斑鳩町のM様が購入された家です。

この写真は、壁の洗浄状況です。

高圧洗浄は、屋根から洗い始めて次に、外壁を洗って行きます。

屋根で出た汚れを洗い流す時必ず軒樋の隙間から

漏れて壁を汚すからです。

掃除は上からが基本で洗浄も上から順番に洗わないと

ダメなのです。

洗浄は、屋根や壁だけと思われがちですが、

街の屋根やさん奈良南店の高圧洗浄は、

サッシ、網戸、雨戸裏、手摺、柵、土間、擁壁

テラス、アプローチ、ガレージ、カーポート

玄関タイルなどなど、一軒まる洗いです。

何せ、汚れやコケが付いている所は残さず洗う

事が染みついて居て、一日で洗浄が終わらない時も

有ります。

厳しい社長に教わったので手を抜く事はしません。

体が勝手に動くんですよ。ホントに！(^O^)／

洗浄後、サッシ周りやヒビ割れ、目地のコーキングを

して、塗料で汚れないように窓や土間などの

養生をして塗装準備完了です。

次に、外壁、軒天井のシーラー塗装していきます。

シーラーは、吹き付け機械で塗装します。

どうしてかというと、細かい所にも入り込んで

塗装出来るからです。

シーラーの役割は、既存の壁と塗料を密着させる

為の塗料で接着剤の様な役割をします。

下塗りには、シーラーレスの塗料が有りますが

壁に付いている埃の上から塗装しても

シーラー塗装している表面とは違うので、

密着に差が出てきます。

だから、シーラーは必ず塗装しなければならないのです。

シーラーは、埃を固めたり、素地調整に使ったりも

します。

下地処理は、ホントに大事です。

これは、上塗り１回目を吹き付けで塗装している

状況です。

上塗り１回目は、隅々まで塗装出来る吹き付けで塗装

していきます。

塗装機で均一に塗料を壁に塗装していきます。

吹き付けで注意している事は、周りの状況確認と

塗料が飛散して足場から出ていってないか

時には、近隣の車が有る時は、カーシートを掛け

たり、ネットを二重にしたりと状況に合わせて

対処しています。

近隣対策も万全にしています。

上塗り２回目は、ウールローラーで硬い塗料を

しっかりと塗装していきます。

硬い塗料は、塗装機械では吹き付け出来ないので

ウールローラー仕上げになります。

この写真は、外壁塗装完了状態で付帯部塗装も

すべて終わっています。

斑鳩町のM様邸は、すべて既存色で仕上げている為

ぱっと見て塗り替えしたの？というぐらい

分かりにくいです。

外壁や付帯部、フード、勝手口扉、エアコンホース

カバーなど、塗れるものはすべて塗装しましたので

新築のようになりました。