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日進市の住宅で耐震のため瓦屋根から「ROOGA雅」へ葺き替えリフォーム!地震に備えた軽量屋根に
日進市 地震
【工事のきっかけ】
日進市にお住まいのお客様より、「耐震補強の一環として、屋根を軽くしたい」というご相談をいただきました。
現場は昔ながらの和瓦を使用した立派な戸建住宅でした。見た目は美しく重厚感もありますが、屋根材がとても重いことから地震の際には揺れが増幅してしまうリスクも…。
そこで今回は、軽量で耐久性に優れた屋根材「ROOGA(ルーガ)雅」への葺き替え工事をご提案! 工事の内容にご納得いただいた上で、ご縁をいただきました(^O^)/
瓦屋根は重たい?耐震性を高めるには屋根の軽量化がカギ

日進市の今回の工事では、既存の屋根瓦を撤去し、軽量な新しい屋根材に替える「屋根の葺き替えリフォーム」を実施しました。
なぜ屋根を軽くする必要があるのでしょうか?
実は建物の重心が高い位置にあると、地震の揺れが大きくなり、倒壊リスクが高まってしまいます。
<ここまでやります!無料点検!>

積み木を思い浮かべるとわかりやすいかもしれませんね。積み上げた積み木の上に、ひときわ重い積み木を置くと、全体が安定せずにグラグラしてしまいます。
重い瓦屋根の家でもこれと同じです。重心が上にあることで建物全体が不安定になり、地震が生じた際に柱や壁に強い負荷がかかり、倒壊する危険性が増します。
そこで注目されているのが「屋根の軽量化」です! 屋根を軽くすることで重心が下がり、地震の際の揺れを抑える効果が期待できます。

今回、屋根の軽量化を行うために採用した屋根材は、ケイミュー社のハイブリッド瓦「ROOGA雅(ルーガみやび)」です。
ROOGA雅は、一般的な瓦の約1/2という軽さでありながら、重厚感のある見た目が特徴です。また、表面には「グラッサコート」という特殊な塗装が施されており、30年経っても色あせしにくい点もポイント! メンテナンスの負担も減らせます。
和風住宅によくなじむデザインで、見た目と機能の両立が可能な優秀な屋根材なんです。

まずは高所作業のために足場を設置します。足場を組むのは、専門の資格を持つ職人のみです。
今回は2階建ての住宅ということもあり、しっかりとした足場を設け、安全を確保した上で作業を進めていきました。
足場の設置が完了したら、まずは長年屋根を守ってきた既存の瓦を、すべて撤去していきます。一枚一枚ていねいに外し、屋根の下地となる「野地板(のじいた)」をしっかりと確認します。
そして、ここからが新しい屋根を作るための大切な工程です。

まずは、雨の侵入を防ぐために「防水紙(ぼうすいし)」を全面に敷いていきます。今回使用したのは、「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる高性能な防水紙です。
これは、雨が瓦のすき間から入り込んだ場合でも、水をしっかりとはじいて下地を守ってくれます。いわば「屋根の下に設置されたカッパ」のような存在です。

次に設置するのが「瓦桟(かわらざん)」です。画像の青くなっている木材部分ですね。
これはたとえるなら「本棚に置いた本立て」のような役割です。本立てがなければ、本(=瓦)をきれいに並べたり、ズレたり倒れたりしないように支えるのが難しくなりますよね。
同じように、瓦桟がないと瓦がうまく固定できず、強風などでズレたり落ちたりする危険があります。
このように、防水紙と瓦桟は「雨から家を守るための縁の下の力持ち」。見えない部分こそ、ていねいな施工がとても大切なのです。
ROOGA雅を一枚ずつていねいに葺き上げていきます
下地の準備が整ったら、いよいよROOGA雅を取り付けていきます。
瓦の取り付け方法には大きく分けて「湿式(しっしき)」と「乾式(かんしき)」の2つがあります。
昔ながらの湿式工法は、粘土やモルタル(セメントのような材料)を使って、瓦を土台にぺったりと固定します。これは長年使われてきた工法ですが、モルタルが経年で割れたり、地震の揺れでひびが入ってしまったりと、メンテナンスが必要になることもありました。

そこで今回使用した工法は、もう片方の「乾式工法」という方法です。乾式工法では、ビスや釘、専用金具を使って瓦を1枚ずつしっかりと固定していきます。接着剤のような材料は使わないため「乾いた方法=乾式」と呼ばれます。

乾式工法にすることで、湿式工法のリスク(モルタルのひび割れ・メンテナスの手間など)をなくせます。また、ビス留めがしてあるため、地震への強度もアップ! 空気の流れも立ちやすくなり、屋根瓦に結露が発生しにくくなります。結露の減少は屋根の長寿命化にもつながります。

つまり、乾式工法は現代の屋根にぴったりの「安心・長持ち・軽量」の三拍子そろった取り付け方法なのです。
今回は、新しい軽量瓦「ROOGA(ルーガ)」に合わせて、この乾式工法を採用し、見た目の美しさと構造の強さ、どちらも兼ね備えた屋根に仕上がりました。
棟(屋根のてっぺん)やケラバ(屋根の端)部分は、専用の「同質役物」と呼ばれる部材で仕上げました。
見た目の統一感があり、美しい外観に仕上がるだけでなく、耐風性や耐久性にも優れています。
また、棟の中には「樹脂製の芯材」を使用しており、腐食の心配がなく長持ち。釘やビスがゆるみにくいのもポイントです。
こうして、すべての葺き替え工事が完了しました。
新しい屋根は、見た目は重厚感のある瓦屋根そのままに、軽くて地震にも強い構造になりました。
さらに高耐久・高耐候の塗装技術により、長く美しい外観を保てる屋根へと生まれ変わりました。
屋根のリフォームは、「雨漏りがないからまだ大丈夫」と思いがちですが、重さが建物に与える影響は見た目ではわかりにくいものです。
特に日本は地震の多い国。屋根の重量バランスを見直すことで、将来の安心が大きく変わってきます。
街の屋根やさん名古屋南店では、屋根の点検・診断を無料で行っております。「この瓦、そろそろ替えたほうがいいのかな?」「重たい屋根が不安」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。
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