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堺市南区にて強風被害で雨漏りが発生した屋根修理|雨水浸入を防ぐ瓦差替え・葺き直し・積み直し・軒天張替・漆喰詰め直しの修理費用
堺市南区 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
堺市南区のM様より、
『強風で瓦やテラス屋根が飛んでいます。他に被害が出ていないか点検して欲しい!』『和室天井の雨染みが濃くなってきました』とご相談をいただいた事がご縁で、
『屋根修理』『テラス屋根修繕』『和室天井板の張替』『基礎巾木のモルタル補修』を行う事になりました。
今回の施工事例では、
『屋根修理』をご紹介させていただきます。
まずは雨漏りが起っている和室天井を確認すると、雨染みがはっきりと分かり照明のカバーも雨水が落ちてくるので外されていました。
屋根を点検すると、
袖瓦の一部にズレや飛散・壁際と屋根コーナー部分ののし瓦にズレや隙間・落下が見られました。
強風によって瓦同士に隙間ができた事で、大雨時に大量の雨水が屋根内部に流れ込んだと考えられます。その為、和室天井の雨染みが濃くなり雨漏りが酷くなったのでしょう。
軒天も水分を多く含み湿気が溜まりやすい状況で、剥がれが起っていました。
また、棟の鬼瓦や巴瓦周辺の漆喰が剥がれて、巴瓦に至っては内部の葺き土が見られました。雨水を含みやすい環境にあり、雨漏りが疑われる原因の一つで落下の危険もあります。
お客様と打合せの上、強風被害や漆喰の劣化箇所には下記の屋根修理を行う事になりました。・袖瓦の飛散箇所→瓦の差し替え
・袖瓦,のし瓦のズレ→瓦の葺き替え・鬼瓦,巴瓦の漆喰劣化→漆喰の詰め直し瓦などにできた小さな隙間があれば雨水が浸入し、時間を掛けて柱などを伝い雨漏りを引き起します。
強風や大雨の後は、屋根点検をおススメします。
▶メールでのお問合せは24時間受付中
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:1日
- 築年数:築40年
- 使用材料:袖瓦:差し替え用の役瓦 鬼瓦・巴瓦・のし瓦:なんばん漆喰 軒天:木目調の化粧合板

瓦の強風被害や室内雨漏りのご相談を受け、室内天井を見せていただくと雨染みがはっきり分かり広範囲に広がっていました。
照明器具にも雨水がポタポタと落ち始め、漏電の危険もあるので照明カバーが取り外れていました。
▶雨漏りでお困りの方へ

今回の強雨では、室内床にも雨水が落ちてきたそうです。雨水が徐々に屋根内部に侵入し、時間を掛けて柱などを伝い室内に雨漏りを引き起こしたと考えられます。
屋根の一番端にある袖瓦(そでがわら)の一部にズレや、軒先の瓦が1枚飛散していました。
こちらの瓦屋根は、瓦を固定する為に粘土のような土(葺き土)を敷いている『土葺き工法』が使用されていました。しかし、この土は経年劣化で乾燥すると痩せて、次第に瓦を固定する力が弱くなってしまいます。こちらも土がボソボソになっていたので、強風時に瓦が動きズレや飛散が起ったと考えられます。
▶ご自分でできる悪天候・地震後の屋根点検
棟の漆喰は全体的に劣化の症状が見られました。
特に棟の端部分・鬼瓦(おにがわら)の取合い部分や、巴瓦に詰められている漆喰の剥がれが目立ちます。
鬼瓦は棟の両端から雨水の浸入を防ぐ役割がありますが、隙間や葺き土が露出すれば、雨漏りを引き起す原因になります。

屋根のコーナー部分に取付けられていたのし瓦が、屋根に落下していました。

落下したのし瓦は、屋根に降り注いだ雨水が軒先へ流れていくように取付けられていますが、落下した事で壁際まで雨水が流れやすい状況でした。
屋根と壁の取合い部分にあるのし瓦には、隙間やズレが見られました。
この隙間から、大雨時には大量の雨水が屋根内部に流れ込み、室内天井からの雨漏りを誘発したのかもしれません。

落下したのし瓦周辺の軒天は剥がれが見られました。
屋根周辺に塗られている漆喰も劣化し、水分を多く含み湿気が溜まりやすい環境にありました。
使用されている木製のベニヤは、水分に弱い素材です。軒天は普段は風雨の影響を受ける事は少ないですが、湿気などで腐食が進行すると剥がれや落下被害を招くリスクもあります。
室内への雨漏りは強風被害によって瓦のズレや飛散が起り、内部に雨水の侵入を許した事が原因と考えられます。お客様には現状をご説明した上で、下記の屋根修理をご提案させていただきました。

ズレや飛散が起った袖瓦を1枚ずつめくり仮撤去を行います。
めくった瓦は下地調整後、再利用しますので一旦別の場所で保管します。
土葺き屋根の為、袖瓦をめくると中から葺き土が見えてきます。不要な葺き土は取り除いて清掃をしていきます。
今回、袖瓦を固定する際に南蛮漆喰を使用します。

葺き土の清掃が完了したら、新しい下地の南蛮漆喰を詰めていきます。
南蛮漆喰は漆喰とは異なり、棟など外側だけではなく内側にも使用されます。

瓦は下から上に向かって、既存の瓦とのバランスを確認しながら、ズレや歪みが出ないように袖瓦を設置します。
強風被害に遭った袖瓦の葺き直しと差し替えが完了しました。
土葺きの屋根は粘り気のある葺き土で固定され、葺き土が乾燥し痩せてくると瓦がズレやすくなります。
瓦のズレを戻すだけでは固定する事ができず、新しい下地・南蛮漆喰を使用してきちんと復旧しました。
劣化した古い漆喰を取り除いていきます。
漆喰は上から詰める事ができますが、劣化した漆喰が残っていると密着せすに剥がれてしまう可能性があります。その為、耐久性を考えると、古い漆喰を綺麗に取り除いてから、新しい漆喰を詰める事をおススメします!
漆喰は数回に分けて形を整えて塗り重ね、厚みを持たせて仕上げました。
漆喰が剥がれ内部が露出していましたが、防水性が向上し見た目も綺麗になりました。
劣化が進行すると、黒ずみやコケが生えてきたりする場合があります。見た目の問題だけではなく、雨水の侵入を許してしまう事になり屋根の耐久性にも影響を与えます。その為、定期的に屋根点検を行ってメンテナスを行いましょう!
裏鬼部分の漆喰剥がれも漆喰を詰め直しました。
漆喰は葺き土などと比べ防水性は高いですが、防水性が100%ではありませんので裏鬼部分は厚めに塗っておきます。漆喰を綺麗に仕上げるには、職人の経験と技術が必要です!
壁際のし瓦を元の位置に戻し積み替えが完了しました。
新しく南蛮漆喰を詰めてのし瓦が元の位置に戻った事で、ズレや隙間がなくなり雨水をシャットアウトできます。また、屋根コーナ部分の落下していたのし瓦1枚も取付直し、これで大雨時に内部へ大量の雨水が侵入する事はなくなりました。
まずは剥がれている既存の軒天を撤去します。
既存の下地に新しい軒天に張り替えます。
新しい軒天の張り替えが完了しました。
軒天の取付けには、ボンド・タッカー・ビスを使用して固定し、固定跡もほとんど目立ちません。軒天材は建物の意匠に合わせて、既存の軒天材と同様に木目調の化粧合板を採用します。
他にも『ケイ酸カルシウム(ケイカル)』など様々な素材が住宅用・軒天材として使用されています。
強風被害や雨漏りなどの屋根修理は街の屋根やさん堺店にお任せください!
本日は、堺市南区での屋根修理をご紹介しました。
屋根は強風や台風などの影響を受けやすい為、築年数の経過と共に定期的に屋根点検やメンテナンスを行う事が大切です。街の屋根やさん堺店では、屋根工事の知識を持ったスタッフが担当します。
強風被害や雨漏りでお困りの方は、お気軽にご相談下さいね。
▶屋根工事ってどうやって依頼するの?
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大阪府吹田市江の木町5-24 フェスタ江坂401
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