和泉市のリピーター様宅｜台風被害でベランダ屋根・ポリカ波板全面張替と雨樋のジャバラ交換の施工事例をご紹介！
和泉市 火災保険
【工事のきっかけ】
和泉市のリピーター・Ｔ様より、『台風７号でベランダ屋根が外れて飛んでしまった、ベランダが水浸しになって困っています』『火災保険の相談にものってほしい』とご相談をいただきました。
現地調査を行うと、２階ベランダ屋根・ポリカ波板は一部を残し飛散してフックも取れていました。
波板と設置面には隙間ができ、波板パッキンが取れかけていたり、外れて落ちている所もありました。
他にも、雨樋のジャバラは接合部分が緩み外れて、雨水が溢れ出す状況でした。
波板を固定しているフックの緩みや、雨樋のジャバラは接合部分が緩んでいる所に暴風が吹付けた事で、今回の飛散や外れを引き起してしまったと考えられます。
波板と設置面に取付けられている波板パッキンが取れ、隙間が見られ波板のバタつきや飛散原因になり補修が必要です。
Ｔ様には現状をご説明し、火災保険の申請に必要なお見積書と現場の写真をご提示しました。
後日Ｔ様より、『保険の認定が下りたので、工事をお願いします』と受注のご連絡を頂き、『ポリカ波板全面張替』と『ジャバラ樋の交換』を行う事になりました。
波板取付の施工方法は、既存波板の撤去➙フレームの溝清掃➙波板をフレームに差込み固定➙波板キリでフック取付るので下穴を開ける➙ポリカフックで固定➙波板パッキンの取付➙波板の全面張替が完了しました。
波板の取付が完了すれば、根元が硬化していた既存のジャバラ樋を取り外します。取り外せば、新しいジャバラ樋のホースを根元からシッカリ取付て、交換が完了しました。
工事が完了しＴ様に確認して頂き、『これでベランダが雨で濡れなくなって、洗濯物も干す事ができます！ありがとう』とお言葉を頂きました。
ベランダに設置されている波板や樋に不具合が発生すると、大量の雨水がベランダ床を濡らし、ベランダ床が原因の雨漏りが軒天や室内を介し現れます。
建物の耐久性が著しく低下してしまう為、波板を取付て１５年が経過している、風が吹くとパタパタと音がする、樋から雨水が溢れているなどの症状があれば、街の屋根やさん堺店の無料点検をご利用下さいませ。
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ビフォーアフター
施工前
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施工後
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基本情報
- 施工内容：火災保険
- 施工期間：１日
- 築年数：４１年
- 施工費用：１３０，０００円
- 使用材料：ポリカ波板：色・ブロンズクリア サイズ・５尺 ポリカフック 波板パッキン ジャバラ樋（ジャバラホース）
ベランダ屋根のポリカ波板は、波板を固定しているフックが外れ、一部を残し暴風で飛散していました。
ポリカ製波板は耐用年数が長くコストパフォーマンスが良い部材でもあります。
しかし、紫外線を常に浴び１０～１５年が経過すると耐用年数が近づき、浮きや割れが起ってしまいます。
こちらの波板も１０年以上が経過し、そろそろメンテナンス時期を迎えていたのかもしれません。
波板との設置面の隙間を埋めていた波板パッキンが取れかけていたり、外れて落ちている所がありました。
波板との設置面に隙間ができると、風によるバタつきが起ったりします。その為、残っている波板の飛散を引き起す場合があります。
雨樋ジャバラの接合部分が緩み外れていました。
ジャバラは表面が山折りと谷折りになっている、ホース状の部材です。
ジャバラは軒樋と竪樋を接続させる為に、どの角度にも曲げる事ができる設計になっています。
しかし、ジャバラの素材は薄く劣化しやすいデメリットもあります。
波板のフックやパッキンが外れた事で、固定力が低下し残っている波板も飛散していまう場合があります。
また雨樋のジャバラが外れると、雨水がベランダ床に流れ出し、下の階に部屋があれば室内に雨漏りが発生する危険性が高くなるのです。
今回は、『ポリカ波板の全面張替工事』『雨樋のジャバラ交換工事』を行う事になりました。
今回のベランダ屋根と雨樋の工事は、火災保険の風災が適用されて原状復旧工事を行う事ができました！
台風被害に遭われた場合は、家を購入した時に加入している火災保険で『風災』が補償内容に含まれていれば、火災保険で工事を行う事ができるかもしれません。
但し、あくまでも元に戻す為の工事の為、経年劣化や建材のグレードを上げての工事を行うことはできないので、注意して下さいね。
また、火災保険を活用して工事を行う場合は、保険会社に認定され損害保険料がお振込になってから、工事を行いましょう！
▶火災保険の詳しい情報はこちらのコラムをご参考に
▶保険活用リフォームのトラブルにご注意下さい！
既存の波板を全て撤去します。
波板を固定しているフックを1つずつ外して、波板を撤去していきます。
撤去した波板は、当店で持ち帰り適切に処分させて頂きます。
処分には別途費用が必要な為、お客様には必ずご説明をさせて頂きますのでご安心くださいね。
フレームの溝には大量の泥が溜まり水はけが悪くなっていたので、泥を清掃しておきました。
フレームの溝部分は波板を外さないとキレイに清掃ができない為、このタイミングで清掃を行いました。
ベランダ屋根の張替を行う場合は、当店では必ずフレームの清掃もセットで行います。
新しいポリカ波板をフレームに差込み固定します。
波板のサイズは５尺で９枚使用し、カラーは『ブロンズクリア』になります。
ブロンズカラーは１番選ばれるカラーで屋根の下が眩しすぎず、また暗くなりすぎる事がないオススメのカラーです。
波板のキリを使用してフックを取付ける下穴を開け、ポリカ製フックで波板を固定しました。
波板の山部分に正確に穴を開ける事ができ、握り手部分を廻しながら押し込んで、穴を開けていきます。
下穴が開けばポリカ製のフックで、ポリカフックの間隔を５山以内、波板を張り合わせる重ね代は２．５山以上の施工基準を守って、波板を取付けました。
波板との設置面にできた隙間には、波板パッキンを取付ました。
波板パッキンを用いると波板と設置面との密着性が高まり、隙間をパッキンで埋める事で風によるバタつきを防げます。
波板が風によってバタつくと劣化が早まり、破損したりする可能性があります。波板本体の寿命を延ばすにも効果的です。また騒音防止効果にもなり、波板のバタつきで騒音に悩まされている場合などは、波板パッキンを使用しましょう。
既存の雨樋ジャバラを撤去し、新しいジャバラを根元からシッカリと取付て交換が完了しました。
雨樋のジャバラに流れてくる雨水は、ベランダにあるドレンに流れていく様に施工しています。
これで雨の日に雨水が溢れる心配がなくなりました。
▶ベランダ・バルコニーの雨漏りの原因と補修方法
波板全面張替工事・雨樋のジャバラ交換工事が全て完了しました。
暴風によってベランダ屋根の大半が飛散し、雨樋のジャバラが外れていましたが、工事を行った事で本来の屋根や雨樋の機能が復活しました。
ベランダは台風被害を受けやすく、建材に劣化が見られると落下や飛散などの、大きな被害を引き起す場合があります。
近年では、海面温度が上昇し高気圧や偏西風などの動きに変化が見られます。
その為、台風の進路予想が付きにくく暴風域が長期間続き、深刻な住宅被害が各地で起こっています。
台風や大雨に備え、被害を最小限に抑える為にも『住宅の事前点検』が重要になるのではないでしょうか。
▶住宅の点検や工事依頼はどうしたらいいの？
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