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松本市今井のセメント瓦からSGL鋼板への葺き替え工事をご紹介
【工事のきっかけ】
雨漏りがしている気がして見てもらいました。雨漏りはなかったのですが、瓦が割れていたり、いつ雨漏りがしてもおかしくない状態だということで、思い切って葺き替えることにしました。
基本情報
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- 使用材料:チャンピオンルーフィング
遮熱シートサーモバリア
月星商事タフワイド
松本市今井で行ったセメント瓦を撤去して、SGL鋼板のタフワイドに葺き替えた工事をご紹介します。割れたり苔が生えていた古いセメント瓦をすべて撤去すると、野地板の上にボロボロになったルーフィング(防水シート)が出てきます。ここに野地板の代わりに厚さ12mmの構造用合板を敷き詰めます。その上に厚くて丈夫な新しルーフィングを敷き、今回は平屋に金属屋根なので暑さ対策として遮熱シートを敷きました。この遮熱シートは太陽からの熱を反射させて暑くなるのを防ぐので、断熱材よりも効果があるといわれています。その上にガルバリウム鋼板製の屋根材を葺いて完成です。
まずは古いセメント瓦を撤去します。松本市今井は周辺に畑が多く風が強い日は砂ぼこりが舞う地域です。また、このお家は杉の木に囲まれているので、瓦を撤去すると砂や杉の葉がたくさん出てきました。もちろんこれらもきれいに掃除をして次の工程に進みます。
この山になっている木材は瓦桟といって瓦上がズレ落ちるのを防ぐ角材です。これも1本残らず撤去します。釘止めされているので外すのも一苦労です。
砂ぼこりや枯葉の掃除です。ほうきである程度取り除いてから、ブロアで吹き飛ばしました。近隣にお家がなかったのでこの吹き飛ばしの方法でできましたが、住宅密集地ではできない作業です。
掃除が終わると次は12mm厚の構造用合板を敷き詰めます。1枚物を貼っていき、足りないところはカットして貼っていきます。屋根やさんでもできますが、ここは大工さんのほうが手馴れています。今回は大工さんも参加してくれたので助かりました。
次にルーフィングを敷いていきます。1m幅長さ20mのロールをタッカーというコの字の針でロールを転がしながら止めていきます。
ここまでを1日で終わらせました。合板のまま1日の作業を終えて、夜雨が降ってしまうとそのまま雨漏りになりますが、ルーフィングを敷いておけば多少雨が降っても問題ありません。
次が今回の工事の肝であるサーモバリアという遮熱シートです。夏対策には断熱材と遮熱材がありますが、遮熱シートは熱を反射させて熱対策をします。一方断熱材は熱が入り込むのを防ぐ材料です。遮熱シートのほうが熱対策には効果があるといわれています。このサーモバリアはエアキャップなど5層を純度99.9%アルミシートで挟んでいる7層構造になっています。厚さわずか4mmのシートなので施工性がよくお値段もさほど高くありません。施工費込みで100㎡の屋根でおよそ10万円です。
屋根の頂上である棟、屋根の斜めの端の部分のケラバに下地材を打っていきます。通常は木材を使いますが、年月が経つと雨で風化して腐ってしまいます。その防止策として弊社では樹脂製の下地材を使います。
同じく下地材として軒先に唐草という板金を入れます。屋根先端から下に巻き込んで取り付けることにより、雨が軒先に伝っていくのを防ぐ役割があります。
サーモバリアがまぶしく手作業するのも大変です。
谷板金の取り付けです。勾配の方向が違う屋根同士がぶつかるところに谷はできます。一番雨が通るところなので、雨が入らないように丁寧に取り付けていきます。
屋根材の取り付けです。
下から上に向かって取り付けていきます。上下の屋根材同士のジョイントは篏合式になっていて嵌め込んでジョイントしていきます。簡単には雨が入らない構造になっています。
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瓦を剥がした時に瓦の雨仕舞も剥がさなければいけませんでした。するとモルタル壁から下地のガラ板が出てきましが想定内です。
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L字に加工した板金を屋根材に差し込んで、ガラ板を板金でカバーしました。捨て水切りといいます。その上に壁水切りという板金をかぶせて二重の防水で雨水の進入を防ぎます。
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細かいところも終わり完成しました。
この後足跡などを塗装で使う高圧洗浄で洗い流して掃除も終了です。
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