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河内長野市|瓦屋根の一部葺き直しと片棟取り直し及び雨樋交換工事
河内長野市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
河内長野市のH様より、『実家の台所が大雨の日に雨漏りして困っている。最適な工事を教えてほしい。』とご相談いただきました
現在お母さまがお住まいのご実家は、築100年以上で各所に問題が発生していました。葺き替えもご検討されていたそうですが、長く住む予定はないので部分補修をご希望されていました。
雨漏り箇所の台所には雨水が落ちてこないよう、天井にパネルを貼られていましたが、根本的な雨漏りの解決にはなっていませんでした。
屋根の調査を行うと、屋根がぶつかり合う箇所にある『片棟』が崩れており、中の葺き土がむき出し状態になっていました。この片棟の崩れから雨漏りが発生していると考えられた為、『片棟の取り直し工事』を行うようにご提案しました。
また、平瓦にもズレが生じており、軒樋に乗っている形になって軒樋の歪みも発生していた為、『平瓦の一部葺き直し工事』と『雨樋の交換工事』も一緒に行う事になりました。
工事後は雨漏りも解消され、H様からは『親身な対応をしていただきありがとうございます。また何かあれば相談させていただきます』とお喜びいただけました。
これから本格的な梅雨シーズンに入り、雨漏りの被害も多くなってくる時期です。今のうちに心配箇所は解決しておき、雨漏りで困る事がないように対策しておきましょう。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:3日
- 築年数:100年以上
- 使用材料:アスファルトルーフィング、なんばん漆喰、雨樋、落ち葉除けネット
雨漏りした台所天井には、パネルを貼っている状態でした。
雨水が垂れてくるのを防ぐ為に貼られたそうですが、内部に雨水が溜まっていると考えられ、雨漏りの根本的な解決にはなっていませんよね。
当店で雨漏りの原因を特定し、根本的
解決を行います!
▶雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ
建物同士の取り合い部にある『
片棟(かたむね)』が崩れ、中の葺き土がむき出しになっていました
。
今回の雨漏りは、このむき出しになった葺き土から雨水が入り、建物内に雨水が侵入したと考えられます。
※
片棟は主に片流れの屋根で使用される事が多いのですが、H様宅では既存建物屋根と増築部屋根
の取り合い部の勾配が合わず、片棟を設置して谷樋の排水を塞き止める形にしたようです。
屋根の平瓦もズレ落ち、軒樋はズレた瓦の重みで
歪みが生じ
、近くにある竹藪の笹の葉が溜まっている状態でした。
軒樋に歪みやゴミの詰まりがあると、雨水が適切に排水できず溢れてしまう『オーバーフロー』という現象が起きる可能性があります。
オーバーフローすると外壁に水が大量にかかってしまい、建物の劣化にも繋がってしまいます。
今回屋根全体の
経年劣化も見られる為、お客様には瓦屋根の
全面葺き替え
工事をご提案しました。
しかし、今後長く住まれるご予定はないという事で、雨漏り原因の片棟、ズレが生じている平瓦、雨樋
の補修工事を行う事になりました。
まずはズレが生じている平
瓦を仮撤去します。
葺き直し工事では既存の瓦を再利用する為、仮撤去した瓦は割れないように丁寧に横に置いておきます。
築100年以上の瓦屋根住宅という事で、瓦は昔ながらの土葺き工法で葺かれていました。
野地板に穴が開いている箇所がありますが、こちらは過去に煙突が通っていた穴です。
下地処理を行った後、上からルーフィング(防水シート
)を敷いていきます。
水の流れで雨水が内部に入らないように、軒先に近い方から順に端を少し重ねて張っていきます。
使用したルーフィングは七王工業(株)の『アスファルトルーフィング』
という商品です。ルーフィングは屋根の防水において最も重要な部材である為、できるだけ高品質な物を使用する事をおススメします!
仮撤去した瓦を元の位置に戻します。
瓦の固定には『なんばん漆喰
』
という漆喰を使用します。なんばん漆喰には通常の漆喰の原料に加え、特殊なシリコンや防水剤が含まれている為、耐久性・防水性に優れています。
シリコンコーキングで瓦を固定させる『
ラ
バーロック工法
』も行っておきます
。
こちらの瓦は瓦を一枚ずつ下地にビス留めできる『防災瓦
』
に比べると、強風や地震で瓦が動きやすい為、なるべくズレが生じないように固定して対策しておきます。
ラバーロック工法は施工方法を誤ると雨漏りを誘発する事もある為、適切に施工する事が大切です。
▶地震と強風に強くなる!?瓦屋根のラバーロック工法のメリットとデメリット
ズレが生じていた平瓦の一部葺き直し工事が完了しました。
瓦にズレがあっても、割れや欠けなどがなく再利用できる状態であれば、葺き直し工事が可能です。新しい瓦を使用する葺き替え工事に比べると材料費を節約できますよ♪
片棟の板金をめくり、乾燥した葺き土を取り除きます。
葺き土は当初粘土のように湿り気があるのですが、年数が経つにつれ徐々に乾燥してきます。カラカラに乾燥した葺き土では瓦が固定できない為、全て取り除いてしまいます。
葺き土を撤去した片棟に漆喰を詰めていきます。
葺き直し工事でも使用した、『なんばん漆喰』使用しました。
漆喰は瓦と瓦の隙間を埋め、板金を固定する為の役割を持ちます。
瓦は寿命が非常に長い屋根材ではありますが、
漆喰は瓦よりも耐用年数が短い為、
瓦屋根には漆喰のメンテナンスが必要不可欠です。
▶傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ
最初にめくっていた既存の板金を元の位置に巻いて
戻します。
板金を戻した後、
側面にも漆喰を塗っておきました。
これで片棟の漆喰詰め直し工事は完了です。
既存の片棟は崩壊して雨漏りが発生していましたが
、漆喰詰め直しを行う事で瓦と板金がしっかり固定され、雨漏りも解消されました。
既存
軒樋は
瓦がズレた事で歪みが発生している状態だった為、新しい軒樋に交換の上、落ち葉除けネットを設置します。
既存雨樋と同じ半円型の軒樋に交換しました。
雨樋を固定する支持金具も新しい物に取り替え、しっかり固定できるようになりました。
歪みが生じていた軒樋でしたが、交換工事を行って適切に排水できる、真っすぐ丈夫な軒樋
になりました。
軒樋と竪樋を繋ぐ為の『呼び樋(よびとい)
』
も取り付けました。
呼び樋の下には『竪樋
』
を繋げる為、でんでんと呼ばれる
固定金具を外壁に取り付けておきます。
竪樋(たてどい)を取り付け、動かないようにでんでんで固定し
ました
。
竪樋は呼び樋から流れてきた雨水を下へ排水させる箇所です。
軒樋には落ち葉除けネットも設置しました。
H様宅のすぐ隣には竹藪があり、既存の雨樋には笹の葉がたくさん詰まっていました。その為、新しく交換した軒樋には落ち葉除けネット
を取り付け、笹の葉
が溜まらないように
対策をしておきました。
落ち葉が溜まるとオーバーフロー(軒樋から水が溢れる現象
)
が起きて外壁から雨漏りしたり
、建物を汚すなど二次被害にも繋がります。
近隣に落葉樹がある住宅には落ち葉除けネットを設置して落ち葉詰まりを防ぐ事をおススメします!
▶雨樋の詰まりにお悩みの方へ、落ち葉除けネットがお薦めです
雨樋の交換と落ち葉除けネットの設置が完了しました。
新しい雨樋には落ち葉除けネットも設置し、適切に排水でき、落ち葉も溜まりにくい雨樋に生まれ変わりました。
雨樋は場所により呼び方が変わりますが、全て不具合なく適切に
繋がっていないと
建物の排水システム
が乱れてしまいます。
割れや歪みは放置せずに、お早目に補修を行う事をおススメします。
▶雨樋工事でお家を雨水から守る! 雨樋の修理・交換、お任せください
今回の瓦屋根雨漏り工事が全て完了し、お困りだった雨漏りも解消しました。
H様には
『親身な対応をしてくださりありがとうございます。また何かあればご相談させていただきます。
』とお喜びの声を頂きました。
Q.屋根工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
A.雨漏りが起こった事です。
Q.弊社をどのように探しましたか?
A.インターネットで探しました。
Q.弊社を知りすぐにお問合せ頂けましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
A.後から追加料金が掛かるのでは?と不安でしたが、本当に安心して任せられました。
Q.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたか?
A.分からない事や予算面でも『何でも質問して下さい!』と言って親身になって下さり、本当に良かったです。『感謝です!』
きっちりした仕事をして下さりました。ありがとうございます。
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