としてご承知おきください
ケレン作業種類は1種ケレン2種ケレン3種ケレンの3種類あります、
今回は3種ケレン手作業でのスクレイパーやたちナイフ
、たわしによる施工方法でケレン清掃を行いました。
3種ケレンとは古い塗膜を全て除去する事なく 剝がれたり膨れたりして防錆機能を失っている悪い状態の部分のケレンのことを指します。
残す部分は密着が十分で上から新しい塗料を塗っても支障のない良いコンディションの部分のことです。
ケレンゴミも掃除しながらできるので周りに散らかす事が少なく近所にも配慮しながら作業を進めることができます。
状態の良い塗膜のことを活膜といい悪い部分を死膜とも言います。
2種ケレンは電動工具などで死膜部分を削り取ります。
3種ケレンと同様に活膜の部分は残しての塗装になります、作業スピードがUPしますが多少周りにゴミが散らばるのでお家の周辺の清掃も念入りにする必要があります。
近隣の状況やお客様の要望によって3種か2種が決まります。
1種ケレンは一般住宅で施工する事はないですが、死膜も活膜も全部剝がして完全に素地の状態までするケレンでサンドブラストなどでケレンします。
主に橋梁の塗装の下地調整の為に1種ケレンを施工します、平米当たり400円~8500円位の値段がかかります。
塗装より高くなってしましますよね。
2種ケレンや3種ケレンは費用が安く済むので経済的です
ケレンが終わり錆止め塗装を施工していきます。
近年は錆止めにも色が豊富で過去に主流だった赤錆色以外にも色が選べます。
例えば今回黒錆色を選ぶ理由は上塗り塗装の色が濃い色の場合に選びます仕上やすく効率的に塗装できて隠蔽率も高くきれいに仕上がるためだったり
します。
遮熱塗装をする場合は日射を反射させるために白錆止めを下塗り塗装することもあります。
赤錆色しかなかった時代は錆止めを作る材料が赤錆色をしている為赤錆色に限られていました。
またクロムや鉛などの人体に有害な成分も多く含まれていて尚且つ錆止めの効果も弱く密着性能も悪いため現在はJIS企画(日本工業規格)からも外れているのでプロの職人はほとんど使うことがなくなりました。
現在主によく使われているのはエポキシ樹脂錆止め塗料で2液型の塗料になります。
2液型とは現場で主剤に硬化剤を加えるタイプの材料です決められた比率で調合して材料を作ります。
調合された材料が余ると次の日には固まってしまうためなるべく余らせないように気にしながら材料を作る必要があるめんどくさい材料ですが錆止めとしての効果と密着性は抜群良いです。
ステンレスやアルミや亜鉛にも塗ることができるので塗膜の剝がれや膨れなどのリスクが軽減します。
塗る側の職人も安心して使える材料です。
今回使用した材料も関西ペイントの弱溶剤エポキシ樹脂錆止め塗料の黒錆色で塗装しました。
ケレンではがした部分や塗料の膜厚が足りない部分は増塗りをする事もあります。
色が濃くなっている部分は増塗りをしてある部分です。
増塗りをする事で細かい傷も消えるので仕上がり良く錆止めの効果も高くなることが期待できます。
サビ止塗装料は紫外線への耐候性がありませんので上に塗装して守る必要があります。
耐候性のある塗料として一般的に屋根に塗る塗料としてアクリル樹脂塗料5年から7年で塗替えが必要な材料から最高でフッ素樹脂塗料20年と長持ちする材料まで様々あります。
大手メーカーが得意とする材料がシリコン塗料です。
近年はフッ素塗料が出てきたことでシリコンの需要が減ってきたこともあってか、シリコンも過去のものに比べてかなり性能がよくなっている印象です。
一昔前まではアクリルシリコン樹脂塗料がよく使われていました耐候年数は7~10年で塗り替のものがシリコン塗装の主流でしたが、現在は13年~15年まで耐候性能が伸びています。
塗装してみた感じですが良くなっているなと実感できました。
塗膜の劣化原因になる酸化チタンを抑制する機能や高い親水性で雨水が汚れを洗い流してくれる多機能なのが特徴です。
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