静岡市駿河区で木造２階建て住宅の屋根工事、外壁工事をガルバリウム鋼板で施工を行っております。
今回の屋根の形状は陸屋根です。
外観的にはキューブタイプに見えます。
実際は真っ平ではなく、雨を一方向に流して、樋に落ちるための傾斜を作っておきます。
現在屋根下地の合板が剥き出しになっている状態ですが防水を施します。
ガルバリウム鋼板を貼る前に防水層を作ります。
ルーフィングで屋根と立ち上がりのパラペットを覆うように貼る事で雨もりを防ぎます。
ガルバリウム鋼板で仕上げました。
いろいろな屋根材がありますが、雨漏り対策にはとても有効的な工法です。
更に、瓦と比べて１/１０の荷重ですから、建物の構造に負担を掛けない事で、耐震性能も飛躍的に高まります。
メンテナンスにも手間がかかりません。

引き続き外壁工事。
サッシ周りや換気扇、エアコン用に開口を開けた部分には全て防水テープを巻き付けて雨をシャットアウト。
基礎との境目には、水切という役物をセットして、基礎の天端を覆います。
外壁を貼る前にタイベックシートで覆います。
台風などで外壁が破損したとしても、この防水があれば室内への流入は回避。

外壁も屋根と同じガルバリウム鋼板で施工。
素材はアルミと亜鉛の合金メッキが施された鋼板ですから錆びにくい材料。
細かな部分は施工班が加工しながら取り付けます。
玄関ポーチの天井。
ここも鋼板で貼ります。

スパンドレルという材料を使います。
外壁は茶系とシルバーの２色を使ってデザインしました。