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茅野市:伝統の赤瓦から先進のガルバリウム鋼板へ:新しい時代の屋根リノベーション
茅野市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
雨漏りがあったので、インターネット検索をして街の屋根やさんに相談しました。点検してもらうと野地板に穴が何カ所か開いていて、そこから雨漏りがあったようです。防水シートを入れ替えて葺き直しも提案されましたが、耐震性を考え金属屋根への葺き替えをお願いいしました。いろいろ気を使って丁寧に工事をしていただき、屋根のイメージチェンジもできて大変満足しています。
といううれしいお言葉をいただきました
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:1週間
- 築年数:40年
茅野市で瓦屋根から金属屋根への葺き替え工事を行いました。
既存の瓦は赤瓦で、通常よりも高温で焼くため耐久性が高く、主に日本海側の寒く積雪の多い地域を中心に使われています。特に島根県石見地方のの石州瓦が有名です。
地域や気候によって多く使われている屋根材が違うことがあります。私たちの商圏である松本地域は比較的瓦の屋根が多いのに対して、諏訪地域は瓦は少なく、金属系の屋根が多いと思います。屋根材と地域性の関係を調べてみるのも面白いかもしれません。
今回はその赤瓦から金属屋根へ葺き替えた工事の様子をご紹介します。
街の屋根やさん松本諏訪平店では有資格の経験豊富なプロのスタッフが屋根や外壁の問題を解決します。
屋根や外壁にお困りごと、お悩み事、不安、不満をお持ちの方、一度街の屋根やさんまでご相談ください。
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施工前の屋根の様子です。
耐久性が高い瓦なので、瓦自体に割れているようなところはありません。
しかし、瓦をめくってみると・・・
ルーフィング(防水シート)は風化してしまいほとんどないに等しい状態です。下地の野地板に隙間があるのか、破れたルーフィングのところが穴になっています。多分雨漏りはこういったところから発生したものと思われます。
壁際の雨押えの瓦がずれて壁との間に隙間があります。壁から伝ってきた雨がここから入っている可能性が高いです。ここも雨漏りの原因でしょう。冷気が入って室内が寒かったと思います。
瓦自体は汚れ程度で問題なかったので、新しくルーフィングを敷きなおして、瓦を戻す葺き直しの工事も考えられたのですが、耐震性などもも考慮し、軽量の金属屋根への葺き替え工事となりました。
まずは古い瓦を撤去します。
瓦は1枚の重さが約8kgあります。1坪で53枚使用、1㎡あたり16枚くらいの計算です。およそ100㎡の屋根なので、1600枚、12800kg、約13tの瓦が屋根に乗っていたことになります。これを撤去し、下に降ろしてトラックに運搬します。かなりの重労働なので、瓦おろしの日は社員総出で作業にかかります。
松本や諏訪ではほとんどの場合、乾式方法で瓦を止めています。乾式方法とは写真の赤い矢印の桟木という角材に瓦をひっかけて止める方法です。対義として湿式という止め方があります。土や粘土を屋根に敷いてその上に瓦を乗せて止める方法です。この辺りでは見たことがない止め方です。
土や粘土を使わない乾式の屋根ですが、長い年月の間に砂ぼこりが入ってきて、瓦を外すとそれなりの砂や土が残っています。これもきれいに掃除します。
桟木や古いルーフィング、土や砂を取り除いて、丸裸になった屋根です。残った木材が野地板という屋根材の下地になるものです。昔はこのように細長い木材を使っていました。施工当初は隙間なく敷き詰められた野地板かと思いますが、年数が経って気がやせてきて、このように隙間だらけになったのだと思います。これでルーフィングが効いていなかったので、どこから雨漏りがあっても不思議ではありません。
丸裸になり、脆弱な野地板が出てきたところで、まずは新しい野地板として12mm厚の構造用合板を敷きます。写真ではわかりにくいのですが、縦のつなぎ目を敢えてずらして取り付けます。つなぎ目がそろっていると地震の際揺れを受け止めることができないからです。
屋根にはなくてはならない建材がルーフィングです。仮に屋根の下に水が入ってしまっても、ルーフィングがしっかりしていれば室内に水が入ることはありません。昔のルーフィングは屋根材よりも耐久性がなく、屋根より先にダメになってしまっていましたが、最近では高耐久のルーフィングが出てきているので安心です。その高耐久のルーフィングのひとつが、弊社が標準で使っているチャンピオンルーフィングです。樹脂シートがベースになっているので簡単に破れることはありません。
新しい屋根材を取り付けていきます。
使用した屋根材は月星商事株式会社のタフワイド、ガルバリウム鋼板製で塗膜15年保証が付いています。
鉄板1枚の屋根材で、今まで瓦だったので屋根に落ちる雨音が気になるかもしれませんが、慣れてしまえば大丈夫かと思います。
見えている角材は棟板金の下地のヌキという角材です。勾配方向が違う屋根がぶつかるところを棟(むね)と言います。ここはどうしても隙間になってしまうので、棟板金をかぶせて水の侵入を防ぎます。
棟板金をかぶせたところです。屋根の勾配は屋根によってさまざま、三角形の棟板金はその角度に合わせなければいけません。ほとんどの場合、角度に合わせてオーダーメイドで棟板金を加工します。
壁際遺産家訓部分が雨押えという、同じく板金です。屋根と壁の取り合いの隙間から雨が入らないようにかぶせる建材です。
これで葺き替え工事が終わりました。
今まで赤瓦の色の屋根でしたが、漆黒の屋根にイメージチェンジ、雨漏りの心配もいりません。
街の屋根やさん松本諏訪平店では屋根や外壁の点検、調査、お見積りは無料で行っています。屋根、外壁にお困りごと、お悩み事、不安、不満をお持ちの方、一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。
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