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
河内長野市でRC造住宅の棟取り直しや塗装・外壁新設など改築工事
河内長野市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
RC造
住宅(鉄筋コンクリート造
)
の改築リフォームのご相談を受け工事を行いました。
棟が歪みがある洋瓦屋根には乾式工法で棟瓦
取り直し工事を行いました。
また、
コンクリートやタイルの外壁・シャッターなど
各所に
不具合や
塗膜の劣化
が見られた為、全体的に補修の上塗装工事を行いました。
コンクリート
下地の外壁や軒天
には、ラジカル制御技術で耐久性のある塗料
『アレスダイナミックトップ
』を重ね塗りし、耐久性のある
塗膜を作りました。
別途
内装リフォーム
も行っており、
外壁と軒天を新設した為、新設部には既存外壁と合わせる為にリシン吹き付けで塗装を行いました。
内装・外装共に
全体的に改装工事を
行った為、新築のような美しい仕上がりになりました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:約1か月
- 築年数:約30年
- 使用材料:【強化棟】棟補強金物・芯木・ハイロール
【クラック補修】微弾性フィラー・シーリング材・樹脂モルタル
【外壁塗装】シールプライマー・SKバリヤプライマー・アレスダイナミックフィラー・アレスダイナミックトップ・エコカチオンシーラー
【金属部塗装】ザウルスEXⅡ・セラMレタン
【木部塗装】キシラデコール
河内長野市にて鉄筋コンクリート造住宅の各種改築工事を行った様子をご紹介します。
F型の洋瓦屋根には、棟の歪みや瓦のズレ、苔やひび割れなどのトラブルが見られました。
瓦を固定する銅線が切れていたり、
漆喰も劣化していた
為、
瓦の固定力が下がっていたと考えられます。
瓦がひび割れている箇所を放置すると、台風で落下する可能性もあり危険です!
屋根には
棟の取り直し工事と割れた瓦の差し替えを行います。
コンクリート外壁にもクラックや剥がれが見られました。
これらの症状は外壁の塗膜が劣化していた事が原因と考えられます。
コンクリート外壁にはひび割れ部や欠落した箇所を補修した上、塗装工事を行います!
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塀やシャッター周りなどのタイル外壁にも、割れや白華現象がありました。
こちらのタイルには目地が詰められておらず、内部に水が入りやすい状態になっていたと考えられます。
タイル外壁には、割れや白華現象を補修した上、新しいタイルの詰め直し、目地詰めを行います。
まずは洋瓦屋根の棟取り直し工事を行います。
▶棟取り直し工事って?
今回は隅棟を強化棟工法で取り直し、大棟は銅線の締め直しを行います。
まずは隅棟の既存瓦を撤去します。
瓦を剥がすと、
瓦を固定する為の木下地や漆喰
も劣化しており、しっかり固定できなかった
事が分かります。
木下地や漆喰も取り除き、清掃を行いました。

棟の周りの瓦を仮撤去し、棟補強金物を取り付けます。
こちらの棟補強金物は屋根の下地(野地板)にしっかりビス留めされており、簡単には外れないようになっています。
棟補強金物を取り付けたら、仮撤去した瓦を戻していきます。

棟補強金物に芯
木と呼ばれる
角材を取り付けます。
こちらは瓦を固定する為の下地材になります。こちらも棟補強金物にしっかりビス留めされています。
『
ハイロール』
と呼ばれる
乾式面戸シートを張りつけていきます。
ハイロールの裏面には伸縮性の高いブチルテープが施されており、漆喰の代わりに内部に水が入り込むのを防ぎます。
隙間があると雨漏りに繋がる為、角の尖っていないヘラなどを使って隙間なく貼り付けていきます。
漆喰の代わりに
ハイロールを使用する事で、漆喰よりも劣化しにくく、スピーディーな施工、
屋根の軽量化にも繋がります。
瓦を戻し、パッキン付きのステンレスビスで固定します。
ビスは先ほどご紹介した芯木に打ち込まれており、瓦から家の躯体が全て一体となり、
地震が起きても瓦が落下しにくくなる構造です。
▶棟瓦の乾式工法で住宅の耐震性を向上
また、パッキン付きのビスを使用している為、ビス穴の隙間から雨水が入るのも防ぎます。
外壁には塗装工事を行う前に、クラックや塗膜の剥がれなどを補修しておく必要があります。

ヘアクラックと呼ばれる0.3mm未満のひび割れは、フィラー刷り込みと呼ばれる補修を行います。
微弾性フィラーと呼ばれる下塗り材をひび割れ部に刷毛塗りし、隙間を埋めて凹凸をなくします。

構造クラックと呼ばれる
0.3mm以上の
ひび割れには、Uカット工法と呼ばれる補修を行います。
ひび割れ部を一度深くカットし、そこにシーリング材を詰める事で、ある程度の動きにも対応できるようにしておくのです。

モルタルが剥がれたコンクリート外壁は、残っていたモルタルを剥がし、樹脂モルタルを左官補修していきます。
既存のモルタルが残っている状態で新しい塗膜を重ねると、綺麗に仕上がらないだけでなく、再度剥がれる原因にもなります。
家庭用よりも遥かに高い水圧の高圧洗浄機で洗浄する事で、汚れだけでなく劣化した古い塗膜もそぎ落とします。
塗装
前に
高圧洗浄をすることで、塗装の
密着度や耐久性が向上します。
高圧洗浄をせずに塗装工事を行うと、古い塗膜の上から塗料を重ねる事になり、すぐに剥がれたり、ひび割れ
・浮きの原因になります。
不具合箇所の補修や高圧洗浄などの手順を経て、やっと塗装の段階に進めます。
その塗装も、下塗り→中塗り→上塗りと3回に分けて塗料を塗り重ねます。
今回は外壁・軒天・擁壁は同じ塗料を使用しました。
下塗り材のアレスダイナミックフィラーは、
エアレススプレーで吹き付けていきます。
下塗り塗料には、上塗り塗料が素地に染み込むのを防いで色ムラを軽減する、塗料の接着を良くする、塗装
の持ちを良くするなどの効果があります。
その為、下塗りの工程を省いてしまうと、綺麗に仕上がらないだけでなく、塗膜がすぐに劣化したり、剥がれてしまう原因になります。
中塗りと上塗り材のアレスダイナミックトップ
はローラーで
塗っていきました。
基本的に
中塗りと上塗り塗料は同じ塗料を使用しますが、2回に分けて塗り重ねる事で、塗膜の厚みが確保され、耐久性がありムラのない仕上がりになります。
塗料の色はお客様と打ち合わせの上、
明るい
灰色を選びました。
▶塗装の色選びでチェックしておきたい4つのポイント
今回の工事では外装だけでなく浴室など内装のリフォームも同時に行っており、それに伴い外壁と軒天を新設しました。
新設の外壁にはラスカット(外壁の下地木材
)
の上にモルタルを塗っていますが、モルタル自体には防水性がない為、表面に防水層を作る必要があります。
今回は既存の外壁に合わせる為、リシン吹き付け
で防水層を作ります。

リシン吹き付けを行う前に、こちらにも下塗りが必要です。
下塗り材にはカチオン系のエコカチオンシーラーを使用しました。

下塗りが終わったら、リシンガン機械に素材を投入し、新設した外壁や軒天
に吹き付けていきます。
新設した外壁にリシン吹き付けが完了しました!
色や質感を既存の外壁に合わせ、
違和感のないように仕上げました。
同時に施工していた浴室のリフォームも完了しております。
付帯部とは屋根と外壁以外の
住宅パーツを差します。
住宅の塗装工事を行う際には、
付帯部の塗装も同時に行います。
錆止めが乾燥したら、塗料を塗っていきます。
上塗りに使用したのは、関西ペイントの『セラMレタン
』
です。雨水が汚れを浮かせて洗い流してくれる効果があり、高い
防カビ性・防藻性で、綺麗な状態を長持ちさせる事ができます。
付帯部の塗装が完了しました!
付帯部の塗装を行う事で、もちろん美観性も向上します。しかし、それだけでなく塗膜を復活させる事で耐久性の向上にも繋がりますよ♪
完全に割れたり錆びが進行してしまうと塗装メンテナンスもできない場合がありますので、劣化が進行する前に付帯部も塗装を行っておきましょう!
▶付帯部の塗装工事の様子はブログでも詳しくご紹介しています
タイル外壁にもひび割れや白華現象が見られた為、不具合箇所の補修を行います。
まずはひび割れを補修します。

擁壁のひび割れているタイルを、ハンマードリルで斫(はつ)り、細かい砂ぼこりやゴミをブロアで取り除きました。
ホコリ等が残っているとタイルの接着力が下がってしまう為、しっかり取り除いておきます。
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タイルを撤去した箇所にモルタルを詰め、上から新しいタイルを貼っていきます。
ズレないように微調整しながら取り付け、コンコンと打ち付けて固定して完了です!

タイルに付着しているエフロ(白華現象)を除去していきます。
エフロの主成分は炭酸カルシウムの為、高圧洗浄だけでは除去できません。酸性のクリーナーで溶かしながらブラシなどで除去していきます。

最後に高圧洗浄を行い、
エフロ取りが完了しました。
綺麗になりましたが、こちらのタイルには目地が詰められていない為、目地詰めを行っていきます。

目地のないタイルには目地詰め用のゴムヘラで
目地専用
セメントを詰めていきます。
一見簡単そうに見えますが、目地専門の目地職人
さんがいるくらい
熟練の技が必要な作業です。

ある程度塗り進めたら、水を含めたスポンジで表面を綺麗に拭き取ります。
拭き取る際にはタイルの表面より出たりへこんでしまわないように平らに仕上げます。

高圧洗浄を行い、
表面に残っていた
目地材は、最後に
酸性のクリーナーで
洗浄を行います。
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