施工前はこんな感じです。
屋根材の表面は劣化がすすみ、欠け、割れ、苔の３拍子そろい踏みです。
苔が生えているので足元がけっこう滑りやすくなっているので、
十分気を付けて作業したいと思います。
屋根の形状は寄せ棟で、下り棟の板金は差し棟となっております。
まずはこの棟板金の撤去からです。

コンパネを新設！

軒先側から順に防水シートを貼り付けます。

寄せ棟の場合は下り棟を超えた所まで防水シートを伸ばしてカットしなければなりません。
重なり幅をしっかりと取らなければ雨漏りの原因になります。

材料上げをします。
地葺き作業がし易いように等間隔で材料を配置。
軒先水切り板金を取り付けて、スターターを葺きます。
その上から本体葺きをします。

コーナーの斜めになっているところは、専用のベストカッターで斜めにカットします。

地葺きが終われば棟の仕上げに入ります。
貫板を取り付けてから、その上から棟包み板金を取り付けます。

接合部はコーキング処理を施します。最後に全体の掃除をして終了します。
この日は夕方から雪になるみたいです。明日は10年に一度の大寒波が到来との事です。
大雪と台風なみの強風が吹き荒れるみたいなので、前日までに終わった事は良かったです！