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諏訪市防水工事|天井から雨漏り!見逃せないバルコニー防水メンテナンス方法
諏訪地域 台風 遮熱シート
【工事のきっかけ】
大雨が降った日、リビングの天井から大量に雨漏りが発生したそうです。緊急ですぐに駆け付け確認したところ、天井の石膏ボードが何枚か剥がれ落ち、ビニールシートが貼られていました。お施主様が応急処置として貼ったとのことでした。リビングの上は広いバルコニーになっていてそこからの雨漏りと判明。塩ビシート防水の劣化で防水できていませんでした。
バルコニーの防水の方法はいろいろありますが、比較的安価で施工も容易なFRP防水を新規で施工することになりました。
基本情報
- 施工内容:台風 遮熱シート
- 施工期間:4日間(内装工事含む)
- 築年数:30年

諏訪市でバルコニーの防水工事を行いました。
夜に大雨が降った後、朝起きてリビングに行ってみると天井から雨漏りしていたそうです。天井の石膏ボードが何枚か剥がれ落ちていたとの事、応急処置でビニールシートで天井をふさいでいました。
朝一番で連絡をいただき、すぐに駆け付けました。
上がバルコニーなので、原因は間違いなくそこ、ということで、バルコニーを見せていただくと、塩ビシート防水に不具合がありました。バルコニーの防止はいろいろ方法はあるのですが、このお家は塩ビシート防水を採用されていました。防水をし直さなければならない状況、比較的安価で施工の藻時間がかからないFRP防水を施工することになりました。

天井の石膏ぼうーどが4枚ほど剥がれ落ちていて、応急処置でビニルシートが貼られています。まだ水が落ちてきて、ビニールシートももう持ちそうにありません。

バルコニーの防水は塩ビシート防水でした。
塩ビシート防水とは、文字通り防水面に塩ビシートを貼り付ける防水方法です。防水面と塩ビシートが密着しているので、湿気などでシートが浮いてくることがあります。
床のプラスチックタイルが浮いているのが写真でもお分かりいただけるかと思います。タイル自他には防水性はなく、見た目だけの飾りなので浮いていても防水性には問題ないのですが、シートの浮きは気になります。

全体的にバルコニー床のプラスチックタイルに歪みがあり、シートが浮いていることがわかりました。ただ、シートは1.5mmくらいの厚みがあり、浮いてるだけでは水の侵入は考えにくいのですが・・・

壁際に5cmほどシートの立ち上がりがあります。その立ち上がりの部分のシートが硬化して割れているところが何カ所かありました。多少の雨ならば立ち上がりが割れていても大量の雨漏りにつながることはないと思うのですが、失礼ながら、バルコニーのお掃除が行き届いていなくて、排水口にはゴミが詰まっていました。大雨が降るとプール状態になってしまうそうです。たまった水がこの割れた穴から入り、階下のリビングに落ちたのだと思います。
詰まったごみを取り除くとまだ残っていた水が勢いよく流れていきました。
この状態だと新しく防水工事をするしかありません。
FRP防水とは その施工方法 下地の構造用合板を張る

防水の方法はいくつかありますが、今回は比較的安価で工期も早く済むFRP防水を施工することになりました。
FRPは Fiber Reinforced Plastic(繊維強化プラスチック)の頭文字をとったもので、ガラス繊維シートを補強材にしたプラスチック樹脂です。船の船底やお風呂の浴槽などにも使われる防水性の高い建材です。ベランダやバルコニーの床の防水材としてもよくつかわれています。ベランダやバルコニー防水の場合は、FRP層の上にウレタン防水塗装でさらに防水性を高めます。
まず防水面を平滑にするために12mm厚の構造用合板を張ります。平滑と言っても排水口に向かって水が流れるための若干の勾配が付いています。

次に構造用合板の上に来るガラス繊維シートとプラスチック樹脂と構造用合板の密着を高めるプライマーを塗ります。接着剤の役割がある塗料です。ひとつ上の写真とこの写真で下のほうが色が濃くなっているのがわかるかと思います。プライマーを塗って濡れた感があります。
FRP防水施工方法 ガラスシートを貼り、プラスチック樹脂を塗ります

ガラス繊維シートを貼りその上にプラスチック樹脂を塗ります。白いのがガラス繊維シートです。ガラス繊維シートで補強されたプラスチック層を作ります。
FRP防水施工方法 トップコートと強化プラスチック面を密着させるプライマー

ここでもプライマーを塗ります。このプライマーは先に作った強化プラスチック層とこの後に塗るトップコートの密着を高める塗料です。

使った塗料は日本特殊塗料のタフシール速乾プライマーです。

壁との立ち上がり部分5㎝ほどにも構造用合板を張っています。その取り合いにシーリングを打ちます。合板と合板の間から水が入らないようにするためです。
ここでも下塗りのプライマーを塗ります。下地を丁寧にやることで密着を高め、防水効果を強固なものにします。何事も下地が大切です。

専用のガンで押し出しながらシール材を打っていきます。多めに抽出して後でヘラで均します。そうすることで打ち残しがないシーリング層ができます。

こちらが使用したシール材です。タイヤでおなじみのヨコハマゴムのシール材です。変成シリコンという種類のシール材で、変成でないとこの後の防水塗料が乗りません。必ず変成シリコンを使います。

最後にトップコートを塗ります。ウレタン防水塗装です。

塗装面のアップの写真です。粒が入ってザラザラしているのがわかるかと思います

これは塗料の中に骨材というチップが入っているためです。
バルコニーやベランダは当然人が乗って歩くところです。つるつるの床面だと、雨が降って濡れた後は滑って危険です。そのため骨材を入れて床面をざらざらにし、滑るのを防ぎます。

これでFRP防水工事が終わりました。
後日、剥がれ落ちた室内の天井の修復工事も行っています。
工事が終わって数日後、また夕立がありかなりの量の雨量でした。雨漏りしていない自信はありましたが、念のため様子をうかがうと、全く雨漏りはなかったと喜んでいらっしゃいました。
防水層はしっかり作りましたが、バルコニーがプール状態なることは想定していません。今度は排水口のお掃除もまめにやってくださいとお伝えしておきました。
【工事完了後】

セメント瓦屋根葺き替え工事完成
本棟部分
セメント瓦屋根葺き替え工事完成
本棟部分から東面

セメント瓦屋根葺き替え工事完成
本棟部分から東面

セメント瓦屋根葺き替え工事完成
西面
セメント瓦屋根葺き替え工事完成
谷部分

セメント瓦屋根葺き替え工事完成
谷部分

セメント瓦屋根葺き替え工事完成
壁水切り
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