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堺市南区にて台風被害に遭った瓦屋根・雨樋の補修工事|仮設足場設置のために波板の仮撤去も行いました
堺市南区 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
堺市南区のT様より
『台風被害に遭い、瓦屋根と雨樋の破損があるため点検して欲しい』とお問い合わせをいただきました。
現地調査にお伺いすると雨樋が破損して庭に落下し、屋根の瓦も破損やズレがある状態でした。
広範囲にわたる不具合があったため、全面工事を行なう場合は工事日数も費用も大掛かりになってしまいます。
そこで今回は破損箇所のみの工事を行なう事になりました。
・瓦屋根補修工事
・漆喰詰め直し・雨樋補修工事・仮設足場の設置・コーキング補修
T様には上記の工事をご提案し、ご依頼をいただきました。
当店では住宅全般の工事を承っていますので、複数箇所の工事を同時に行う事ができます。
また、状況にもよりますが、全面的な工事だけでなく破損箇所のみの部分補修工事を行なう事も可能です。
お家の気になる箇所がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい!▶メールにてお問い合わせ(24時間受付中)
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:7日
- 築年数:50年
- 使用材料:【瓦屋根補修】ケラバ瓦、平瓦、のし瓦、南蛮漆喰、止水パッキン付ビス、ビス、銅線
【雨樋補修】軒樋、集水器、呼び樋
【波板脱着工事】傘付ビス、変形シリコンコーキング
【コーキング補修】変形シリコンコーキング
【仮設足場設置】
屋根の端にあるケラバ部分の瓦がズレていました。のし瓦も同様に、外れて抜け落ちてしまっています。
下地の葺き土が痩せて劣化して、固定力が低下している事が原因の様です。
その他にも屋根瓦がひび割れている部分が数箇所見られました。
瓦の耐用年数はとても長く50年以上とも言われますが、割れたり欠けた瓦は差し替えが必要になります。
屋根の広範囲にわたって不具合が多数見られました。
台風被害でズレていたケラバ瓦をキレイに戻して、今後の天災に備え1枚ずつ固定させていただきます。
インパクトドライバーを使用して瓦に下穴を開けて、木下地に向かってしっかりとビス留めをしました。
瓦1枚1枚にビスを打った事で固定力が増し、今後強風を受けてもズレたり飛散する心配がなくなりました。
また、ビスは露出しているためビス穴から雨水が入り込まない様に止水パッキン付のビスを使用しています。
抜け落ちていた壁際水切りののし瓦を補修します。
南蛮漆喰(なんばんしっくい)を詰め、新しいのし瓦を埋め込む様に差し込みました。
壁際水切りとは、外壁を伝ってきた雨水が屋根と外壁の取り合い部に侵入する事を防ぐための金物です。
のし瓦の補修を行い、雨水が内部に入り込む心配がなくなりました。
▶雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い
まずは既存の冠瓦を仮撤去し、割れたのし瓦も一緒に外します。
新しいのし瓦と冠瓦を固定する為に、葺き土代わりの役割がある南蛮漆喰を詰めます。
仮撤去した冠瓦を被せて、銅線でしっかり固定しました。
この銅線は棟を包んで固定する為、強風や地震が起こっても棟が崩れて瓦が飛散する事を防ぎます。
割れている屋根の平瓦を新しく差し替えるため、既存の瓦を撤去します。
瓦を差し替え、ビスでしっかりと固定しました。
数枚割れている箇所があったため、割れた瓦は全て差し替えを行います。
できるだけ既存の瓦に近い色の瓦を選び、差し替え後も屋根全体に違和感なく馴染む様に仕上げました。
剥がれ落ちていた鬼瓦周辺の古い漆喰を丁寧に除去します。
漆喰を除去したら瓦同士の隙間にコーキングを打ち、雨仕舞いを行います。
ここにコーキングを打つ事で隙間をしっかり塞ぎ、雨水が内部に侵入する事を防ぎます。
雨樋が破損して庭に落下していました。集水器は固定銅線があるため、落下せずに留まっている状態でした。
破損箇所のみの交換を行います。
一部破損して落下した、2階軒樋の補修を行います。
外れずに残っていた既存の軒樋と受け金具を撤去し、そこへ新しい受け金具と軒樋を取り付けます。
割れて今にも外れそうだった集水器(しゅうすいき)も新しく交換を行いました。
新しい呼び樋(よびどい)を取り付け既存の竪樋(たてどい)と繋げて、2階屋根の雨樋の補修は完了です。
▶雨樋の種類と素材を解説!
モルタル外壁にクラックがありました。換気ガラリも外れかけています。
どちらもこのまま放置していると雨水が侵入し、雨漏りの原因となってしまいます。
クラック、換気ガラリ共にコーキングで補修を行いました。
しっかりと隙間を埋めて雨水を防ぎます。
特に換気ガラリは外れてしまうと雨水だけでなく、虫や鳥なども侵入できる様になってしまいます。
コーキングを打ってしっかりと外壁に固定し直しました。
▶コーキングについて
今回は仮設足場を設置して屋根補修・雨樋補修工事を行ないました。
こちらのお客様宅のテラスには波板が張られており、足場設置のために一部を一時的に外して仮撤去する必要がありました。
足場を立てる箇所の波板を1枚ずつ丁寧に外していきます。
外した波板は、張られていた順番と向きをマークしておきます。
復旧させる時に同じ順番・向きに張り直すための重要なマークです。
波板にはビスやフックで固定するための穴が開けられており、順番・向きを変えてしまうとその穴がズレてしまうためです。
マークしたら復旧させるまで工事の邪魔にならない場所に保管しておきます。
保管しておいた波板を1枚ずつ間違えない様に元の位置に張り直します。
波板は張り直す前に洗浄して汚れを綺麗に落としました。
復旧した波板は新しく傘釘を使用して固定します。
傘釘は、傘の様な頭部を持つ釘です。
傘の部分が波板の山にかぶさる状態になるため、釘穴から雨水が侵入する事を防ぎます。
波板は木下地に固定されています。
真っ直ぐな木下地に波板を乗せると、どうしても隙間ができてしまいます。
そこでその隙間を防ぐため、波板と外壁の取り合い部に雨水が侵入しない様に雨仕舞いとしてコーキングが打たれていました。
復旧させた波板の取り合い部に新しくコーキングを打ち、波板と木下地の隙間をしっかりと塞ぎました。
これでテラス屋根の波板の復旧は完了です。
全ての工事が完了しました!
今後の天災で瓦が飛散したり、雨漏りが起こるリスクも解消されました。
波板を仮撤去した際に洗浄を行った事で透明度が復活して、屋根の下が明るくなりT様にはとてもお喜び頂けました♪
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