笛吹市で角の雨樋が歪んでしまっていたので交換工事をしました。

雨樋の役割は屋根から流れてきた雨水を集水して地面へと排水することです。

この排水機能が失われると軒先から直接流れ出る雨水の影響で基礎部分や外壁、軒天井などが

傷んだり、汚れたり、浸水したり、腐食したりと劣化の原因となります。

少しくらいは大丈夫。と思っているうちに劣化症状はどんどん進むので要注意です！

雨樋交換は既存の樋を撤去し、金具も取り外します。
金具も同じように経年劣化でビスが外れたり、歪んだり、ビス穴が大きくなって耐久が無くなったりします。
樋と同時に交換をお勧めしています。

新しい金具を取り付けていきます。
金具と金具の間隔を狭くすると樋が歪みづらくなり、耐久性が維持されます。
同時に勾配調整をしていきます。

※勾配調整とは・・・
溜まった雨水をスムーズに集水器へと流していくため、勾配を付けて設置すること

軒先に取り付けてある雨樋が傾いていると心配になることもあるかもしれませんが
問題はありません。
しかし、集水器と反対側に傾いている、傾きが急すぎる、雨水が流れていないなど
不具合がある場合は施工不良や、何かしら問題があるのですぐに対処が必要です！

最後に新しい樋を取り付けて工事完了になります。

※勾配調整が正しく行われているか実際に水を流して排水の確認もします。

取り付けた角樋は最近主流になっていて新築などでも使用されています。
四角く深い構造なので雨量の多い時でも溢れずに排水出来ます。
紫外線にも強い素材になっているので熱の影響で劣化することも減りました。
半月の樋より価格は高くなりますが、コストパフォーマンスは良いかと思いますのでご検討ください！

雨樋交換工事は火災保険の適用も可能です。
経年劣化は適用外ですが、大雪や大型台風などの影響で起こった不具合や破損などは
適用されることがあります！
街の屋根やさん山梨店では現地調査の他にも申請サポートから施工まで行っておりますので
お気軽にご依頼ください！ご不安なことはすぐに解決致します！