工事前の雨樋の様子

甲府市で雨樋交換工事を行いました！

現地調査時には雨樋の破損個所が多く見受けられ、建物全体の半分くらいの雨樋が機能していない状態でした。

また雨の日には音がうるさく、気になるそうです。

ブリキの雨樋（鉄でできた雨樋）は、経年劣化で錆が発生し、穴が開いてしまうこともあります。

現在はプラスチック製で収縮する雨樋の為、長持ちします。

今回は同じタイプの雨樋　PC105　新茶　を使用し、雨樋を交換しました。

既存雨樋撤去

まずは、既存の雨樋を撤去していきます。

軒樋（横の樋）と竪樋（縦の樋）を撤去していきます。

雨樋は受け金具という金属で建物に固定されております。

交換の際はこの受け金具も撤去します。

撤去後は釘の穴や金具の跡が残るので、補修してから次の工程に移ります。

受け金具設置

次に受け金具を設置していきます。

前回の金具の幅は約1メートルありましたが、雪などでも耐えられるように、スパンを50センチにして設置します。

金具の数が多ければその分雪の重みにも耐えられますね。

7年前の大雪のような災害でも金具が短く設置されていた雨樋は破損しなかったというケースもあります。

また、雪国ではもう少し短いスパンで設置されていることもあるそうです。

縦の樋の金具は【でんでん】と呼ばれており、外壁に設置して、樋を固定します。

雨樋設置完成

雨樋の設置が完成しました！

交換した箇所に水を流して、確認の作業を行います。

きちんと排水されていました！これで安心ですね。

今回の工事は足場なしで施工ができましたので、金額は15万円でした。

通常は足場を設置する必要がありますので、＋足場代がかかります。

作業は撤去半日と設置一日の一日半で完了しました！

雨樋交換は屋根の修理や塗装の際に行われることが多いです。

雪害で破損した雨樋をまだ修理されていない方は是非【街の屋根やさん山梨店】にご相談ください。