貝塚市のケラバ水切りの修理などの台風被害箇所の修理について
貝塚市 火災保険
【工事のきっかけ】
貝塚市にお住いのS様より「2年前の台風で屋根やカーポートなどに被害があり、まだ修理できていないんです。
火災保険の申請もまだできていないので、そろそろ修理しなきゃと思って・・」というご相談をいただき工事に至ります。
貝塚市S様邸は、約2年前に大阪に上陸した台風根の影響で屋根などに被害を受けました。
火災保険の請求期限が迫り、間に合うようにと修理をご検討されていました。
台風の被害は、屋根のケラバ水切りの破損、そしてベランダ屋根とカーポートの平板の飛散です。
お見積り書をお預けしてそれぞれ工事を行いました！
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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基本情報
- 施工内容：火災保険
- 施工期間：1日
- 築年数：約35年
- 施工費用：約18万円（税込）
- 使用材料：ガルバリウム鋼板、シーリング、ポリカ平板
- 保証年数：2年
皆さまは火災保険に請求期限があるのをご存じでしたか？
火災保険に申請して工事を行う場合、被害を受けてから3年が経過すると時効になってしまいますので注意してください！火災保険の請求期限は保険法第九十五条によって3年と定められているのです。
「火災保険に入っているから」と安心していても、バタバタしているうちに期限が過ぎてしまった・・となると修理費用を全額負担しないといけなくなります。
また、ご加入されている保険の内容によって適用する箇所が異なりますので、台風シーズン本番になる前に詳細を確認して備えましょう！
貝塚市にお住いのS様より台風被害のご相談をいただき、現地調査にお伺いしました。
S様邸の屋根はカラーベストを葺いていました。
カラーベストとは「化粧スレート」「スレート」「コロニアル」とも呼ばれる厚みが5mmほどの平らな板状の屋根材のことで、現在新築の住宅で最も使われています。S様邸の屋根は、台風で被害を受けてはいませんでしたが、経年でいくつかの劣化症状が出ていました。
1.色褪せ（いろあせ）
カラーベストは製造の段階で表面を塗装して防水性を加えています。ですが塗膜は永久的ではないので、次第に剥がれて色褪せてきます。
カラーベストについての記事
➡ スレート屋根（コロニアル、カラーベスト）のチェックポイントとメンテナンス方法
3.板金の釘の緩み
カラーベスト葺きの屋根には雨水が入るのを防ぐために各所に板金が取り付けられています。その板金を固定している釘が次第に緩んでくることがあります。
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台風での被害を確認していると、ケラバ水切りが破損していることが分かりました！
ケラバ水切りとは屋根の三角になった面の端に取り付ける金物のことで、屋根に落ちてきた雨水が内部に入るのを防ぐ役割があります。
台風時に何かが飛んできたのか大きくへこんでいました。屋根の下地が見えているので、このままだと雨水が染み込んで屋根の下地を
腐食させる可能性がありました！
ケラバ水切りはカラーベストの下に入り込んでいる為、交換するとなるとカラーベストをめくらないといけないので現実的ではないですし、実際に工事を行うとかなり費用がかかってしまいます。
そのため、破損している部分に新しい板金を被せて修理するご提案をさせていただきました！
台風の強風でベランダ屋根の平板が割れて飛ばされていました！
カーポートの平板も台風の強風で割れて飛ばされている状態です！
それでは貝塚市S様邸で行った台風被害箇所の修理工事の様子をご紹介させていただきます。
まずはケラバ水切りの修理について分かりやすくお伝えしていきます。
S様邸のケラバ水切りは台風で飛散物がぶつかったのか大きくへこんでいました！
ケラバ水切りはカラーベスト（屋根材）の下に潜り込んでいるので、交換するとなるとカラーベストを剥がさないといけないのでその分費用がかかってしまいます。今回はできるだけ費用を抑えるために部分的に修理するご提案をさせていただきました。（ご加入されている火災保険の内容で、費用がそれほど下りない可能性があったため）
ケラバ水切りを交換するとなると足場が必要になりますが、今回は部分的な修理ですので、梯子での作業が可能になりました。
梯子で作業ができると足場の費用が抑えられます！
S様邸はこの工事でカーポートの割れたアクリル板を交換するのですが、先に割れたアクリル板を撤去して、そこにあいた開口を利用して梯子を立ててケラバ水切りの修理を行なうことになりました。
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規格サイズのケラバ水切りをカットしてS様邸で使用します。
ケラバ水切りは、カラーベストを葺く前に取り付けて、水切りのコの字の部分にカラーベストを差し込む形で固定します。
S様邸は今回の修理で既存のケラバ水切りの上に新しい水切りを被せて取付けるため、補修する箇所のサイズに合わせて、余分な部分はカットして加工しました。
先に、ケラバ水切りの破損した部分から雨水が入らないようにシーリングを充填して防水しました。
シーリングは防水だけでなくこの上に被せるケラバ水切りを固定する役割も担っています。そのため、シーリングが乾く前に水切りを取り付けないといけません！
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➡ 屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
サイズに合わせてカットした水切りの裏側にもシーリングを充填して、破損した部分を覆うように取付けて修理していきます！
シーリングは雨水の浸入を防いだり、接着したり、隙間を塞ぐために用いられます。屋根工事や雨漏り修理、防水工事でも大活躍しています。
容器に入っている時は粘り気のある半固体状ですが、乾いて固まると弾性のあるゴム状になり、防水したり、緩衝材としても使用できます。
破損した水切りの上にシーリングを用いて新しい水切りを取付けました！
既存の水切りとの取り合い部分から雨水が入らないようにシーリングを充填して修理完了です。
水切りが破損したり剥がれてしまうと、ケラバ部分から雨水が浸入して屋根の下地の野地板を腐食させる原因になります。
野地板が腐食すると屋根材をしっかりと固定できなくなり、屋根自体の耐久性が低下してしまいますので、放置せず必ず修理しましょう。
S様邸ではケラバ水切りを部分的に補修しましたが、雨水が入らないようにきちんと処置していますので安心していただけました。
ベランダ屋根のアクリル板が台風で2枚割れてしまいました。
アクリル板は安価でお求めやすいですが、経年で割れやすくなることから、今は丈夫なポリカパネルが主流になっています。
割れたアクリル板を撤去して丈夫なポリカパネルに張り替えました。
ポリカパネルはポリカーボネート樹脂製のパネルです。特徴として、衝撃に強くて割れにくい、そして加工がしやすいことから現在主流になっています。アクリル板よりも強度亜あり長持ちするので今後は割れる心配はほとんどありません。
ーポートのアクリル板も1枚割れて飛ばされてしまったので、ポリカパネルに交換しました。
ポリカパネルは透明なプラスチックの中でも強度・耐久性共に最高クラスです！
新旧の差がどうしても出てしまうので、事前にそのことをお伝えしてご了承いただいております。
カーポートやテラスのアクリル板が飛ばされて「この機会に耐久性のあるポリカに張り替えたい！」というご相談も承っておりますのでお気軽にご相談くださいね(^-^)/
貝塚市S様邸で行った台風被害箇所の修理はこれで完了です！
工事の様子を現場ブログで詳しくご紹介していますので良かったらご覧になって下さいね！
貝塚市S様邸の現地調査はこちら
➡ 貝塚市の火災保険の請求期限が迫った台風被害箇所のご相談
現場ブログはこちら
➡ 貝塚市のケラバ水切りを修理してポリカパネルを張り替え！
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