街の屋根やさん宝塚店の魚住です。

本日は川西市で行った「雨漏りしているスレート屋根の修繕工事」についてご紹介いたします！

屋根はおうちの中で一番経年劣化が顕著に表れる部分にも関わらず、ご自身では中々目視で確認できない場所。
気が付かないうちに劣化しており、突然雨漏り！ということも頻繁に伺います。

「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」

など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください！
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この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。

【川西市　雨漏りしているスレート屋根】工事現場紹介！！

こちらが今回の現場となります。

・エリア　川西市
・築年数　27年（2階建て木造住宅）
・屋根材　スレート屋根
・工法　　屋根　：カバー工法
　　　　
既存の太陽光パネルは故障しているので撤去をご希望でしたのでこちらも撤去していきます。

屋根裏のシミは屋根下の防水シートが原因なので、屋根の全面的な修繕工事のカバー工法を行っていきます。

【川西市　雨漏りしているスレート屋根】太陽パネルの撤去

早速、ご不要の太陽光パネルを撤去していきます。

今回は故障していたこともあり、ご不要とのことでしたが、必要な方は屋根修繕後に復旧することももちろん可能ですので、お申し付けください！

太陽光パネルを撤去すると、パネルの固定金具が出てきました。

この金具は屋根材にビスで固定してあるため雨漏りの原因となることもあります。
ご注意ください！

既に設置されている方は、要確認！これから取り付けられる方は「屋根に穴をあけない工法で」取り付けをされるのがおススメです。

固定具をビスで施工すること自体は正しい工法ではあるのですが、屋根に穴をあけることで、雨漏りのリスクが高くなってしまいます。

【川西市　雨漏りしているスレート屋根】カバー工法作業の下準備

それでは、不要な太陽光パネルも撤去できましたので、屋根修繕工事の「カバー工法」の下準備に入ります。

皆さんは「カバー工法」ってどんな工事かわかりますか？

カバー工法とは、既存の屋根を撤去することなく、新しい屋根材を上から貼ることができる工法です。

既存の屋根の撤去費用が掛からないことから、丸ごと葺き替えるよりも工事費用は安価になります。

カバー工法ではこの棟板金（むねばんきん）という屋根の頂点についている金属の部材は邪魔になるので外しておきます。

【川西市　雨漏りしているスレート屋根】防水シートで雨漏り対策

ここからはカバー工法の第一歩。
新しい防水シートを既存の屋根から貼っていきます。

隔日に雨漏りを止めるためには、既存の防水シートの上から重ねることで、防水性が高まり雨漏りの心配がなくなります！

【川西市　雨漏りしているスレート屋根】カバー工法に欠かせない部材

カバー工法の際に必ず必要になる「軒先水切り」（のきさきみずきり）と呼ばれる部材を取り付けます。

軒先水切りは、屋根の端部（軒先）に取り付ける金属製の部材で、雨水が屋根から外壁や基礎に直接流れ込むのを防ぐためのものです。

役割は３つ
防水: 雨水を適切に排水し、建物内部や外壁への水の侵入を防ぐ。
保護: 外壁や基礎を水から守り、建物の劣化を防止する。
美観: 屋根の仕上がりを整え、見た目を良くする。

雨水から建物を守ってくれるのと同時に、見た目もよくなるので一石二鳥ですね。

今度は屋根の側面の「ケラバ」と呼ばれる部分の作業です。

屋根の形によってはケラバがないご自宅もありますが、ほとんどの場合は存在します。
この場所には「ケラバ板金」が必要になります。

このケラバ板金には屋根の端部や軒裏を保護し、雨水の侵入を防いでくれる役割があります。

最後に「谷板」のご紹介です。

こちらも屋根の形状によってはないお家もあります。

この場所は屋根の中では一番水が流れる場所となりますので、雨漏りしないようにより一層丁寧に施工を進めていきます。

【川西市　雨漏りしているスレート屋根】カバー工法にお勧めの屋根材

さて、いよいよ新しい屋根材を設置していきます。

今回カバー工法に使用するおススメの屋根材IG工業さんが製造元の「スーパーガルテクト」です。

新しく設置するIG工業スーパーガルテクトをしっかりとビスで固定していきます。
ビスで固定することにより、更に台風に強い屋根となります。

カラー展開も豊富なのがうれしいポイントです。

【カラー展開】
フッ素グレード
・ブラック
・ブラウン

標準グレード
・ブラック
・ブラウン
・チャコール
・グリーン
・ブルー
・ワインレッド

フッ素グレードは表面の色あせ保証が標準グレードよりも5年長くなっています。

【川西市　雨漏りしているスレート屋根】棟板金取り付け

そろそろ仕上げ段階に入り、完成が近づいてきました。

新しい屋根材の設置を終えると、棟板金の下地となる棟木を取り付けます。

こちらも棟木に適したサイズのビスで固定し、台風がやってきても安心な状態にします。

最後に先ほど設置した棟木に棟板金を被せます。

この棟板金、材質は新しい屋根材と同じ軽量屋根材スーパーガルテクトと同じ、ガルバリウム鋼板で出来ており錆に強い商品です。

見た目もきれいになるように、端部は加工していきます。

【川西市　雨漏りしているスレート屋根】今回の費用

弊社での屋根修繕工事で選択したカバー工法の費用は1㎡当たり1万円です。

こちらは材料費や工賃、足場代などをすべて含んだ費用となります。

屋根の状態や形状によって費用は上下することもありますので、こちらの費用はご参考までにご覧ください。

工事後、お家全体がまるで新築のようになった！と大変ご満足いただけました。

屋根修繕工事以外に外壁塗装や雨樋交換もご依頼いただきありがとうございます！！

現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！

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