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高石市で強風で庇の板金が剥がれて庇修理を行ないました!
高石市 台風 台風 庇修理
【工事のきっかけ】
高石市の庇を修理した施工事例です。
庇とは窓や開口部の上に設置する小さな屋根のことで、窓から雨水が吹き込むのを防いだり、日差しを遮る役割があります。K様邸は、台風の強風で庇の板金が剥がれて浮き上がってしまいました。板金をめくって確認すると、下地は再利用できる状態でしたので、既存の板金を撤去してより耐久性があるガルバリウム鋼板に張り替えました。
基本情報
- 施工内容:台風 台風 庇修理
- 施工期間:1日
- 築年数:約38年
高石市の皆さまこんにちは!
皆さまのお家には庇(ひさし)がありますか?
庇は窓や開口部の上に設置されている小さな屋根のことです。
普段はあまり気にすることが無いかもしれませんが、庇が傷むとそこから雨漏りすることがありますので、
お住いを点検するときには必ずチェックする部分です。
庇の仕上は板金を張っていたり、モルタル仕上げだったりと各住宅によって異なりますが、
今回は高石市K様邸の板金仕上げの庇の修理の様子をご紹介させていただきますね!
「私の家の庇と同じだ!」という方は、破損状況や修理方法など参考にしていただけると嬉しいです (*^-^*)

庇(ひさし)とは、窓や玄関、開口部の上に設置されている小さな屋根のことです。
最近は固定資産税の影響(庇を設置すると固定資産税が増税されます)やデザイン性などの面で敢えて庇を設置しない住宅も増えていますが、庇があると便利なことがいくつかあります。
庇について詳しくご紹介した記事がありますので気になる方は下記のリンクよりご覧になって下さい。
庇を設置するメリット
■ 窓や玄関に雨水が吹き込むのをある程度防ぐことができます!(庇が無いと思いのほか雨水が吹き込みます)
■ 太陽の光を遮るので日除けとして活躍してくれます!(夏場はお部屋に直射日光の入る量が少なくなります)
■ 窓や玄関、外壁などが汚れにくくなります!(庇は雨を遮るので窓や玄関、外壁に雨水が直接あたる量が少なくなるので汚れにくくなります)
このように、庇を設置するとメリットはあるのですが、
庇自体が劣化すると雨漏りすることがありますので、
定期的なメンテナンスも必要です。
それでは高石市にお住いのK様よりいただいたご相談で、庇の不具合の状況をお伝えしたいと思います。
台風の強風を受けて、庇の板金が浮き上がって波打っている状態でした。
庇の板金が剥がれたり浮き上がってしまうと、庇の内部に雨水が浸入して下地を腐食させて耐久性が低下することがあります。また、庇は勾配(こうばい)がほとんどないので、雨水が部屋内に入り込んで雨漏りすることも・・・!
勾配ってなに?

屋根に上がって庇の状況を確認すると、板金の継ぎ目が浮いている状態でした。
この庇には「カラー鋼板」という板金を取付けています。
カラー鋼板とは鋼板の表面を塗装して、耐久性や意匠性などの機能をもたせた鋼板のことで、表面の塗膜が健全な間は雨水や外気の影響から守られていますが、塗膜が風化したり剥がれてくると錆が発生するので、錆が進行する前に塗装などの定期的なメンテナンスが必要です。
庇の板金をめくって下地を確認すると、下地はまだ丈夫でしたので、修理の際には再利用できる状態でした。
板金に関しては、裏面に発生していることが分かりました。
カラー鋼板は表面は塗膜で保護されていますが、裏面は素地のままですので、空気と水に触れると酸化して錆が発生してしまいます。
錆びは必ずしも目に見えるところに発生するという訳ではなく、内側でじわじわと進行していることがあります。
高石市K様邸の庇修理のご提案内容
■ 庇の既存の板金を撤去して錆に強くて長持ちするガルバリウム鋼板に交換します。
■ 庇の既存の板金を少し残して水切りとして使用します。
■ 庇の下地は問題なかったので再利用します。
■ 庇や屋根の修理では足場が必要になることが多いのですが、K様邸は下屋の上から作業ができるとの判断で足場を設置せず梯子作業で行います。
以上の内容で後日、庇修理を行ないました!

それでは高石市K様邸の庇修理の様子をご紹介させていただきます。
既存の庇の板金を撤去して耐久性のあるガルバリウム鋼板を取付ける工事になります。
既存の庇の板金は、外壁の中に埋め込まれているので、すべて撤去するとなると外壁を一部解体しないと外すことができません。そうすると、外壁を撤去して復旧する費用がかかってしまいますし工事が大掛かりになるので、壁に埋め込まれている板金を残して、その下に新しい板金(ガルバリウム鋼板)を取付けるご提案をさせていただきました。
外壁から10㎝ほどのところで板金をカットして撤去していきます。
なぜ既存の板金を10㎝ほど残さないといけないの??
板金を壁ギリギリのところでカットすると、外壁に埋め込まれている板金の取り合いがむき出しになり雨水が入りやすくなってしまいます。
板金を10㎝ほど残した状態で、その下に新しく取付けるガルバリウム鋼板を差し込んで取付けることで、外壁との取り合い部が隠されて雨仕舞(あまじまい)が良くなります。
雨仕舞とは・・雨水が内部に浸入しないようにすること
既存の板金を約10㎝残して撤去した後、ケラバと軒先に水切りを取付けました。
写真は軒先水切りを取付けた様子です。
水切りとは、雨水が内部に浸入するのを防止する金物のことです。
軒先は勾配が一番低いので、雨水が流れてきて滞在しやすい部分です。軒先から雨水が浸入して下地を腐食させる可能性があるため、水切りを取付けて雨水が染み込むのを防がないといけません。

水切りを取付けた後、改質アスファルトルーフィングを敷いて防水しました。
既存の板金の下に差し込んで施工しています。
改質アスファルトルーフィングとは、耐久性のある防水シートのことで、屋根の下葺き材としても使用されています。
既存の庇には防水シートを敷いていませんでしたが、今後長くご使用いただけるようにきちんと防水しました。
続いて端から順番にガルバリウム鋼板を取付けました。
庇の長さに合わせてガルバリウム鋼板を繋いで取付けます。
今回は【縦ハゼ葺き】という工法を用いました。
縦ハゼ葺きとは板金だけで構成された屋根のことで、板金を折り曲げて加工した【ハゼ】部分で板金を組み合わせて葺きます。
板金の継ぎ目を折り曲げて加工し(ハゼと言います)、ハゼとハゼを組み合わせることで板金を繋ぎます。
縦ハゼ葺きは、雨水が溜まるところがなく、雨水が入り込む隙間もほとんどないため、雨漏りに強い工法で、勾配が少ない屋根や庇でも用いられています。
雨漏りについて詳しくご紹介した記事です!
ガルバリウム鋼板を施工した後、壁際に残していた既存の板金を下に下げてビスで固定しました。
ビス頭から雨水が染み込むのを防ぐために、ビス頭にシーリングを充填し、そして外壁を伝ってきた雨水が庇の取り合いから浸入するのを防ぐために壁際にもシーリングを充填してしっかりと防水しました。
シーリング(コーキング)についてご説明した記事です!

庇修理完了です!!
ガルバリウム鋼板は錆びに強くて耐用年数が長い板金なので、以前よりも長持ちしますし、カラー鋼板のように錆びる心配がほとんどありません。見た目もスッキリとして美しく仕上がりました。また、目には見えませんが、ルーフィングを敷いてきちんと防水していますので防水性も向上しています。
高石市K様邸の庇修理の現場ブログはこちら
庇は屋根や外壁のように目立つことは無いですが、快適にお過ごしいただくために設置されています。
普段はほとんど気にすることが無いと思いますが、庇の劣化は雨漏りに繋がることもありますので、定期的に点検してもらいましょう。
計画的なリフォームでお住いの寿命は伸ばせます!
庇のことで心配なこと、気になることがありましたら街の屋根やさん岸和田店にご相談くださいね!
ご相談・点検・お見積りは無料です!どんな小さなことでも構いません(*^-^*)
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