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加西市 老朽化したスレート屋根のメンテナンス方法とは? 工事後の保証も充実なカバー工法
川西市 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
加西市のお客様より
「自宅の屋根と外壁のリフォームを検討しています。
屋根はスレート葺きで、過去に塗装によるメンテナンスも行っているため、今回はカバー工法での改修を検討中です。
御社のホームページで、ガルバリウム鋼板製の屋根材を使った重ね葺き工事の実績を拝見しました。
その内容でお見積もりをお願いしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。」
とお問い合わせいただきました。
現地調査に伺った際、既存のスレート屋根の寸法を測定し、カバー工法によるリフォームをご提案しました。
その内容にご納得いただき、工事のご依頼を承ることとなりました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:8日間
- 築年数:30年
- 施工費用:仮設足場160,000円 屋根重ね葺き工事1,200,000円
- 使用材料:改質アスファルトルーフィング IG工業スーパーガルテクト
街の屋根やさん宝塚店の魚住です。
本日は加西市で行った 老朽化したスレート屋根のメンテナンス方法とは? 工事後の保証も充実なカバー工法の施工事例のご紹介です。
屋根のカバー工法工事は、古い屋根をそのまま残し、新しい屋根材を重ねて取り付ける工法です。
最近では、断熱効果を高めて住まいの快適性を向上させる目的で、この工事を選ぶ方も増えています。
夏の暑さや冬の寒さを軽減し、一年を通じて快適な住環境を保つことができるため、古くなったお家だけでなく、築年数の浅いお家へのメンテナンスやリフォームにもおすすめです。
「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」
など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください!
「街の屋根やさん宝塚店へのお問合せ」はコチラ>>>
英語対応も可能です!English-speaking staff is available.
この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。
加西市で施工後の保証も充実なカバー工法を行う現場紹介

こちらが老朽化したスレート屋根への重ね葺き工事を行う現場になります。
【建物情報】
・エリア 加西市
・築年数 30年
・2階建て軽量鉄骨造
・屋根材 スレート屋根
・現在 雨漏りなし
以前、屋根と外壁の塗装工事をされたようですが、経年による色あせが気になり、今回全面的なリフォームを検討されています。
この記事では、劣化したスレート屋根のカバー工法をご紹介しますが、同時に雨樋の交換や外壁塗装も実施する現場となっています。

こちらは、カバー工法工事を行う前のスレート屋根の様子です。
スレート屋根は塗装をしても耐用年数が比較的短く、数年で色あせや苔の発生が目立つことがあります。
苔が発生すると屋根表面の水分が抜けにくくなり、雨漏りや劣化を早める原因になることも。
そのため、塗装後も耐用年数の短さを念頭に置き、苔の発生を放置せず、定期的な点検・メンテナンスを心がけることが大切です。

このように、スレート屋根にはひび割れが発生している状態でした。
スレート屋根の劣化が進むと、ひび割れが起こりやすくなります。
主な原因は経年劣化で、長年の使用によって強度が低下し、細かなひびが生じやすくなることです。
さらに、気温の変化による収縮や膨張の繰り返しも、ひび割れの一因となります。
特に寒暖差が大きい地域では、ダメージを受けやすいため、定期的な点検を行い、早めのメンテナンスで雨漏りを防ぐことが重要です。

スレート屋根の場合、2回目の塗装はあまりお勧めできません。
初回の塗装はメンテナンスとして一定の効果がありますが、2回目以降になると、以前の塗膜が剥がれやすくなり、耐久性が大きく低下してしまうケースが多いです。
さらに、築25年以上経過している場合、防水シートの劣化が進んでいる可能性があり、塗装では雨漏りを防ぐのが難しくなります。
このような状況では、カバー工法工事や葺き替え工事を検討するのが安心です。

まずは「棟板金」の撤去を行います。
棟板金は、屋根と屋根が接合する部分に取り付けられる仕上げ材で、屋根の表面から約2cmほど突き出ているのが特徴です。
カバー工事を行う際には、この突起が新しい屋根材の設置を妨げるため、撤去が必要になります。
なお、既存のスレート材自体は撤去せずにそのまま残しますが、棟板金に関しては工事を円滑に進めるために取り外していきます。
棟板金の撤去ができたら既存の屋根の上に新しい防水シートを貼ります。
屋根の下に貼る防水シートですが、耐久年数はおおよそ25年くらいと言われています。
防水シートのメンテナンスに関しては、屋根のカバー工法、もしくは屋根の葺き替えを行う必要があります。

防水シートにも何種類もありますが、今回は「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートを使用します。
従来の防水シートと比べてゴムの繊維が含まれているので、屋根材を固定する際にビスなどを貫通させても漏水しない素材になっています。

この防水シートは施工が比較的容易で、耐久年数も35年以上と長持ちするため、費用対効果も良いとされている防水シートです!
長期的な雨漏り対策の期待もできる、優秀な防水シートです。
端部に関しては立ち上げるような形で貼っていきます。
おススメの屋根材 スーパーガルテクトを葺いていきます

老朽化したスレート屋根にカバー工法で防水シートを施工した後は、棟部分に垂木を設置してから捨て水切りを取り付けていきます。
この捨て水切りは、万が一吹き込んだ雨水をスムーズに雨樋まで導くためのもので、屋根の防水性能を維持するうえでとても重要な役割を果たします。

新しい屋根材を葺いていきます。
今回使用する屋根材はIG工業さんが製造する「スーパーガルテクト」です。
【IG工業スーパーガルテクトの特徴】
・金属屋根ですがガルバリウム鋼板なので錆に強い
・非常に軽量なため耐震性が高い
・断熱材が屋根材に取り付けられている為、断熱効果が高い
・引っ掛け工法により台風や地震に強い
この屋根材は材質がガルバリウム鋼板(鉄とアルミの混合金属)でできているのでひび割れる心配もありません。
この屋根材は、屋根材同士をひっかけて設置し、更にビス止めを行って固定しています。
その為、台風や地震にも強い屋根材となります♪

弊社の現場では現在ほとんどの屋根工事でこの屋根材を使用しています。
もちろんご希望により、ほかの屋根材を選んでいただくことも可能ですので工事前にご相談ください。
スーパーガルテクトのメリットとデメリットも紹介しておきますね。
【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・重量は瓦屋根の10分の1
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・割れることがない
【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20~25年で色あせ、塗装する必要がある
上記を踏まえてどのような屋根材が合っているのか、ご相談に応じますので工事の際はお気軽にご相談ください。

スーパーガルテクトには2種類のグレードと豊富なカラーバリエーションがあるのでご紹介いたします。
【カラー展開】
フッ素グレード
・ブラック
・ブラウン
標準グレード
・ブラック
・ブラウン
・チャコール
・グリーン
・ブルー
・ワインレッド
フッ素グレードは表面の色あせ保証が標準グレードよりも5年長くなっています。

屋根材を葺き終えたので、棟板金の下地材を取り付けます。
下地には木材が使用されることが多いですが、そのほかにも
・防腐木材
・樹脂
など合わせて3つの材質があります。
【木材】
・費用が安い
・時間とともに腐食の可能性がある
【防腐木材】
・木材に比べて耐久性が高い
・腐食や害虫の被害を防ぐために処理されている
【樹脂】
・長持ちし、メンテナンスが容易
・耐水性や耐腐食性に優れているが、木材に比べてコストが高め
等、様々なメリットデメリットがありますので現場ごとに適切な材料を選択するようにしています。

下地を取り付けたら上から棟板金を被せます。
材質はガルバリウム鋼板の板金材を使用します。
軽くて錆にも強いのでおすすめの材質で、弊社では屋根を葺き替える際の屋根材としてもよく使用しています。
強風にあおられて飛んで行かないように、ステンレスのビスでしっかり固定します。
ジョイント部分にはコーキングを挟み込んで、漏水対策を行います。

この現場では、屋根裏の熱気を逃がすために換気塔が設置されており、その周囲には雨水の侵入を防ぐための水切りを丁寧に取り付けていきます。
こういった部分は雨漏りのリスクが高いため、確実な防水処理を施すことが重要です。
この作業が完了すれば、加西市での老朽化したスレート屋根に対するカバー工法工事は無事終了となります。
加西市で老朽化したスレート屋根へ行ったカバー工法の費用と保証内容紹介

今回加西市にて行った屋根のカバー工法の費用ですが、施工範120㎡に対し、1,200,000円(別途足場代160.000)となりました。
今回使用した屋根材のIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いています。
・表面の塗膜が剥がれないこと 15年
・表面に錆が発生しないこと 20年
・表面に穴が開かないこと 25年
上記に加えて弊社の工事保証として
・屋根からの雨漏り
・屋根材の飛散
に対して15年間の保証もお付けしております。
更にアフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、ご利用ください。

この度は、ご成約いただきありがとうございました!
建物というのは年数とともに老朽化し、様々な場所から雨漏りやダメージが現れます。
どこがどのように傷んでいるのか?雨漏りしているのか?どんなリスクがあるのか?等
きちんと原因を突き止めて工事することが解決のカギです。
むやみに大きな工事をしなくても直る場合もあります。
正しい知識で必要な工事が行えるよう街の屋根やさん宝塚店・神戸西店ではご対応させていただいております。
屋根の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。
弊社では今回のような小さな規模の工事も承っております。
高いところに上がってのご自身での作業には思わぬ危険が伴うと共に、誤った判断で更に建物を傷めてしまう可能性もあります。
無理をせず、プロにお任せください。
現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ!
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