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堺市東区にて内樋の幕板が垂れ下がっていたので解体し、鼻隠しと軒樋の改修工事を行った施工事例
堺市 破風板・軒天補修
【工事のきっかけ】
堺市東区にて軒先の幕板が落ちそうになっているとの連絡を頂き調査に伺いました。
軒樋が外部から見えないように板で囲まれている内樋になっていて、その正面の幕板を固定している多くの釘が抜けてしまい幕板が垂れている状態でした。恐らく年数が経ち幕板の重みに耐えきれず釘が抜けてしまったのだと思われます。
お客様は内樋へのこだわりはなく、同じようなことが起こらない様にしてほしいとのことだったので、既存の内樋を全て解体し、木下地と鼻隠し板を新設し、鼻隠しに軒樋を取りつける工法での改修工事をご提案させていただきました。簡単に言うと現在の内樋を解体して外部からも軒樋が見えるように一般的な軒樋に改修をする工事です。
調査後に垂れている幕板を番線で括りつけて、応急処置をさせていただきました。
工事には足場が必要で、テラス屋根の波板を仮撤去してそこに足場を建てました。仮撤去した波板は工事完了後復旧します。垂れ下がっている内樋の幕板を撤去して鼻隠しの下地面を調整し、厚みが12㎜のベニヤ板を2枚重ねて張り鼻隠しの下地を新設しました。下地に厚みを持たせることでこの後に取り付ける鼻隠しの板を、より強度が高く取り付けることができます。
鼻隠しの板には窯業系の板材を使用しました。正面からビスを打ち込み先程設置した下地に固定し、表面のビス穴廻りの傷はタッチアップを行い綺麗にしています。軒先からの排水が正常に行える様に水切りの設置をし、吊り金具で軒樋を取り付け、鼻隠しと軒樋の改修工事が完了しました。足場解体後に仮撤去していたテラス屋根の波板を復旧し、全ての工事が完了しました。
工事後お客様も大変安心された様で、『幕板が垂れ下がった時はどうなることかと思ったけど、早めの対応をしてくれてありがとうございました。これで安心できます。』とのお言葉を頂きました。
何かお困り事があれば、街の屋根やさん堺店にお任せくださいね!
基本情報
- 施工内容:破風板・軒天補修
- 施工期間:4日間
- 築年数:約25年
- 使用材料:窯業系板材・下地用木材・雨樋・水切り・変成シリコン

軒先の幕板が垂れていて、今にも落下しそうな状態でした。
落下寸前と言えば少し大袈裟かもしれませんが、幕板の重さは見た目よりも相当な重量があるので、落下してしまう前に早めの対応をしなければいけません。
幕板の中は軒樋になっていて、幕板で外部から雨樋が見えなくしている樋を『内樋(隠し樋)』といいます。
軒樋や集水器が外部から見えないので建物の外観がスッキリ見えるのですが、樋に落ち葉やゴミが溜まっているかの確認や、メンテナンスを行う際は幕板を外さないといけない手間がかかってまいます。
幕板を固定している釘の多くが抜けていました。恐らく年数が経ち、徐々に徐々に抜けてきた釘が幕板の重みに耐えきれず、今になり一気に抜けてしまったのだと思われます。
2階以上の軒先の工事は危険が伴いますので、必ず足場が必要となります。
足場を設置するにはテラスにある屋根の波板を仮撤去しなければいけません。
波板を撤去して屋根枠の内側に足場の建地(柱)を通すことによって足場の設置が可能になります。
お客様は現在の内樋に対してのこだわりは無く、同じようなことが起こらないようにしてほしいとのことなので、既存の内樋を解体し、下地と鼻隠しを新設してそこに軒樋を付ける工法での改修工事をご提案させていただきました。
上記の内容でお見積りの作成をさせていただきます。工事内容を分かりやすく言うと、現在の内樋を解体し、一般的な軒樋のように外部から樋が見える状態に改修工事をするということです。

お見積りの作成から、受注をして工事に着工するまでの間、少しお時間を要します。
その間、お客様が大変不安に思われると思い、一定の間隔で番線を括りつけて応急処置を行いました。
あくまで応急処置なので、なるべく早くに工事を行えるように準備します。
テラスの屋根を仮撤去して、そこに足場の建地を通して足場の設置を行いました。
軒先のみ作業が出来ればいいのでその面だけ足場を組んでいます。
既存の内樋を全て解体しました。
鼻隠しの下地を新設するので、鼻隠しの面が合うように調整しました。
空洞になっている箇所に下地を入れ、更にその上にもベニヤを重ね張りして下地を新設しました。
12㎜のベニヤ板を2枚重ねているので、鼻隠しの板をより頑丈に取り付けることが出来ます。
新設した木下地の上から鼻隠しの板を取り付けました。
正面からビスを打ち込み固定しています。下地にも厚みを持たせているので落下しかけるようなことはなくなるかと思われます。
鼻隠しの板のジョイント部分は10㎜程の隙間をあけて取付けています。隙間をあけなければ強風の影響で幕板が少し捲れ上がりそうになった場合、隣接する板も一緒に捲れる可能性があるからです。
隙間には弾力性と防水性があり、上から塗装が可能な変成シリコンを充填しました。
軒先から軒樋への排水が正常に行えるように、軒樋の上部に新しい水切りを取り付けました。
水切りは屋根を流れ落ちる雨水から鼻隠しを守るといった役割もあります。
軒樋は吊り金具で固定しました。下から軒樋を見ると金具が見えにくいので外観がスッキリします。
これで鼻隠しと軒樋の改修工事は完了です。
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足場の解体後、最後に仮撤去していたテラスの屋根を復旧しました。
この際にと思い水洗いで波板を綺麗な状態にして復旧しています。
工事後お客様より『幕板が垂れ下がった時はどうなることかと思ったけど、早めの対応をしてくれてありがとうございました。これで安心できます。』とのお言葉を頂きました。
大変不安に思われていたと思いますが、ご安心していただけてなによりです。
何かお困り事があれば、街の屋根やさん堺店にご相談して下さいね!
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