ベランダ配管と玄関を点検して欲しいとご相談

点検を行うと、天井には水濡れ被害によって大きな穴が開いていました。
天井板やクロスが傷んでおり、内部の木材も腐食が見られました。
雨漏りを疑い、別の業者に散水調査してもらったが雨漏りではなかったとのことでした、
入念に調査を行うと、天井裏を通るベランダ配管の結露が水濡れの原因ではないかと考えられました。
配管には水受けが設置されていましたが、サイズが小さく水を受け切れていなかったため、大き目の水受けを設置し、天井板とクロスの張り替えを行う事になりました。

また、玄関ドア木枠には腐食や割れが見られ、シロアリ被害を受けていました。
シロアリは木材内部から食べ進んでいくため、内部は見た目以上に被害が大きいケースが多く見られます。
シロアリ被害を受けていたドア木枠の交換と、周辺の壁の張り替えを行うことになりました。

水濡れが起こっていた天井の補修

水受け、排水パイプの設置

元々天井裏に水受けは設置されていましたが、サイズが小さく水滴を受け止めきれなかったため、サイズの大きい水受けに交換しました。
また、水受けに溜まった水が適切に排水されるように塩ビ製パイプを設置し、屋外へ流す仕組みも取り入れました。
これで結露による天井への水濡れ被害を防ぐことができます。

天井板の張り替え

天井裏点検口の設置

天井クロス、シーリングライトの設置

天井の下地が整ったらクロス（壁紙）を張り替え、シーリングライトも設置しました。
今回は和室などにもよく使用される木目調のクロスに張り替え、雰囲気が一新されて清潔感のある空間になりました！

シロアリ被害を受けている玄関ドア木枠の交換

まず、シロアリ被害を受けている木枠を撤去します。

木枠を外してみると内部の木部はシロアリの食害によってスカスカになっていました！
木部を触ると簡単に崩れてしまい、内部まで完全に食べ尽くされている状態でした。
シロアリは木材の内部を食べるため、表面上大したことがないように見えても内部はボロボロになっており、気付いた時には被害が進行していることが多いです。

新しい木枠の取り付け

木枠の交換が完了しました！
新しい木枠を取り付けて玄関の強度も回復し、美観も向上しました。
「以前の木枠は手で触れるのも不安でしたが、新しくなって安心しました！」と喜んでいただけました。
黒く塗装された杉材は玄関扉ともよく馴染み、統一感のある仕上がりになりました。

当店では今回のように様々な工事を行っております、
お住まいに少しでも気になることがあれば当店までお早めにご相談ください！
しっかりと調査を行い、最適な修繕方法をご提案します。
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