忠岡町のベランダのパネル張替工事でポリカパネル・ブロンズを取付
忠岡町 その他の工事
【工事のきっかけ】
忠岡町にお住いのO様より雨漏りや内装工事などのご相談をいただき、その時のお打ち合わせでベランダのテラス屋根のお話をいただき、パネル張替工事を行うことになりました。
既存のパネルはアクリルパネルで、台風の強風で5枚のうち2枚が飛ばされてしまいました。
屋根に残っていたパネルも月日とともに傷んでおり、今後割れる可能性があったので、耐久性のあるポリカパネル（ポリカーボネート製のパネル）に交換しました。色は既存んと同じブロンズです。
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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基本情報
- 施工内容：その他の工事
- 施工期間：1日
- 築年数：約30年
- 施工費用：約13.8万円（税込）
- 使用材料：ポリカパネル（ブロンズ）・コーキング・雨樋セット
- 保証年数：2年
現地調査時の様子です。
O様邸はベランダにテラスが設置されていますが、台風の強風でパネルが2枚飛ばされてしまいました。
「洗濯物を干す時に不便なのですべて張替えてほしい」というご希望です。
既存のパネルはアクリルパネルでしたが、より耐久性のあるポリカパネルへ張替えることになりました。
アクリルパネルは透明なプラスチック素材の中でも安価で扱いやすいことから、昔はカーポートやテラス屋根に使われることが多かったのですが、劣化すると割れやすくなるので、今では割れにくいポリカパネルが主流になっています。
屋根に残ったアクリルパネルも今後割れる可能性がありますし、新旧の差が出てしまうことから、この機会にすべて張替えることになりました。
ポリカパネルはポリカーボネート素材のパネルで、衝撃に強くて割れにくい特徴があります。変形や変色も少ないので、アクリルパネルよりも長く使用いただけます。
台風の時にテラス屋根の雨樋（あまどい）も破損してしまったので、雨樋セットを交換することになりました。
雨樋とは屋根に落ちてきた雨水が直接流れ落ちないように受けて排出させる設備のことです。
雨樋が破損するとそこから雨水が漏れて地面を削ったり外壁などの劣化を早めてしまいます。
O様邸の雨樋の破損は1箇所でしたが、呼び樋・竪樋（たてとい）をセットで交換しないといけません。
呼び樋とは軒樋（のきどい・横向きの雨樋）から流れてきた雨水を竪樋に送るための樋です。
【雨樋についてはこちら】
➡ 雨樋工事でお家を雨水から守る! 雨樋の修理・交換、お任せください
同じ形状の雨樋がもう製造されていなかったので、代用品をご用意しました。
ジャバラの配管（呼び樋）が短いので、そのまま取付けると引っ張った状態になるため、ゆとりを持たせるために位置を変えて取付けました。
ジャバラの配管は劣化すると割れやすくなるので長持ちするように荷を掛けないように配慮しています。
雨樋を移設したので、もとの落ち口（雨水が流れ落ちる部分）から雨水が漏れてしまいます。
アルミの部材をカットしてコーキングで接着して穴を塞ぎました。
【コーキングについて】
➡ 屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
この工事でパネルをすべて張替えるので、既存のパネルを撤去します。
O様邸のテラス屋根のパネルはパネルの上に押さえ部材をのせてビスで固定されています。
押さえ部材を外してからパネルを撤去しました。
押さえ部材の眉宇が緩むと強風を受けた時にパネルがバタついたり飛ばされる原因になりますので、パネルが風で動くことがあったら業者に依頼して点検してもらいましょう。また、台風前にも点検すると被害を最小限に抑えられます。
【関連記事】
➡ 台風被害に遭う前に屋根とお住まいの対策をしておきましょう
➡ 季節別・築年数別知っておくべき住まいのメンテナンスサイクル完全版
パネルを外して確認すると、テラス本体と外壁との取り合いにひび割れが生じていたので、コーキングで防水することになりました。
外壁との取り合いがひび割れるとそこから雨水が浸入して内側に流れ込んでしまいますし、本体を固定しているビスから壁の内側に雨水が染み込む可能性があります。
O様邸はベランダの下のお部屋で雨漏りしているので、防水性を向上させるためにきちんと処置しました。
この部分はパネルを外した時だと処置がしやすいので必ず点検する箇所です。
外壁との取り合いをコーキングで防水したあと、ポリカパネルを取付けました。
端から順番に取り付けていきます。一番最後の張じまいまではベランダに立てた脚立に乗って作業できますが、張りじまいはテラスの外側から出ないと固定することができません。（パネルがあるので）
押さえ部材にはパッキンが取り付けられていますが、経年で傷んできていたので、隙間があく可能性がありました。
パネルをしっかりと押さえるために間にクッション材を入れてから押さえ部材で固定しています。これで風でパネルがバタつくのも抑えることができます。
パネルの上に押さえ部材をのせてビスでしっかりと固定しました！
パネルをしっかりと取付けていても限度を超えた風を受けるとパネルが飛ばされてしまいます。
「強風のたびにパネルが飛ばされて困る・・」というかたも多いと思いますが、これは、テラス屋根の仕様なのでどうにもなりません。パネルが外れないように頑丈に固定してしまうと、風を受けた時に本体に荷がかかって倒れる危険性があるからです。
すべてのパネルを張り替えて工事完了となりました。
屋根を復旧したので雨水がベランダに直接入ることがなくなり、雨漏りのリスクも低減することができました。
O様邸は雨漏り修理でベランダの防水工事も行っています。下記のリンク先で工事の様子をご紹介しているので、よろしければ参考にしてください。
【忠岡町O様邸の現場ブログ】
現地調査 ➡ 忠岡町のベランダの下のお部屋の照明器具付近で雨漏り発生！
ベランダ防水の下地調整 ➡ 忠岡町の雨漏りしているベランダの防水で下地調整をご紹介！
ウレタン防水施工 ➡ 忠岡町の雨漏り修理でベランダに液体状のウレタン防水材を塗装！
テラスのパネル張替 ➡ 忠岡町のベランダのテラス屋根のアクリル板をポリカパネルに張替え
もうすぐ台風の季節がやってきます。
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