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【西宮市・雨漏り】突然の雨漏り!屋上シート防水に大きな水膨れ
西宮市 陸屋根
【工事のきっかけ】
マンションのオーナー様よりご連絡をいただき、
「5階建ての最上階のお部屋の方から雨漏りのご連絡があり、突然のことで困っています」とのことでした。
原因がわからないとのことでしたので、お話を伺うと15年ほど前に屋上で防水工事をしたとのこと。
現状の確認を行い、必要作業のお見積もりをさせていただくことに。
現地調査で雨漏りの原因を調べたところ、なんと防水シートに水膨れが発生!!
雨漏りの原因はこちらでした。
残念ながら部分修理では修繕不可のため、塩ビシートによる防水機械固定工法のご提案をさせていただき、発注いただきました。
街の屋根やさん宝塚店の魚住です。
本日ご紹介する施工事例は西宮市で行ったマンションの雨漏りに関する作業のご紹介です。
突然の雨漏り、困りますよね。おうちの中のものが濡れてしまうのはもちろん困りますが、放置してしまうと建物内部にも劣化により大きな損害を与えかねません。
重症化する前にご相談ください!
「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」
など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください!
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この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。
こちらが施工現場になります。
・エリア 西宮
・築年数 35年(5階建てRC造のマンション)
・屋根の状態 塩ビシートが貼ってある状態
「密着工法」という施工が施されているのですが、塩ビシートの小さな隙間から雨水が侵入して大きな水膨れが出来た結果、お部屋に雨漏りしている様子でした。
ベランダや屋上で行う防水工事には大きく3つの種類があります。
今回は①のシート防水で進めていきます。
①シート防水
シート防水は、柔軟なビニールや合成樹脂のシートを使って建物の表面を防水する方法です。
②ウレタン防水
ポリウレタン樹脂を使って建物の表面を防水する方法です。液状のウレタンを塗布し、硬化させることで、耐久性の高い防水層を形成します。
③FRP防水
FRP防水は、Fiberglass Reinforced Plastic(ガラス繊維強化プラスチック)使って建物の表面を防水する方法です。耐久性が高く、軽量なのが特徴です。
写真のように既存の防水シートは水を含んでパンパンに膨れており、その結果5階のお部屋に雨漏りしていたようです。
既存の塩ビシートが設置されていた、密着工法は工事費用を安くすることができるのがメリットではあるのですが、屋上などの広い面積での施工には向いておらず、お勧めできません。
このような屋上などの広い範囲への施工は「塩ビシート防水機械固定工法」がお勧めです!!
既存の防水層と新しい塩ビシート防水材の間に空気層を設ける工法で、膨れない仕様となっております。
屋上防水工事にお勧めの「塩ビシート防水機械固定工法」
ここからは屋上防水の下地工事となります。
「機械固定工法」といい、防水シートを建物の表面に取り付ける方法の一つです。
この工法では、特殊な機械や固定具を使ってシートを確実に固定し、建物の形状や条件に応じて適切な張りつけを行います。機械固定工法は施工する上で効率もよく、耐久性の高い防水を実現します。
写真に写っている緑色のシートが「絶縁シート」と呼ばれるものです。既存の防水層と新しい防水材との「縁を切る」役割を果たしてくれています。
写真に写っている丸い部材は「ディスク」と言う部材で、新しい塩ビシートを固定する為に使用します。
60センチ間隔でこのディスクをビス止めしていきます。
このディスクに塩ビシートを貼りつけ、それ以外は空気層にする工法が「塩ビシート防水・機械固定工法」となっています。
屋上の端部にはディスクではなく「平鋼板(ひらこういた)」と呼ばれる下地材を取り付けます。
これを取り付けることで塩ビシートを融着させ、きれいな角を作ります。
こちらも下穴をあけ、ビスでしっかりと固定していきます。
それではここから防水工事のメインの作業となる塩ビシートを貼っていきます。
塩ビシートは既存のウレタン防水よりも耐久性が高く、既存で設置されていたウレタン素材よりも破れにくい仕様になっているのも特徴です。
長持ちすることから多くの防水工事現場で使用されています。
シートのジョイント部分には専用の接着剤を塗布します。
屋上の立ち上がりの部分など細かい箇所には、先ほどご紹介したディスクなどを取りつけることができないので、機械固定工法ではなく「密着工法」という工法で施工していきます。
既存の防水下地に直接シートを専用の接着剤で貼る工法です。
立ち上がり部分に塩ビシートを貼った後は、専用のローラーでぴったり密着させていきます。
密着工法の名の通り、シワやムラにならないよう綺麗に貼っていきます。
こちらが「脱気筒(だっきとう)」と呼ばれるもので、空気の層を設けた場所に溜まった湿気を外部に排出させてくれる役割を果たしてくれます。
サイズも小さめですのでベランダや屋上を普段から使用される方でもそこまで使用スペースを邪魔することもないかと思います。
ステンレスでできていますので、雨風で錆びる心配もありません。
ここで塩ビシート防水機械固定法の固定方法をお見せします!
下地に施工したディスクと同じ丸い形状のアイロンのようなもので塩ビシートの上から熱で融着させます。
一つのディスクに密着させる時間は10秒ほどですので、防水工事の面積が大きくなると作業時間もその分かかります。
ですが、とても大切な工程ですのでここは一つひとつ、丁寧に作業を進めていきます。
雨漏り対策として塩ビシートのジョイント部分に止水材としてシーリングを打ちます。
内部にも接着剤は施工してあるので、雨漏りすることはないのですが、精度を高めるために表面にシーリングを施工し、仕上げていきます。
内と外からダブルでしっかり対策をしていきます。
ここからは最後の仕上げとなります。
塩ビシート防水の端部を収めていきます。
端部ははがれやすいのでL型のアルミ材で「抑え金物」と言われる金物を取り付けます。
最後にコーキングを打ってすべての作業は完了です!
今回は施工不良により、塩ビシートが雨漏りしていた為、屋上全面の防水工事となりました。
ただ、状況によっては全面ではなく、部分的に補修することで、雨漏りを止めることも可能です。
現地調査にてその状況にあった防水工事のご提案をいたしますので、お困りの方はぜひ一度ご相談ください!
現状のお困りごとはもちろん、数年先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ!
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