甲州市の和風住宅で棟瓦の漆喰劣化が目立ったので修繕工事を行いました。
現地調査時は漆喰がめくれていたり、破損して無くなっていたり、空洞になったところもありました。

漆喰の劣化サインは黒ずんでくる・ひび割れしている
剥がれやめくれが発生している・穴が空いているなどがあります。

この劣化サインを放置すると、雨水の浸水や下地の劣化、棟瓦の歪みや崩れに繋がります。
二次被害になる前に点検と修繕が必須です！
特に浸水は屋根から室内への雨漏れに直結するので注意です。

漆喰修繕工事は漆喰の詰め増し工事と詰め直し工事があります。
また、棟瓦の不具合があれば棟瓦積み直しなどの工事もあります。

１番費用が掛からず手間も少ないのが詰め増し工事になります。
※詰め増し工事とは既存の漆喰の上から新しい漆喰を塗り重ねていく工法です。
メリットもありますが、古い漆喰の上に塗り重ねているので劣化は早く耐久性が劣ります。

今回は詰め直し工事を行いました。棟瓦への影響もなかったので積み直し工事は不要でした。
詰め直し工事は既存の漆喰は全て取り除いていきます。
きれいに清掃し、廃材も多く出て手間も増える為、施工費用は掛かりますが、
古い漆喰がないので割れやすくなったり、剥がれやすくなることはなく何より耐久性が上がります！

新しい漆喰を塗っていきます。
ここで注意することは、隙間なくしっかり塗り程よい厚みを作り仕上げることです。
隙間があるとそこから浸水に繋がります。
厚みに関しては薄くても厚くても劣化しやすいので適度な量に加減することが難しいです。
雨風にさらされやすい箇所なので
薄いと耐久性が悪く、厚いと棟瓦よりはみ出てしまい影響を受けやすくなります。
ここが職人技の出るところです！
漆喰はホームセンターなどでも手に入りますが、
施工は必ず専門の職人に施工してもらうことをお勧め致します！
是非ご検討ください。

甲州市でもたくさん工事のご用命をいただき嬉しいです！ありがとうございます！
街の屋根やさん山梨店は屋根工事を得意としておりますので是非お気軽にお問い合わせください！