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和歌山市でバルコニーの上裏が崩落!ウレタン防水工事を行いました
【工事のきっかけ】
和歌山市在住N様よりご相談頂いたきっかけをお聞きしました!
「バルコニー裏
のモルタルが一部崩落し、ネットで「
バルコニー修理」や「軒天修理
」など
で検索するとHPが出てきました。
HPでのわかりやすい工事例や料金、お客様の声やスタッフの仕事に取り組むポリシーに納得がいき問い合わせしました。
」
とのことでした。
HPでスタッフの仕事の様子などがしっかりと伝わっていて、記事を作成している私も嬉しく感じました!
モルタルが崩落したとのことでしたので、早急に現場調査へお伺いさせていただき、
崩落した原因や今後どのような工事が必要となるのか確認させていただきました。
バルコニー裏のモルタルが崩落した原因は、
バルコニーの壁や床等
から侵入した雨水ではないかと思われます。
バルコニーから雨水が侵入することで、バルコニーの下地にくっついているモルタルが剥がれやすくなり、
結果崩壊してしまったんだと言えます。
なので今後、バルコニーから雨水が侵入しないよう「ウレタン防水工事
」
を行うことになりました。
ウレタン防水は別素材の防水層の上から施工が可能で、
継ぎ目のない防水層を形成できて
工期も短く済
みますのでオススメの防水工事です。
基本情報
- 施工内容:雨漏り修理
- 施工期間:6日間
- 築年数:約35年
- 使用材料:ウレタン樹脂、カチオンフィラー、トップコート、プライマー、改修用ドレン、シーリング等
みなさまこんにちは!街の屋根やさん和歌山店です。
今回はバルコニーの防水工事についてご紹介したいと思います!
バルコニーやベランダ・屋上などが取り付けられているお家は多いと思います。
バルコニーやベランダ・屋上のメンテナンスはしっかりと行っていますか?
雨に当たりやすい場所ですので、
元々しっかりと防水はされているのですが、
経年劣化により、防水層や立ち上がり壁からクラックが発生し雨水が侵入してしまうことがあります。
雨水が侵入し続けると雨漏りの原因や、N様邸のようにモルタルが崩落する原因にもなりますので
定期的にメンテナンスを行い、建物を長持ちさせましょう
!
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防水工事は陸屋根・ベランダ・バルコニーに必須のメンテナンスです
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和歌山市在住N様邸 バルコニーの上裏のモルタルが崩落!
和歌山市在住N様邸のバルコニーの上裏(あげうら)部分のモルタルが一部崩落しました!
上裏とはバルコニーの裏側の事を指します。
他にも、
外壁よりも外部へ出ている屋根の裏側や、
階段の裏面や庇(ひさし)の裏側なども上裏と呼ばれます!
上裏は「軒天(のきてん
)
」や「軒天井(のきてんじょう)
」
と
呼ばれることもあります。
なぜバルコニーの上裏が崩落したのかと言うと、バルコニーのどこからか雨水が侵入し、
バルコニー内部の
下地を腐食させたり、モルタルの密着性を低下させたのが原因だと言えます。
なので、続いてバルコニーの劣化状況を確認させていただきました。
≪関連記事
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✱軒天の雨染みと剥がれは見逃し厳禁! 雨漏りや鳥獣被害に繋がります
✱お家の意外と大事な部分、庇(霧除け)の役割とメンテナンス方法
N様邸のバルコニーの床を調査すると、防水層を保護する塗膜が剥がれていました。
バルコニーは雨水に当たりやすい場所ですので、床面には防水層が施工されています。
N様邸では「シート防水
」
と呼ばれる防水層が施工されており、合成ゴム系のシートが使われていました。
防水層(シート
)
を保護する塗膜が剥がれていると、
シートに直接雨水が当たってしまい
防水層の劣化を進めてしまい、いずれバルコニー内部へ雨水が侵入してしまいます!
N様邸では35年間一度も防水工事を行っておらず、ドレンもそのままなので劣化している可能性があります。
ドレンはバルコニーに降った雨水を適切に排水させるための排水口の事です。
ドレンは鉄製でできているのが多く、劣化してくると
ドレン
自体にヒビが発生したり破損することがあります!
そうすると、バルコニーの防水層との継ぎ目ができて
雨水が侵入し雨漏りの原因となってしまいます。
他にもドレンの周囲にゴミや埃が溜まると、
雨水を排水できなくなり防水層を傷めることもありますので
ドレン周りにゴミが溜まっていたらしっかりと掃除しておきましょう!
バルコニーの手すり壁には無数のクラック(ひび割れ
)
が発生していました。
手すり壁に
クラックが発生すると、そこから
雨水が侵入し、躯体内部の
劣化や腐食の原因となります。
タイルの目地から雨水が流れた跡がありますので、
大量の雨水が侵入しているのではないかと考えられます。
今回は
バルコニーの上裏が崩落していましたが、手すり壁が剥離するのも時間の問題だったかもしれませんね(;´・ω・)
N様邸のバルコニーでは合成ゴム系のシートで構成された防水層で、
「密着工法‐みっちゃくこうほう‐
」と呼ばれる工法で施工されていました。
密着工法とはシートを下地に
直接、
接着剤で貼り付ける工法です。
接着剤の接着力も低下していたので、シートは剥がしやすそうでした。
バルコニーの立ち上がり部分にもシートが
張られていますので丁寧に剥がしていきます。
シート防水のシートはすぐに剥がせたのですが、シート防水の下地となっていたモルタルには、細かく残ったシートや
接着剤が残っていました。
シートや接着剤が残っていると、上から塗装する塗膜がしっかりと密着することができませんので、必ず「ケレン作業
」を行っていきます!
ケレン作業
とは、下地に残った汚れを削り落とし、塗装前の下地を綺麗に整える作業の事です。
(モルタルの表面
は赤
茶色になっていますが、
シート防水の施工時に使われた接着剤の色がモルタルに
付着しているだけですので、
問題はありません
)
既存の下地(モルタル
)に付着した汚れや残った
シート
を削り落とした後は、躯体補修を行っていきます。
躯体補修とは、建物に発生したクラックや、コンクリートの浮き等の劣化箇所を補修することです。
バルコニーやベランダ防水工事を行う際、
下地にクラックや破損が見つかった場合は必ず躯体補修を行います。
躯体補修を行うことで防水機能を発揮し、建物自体の寿命も長くなります
(*^^*)
躯体補修は、シーリングを使って補修していきます。
シーリングとは防水工事やクラック補修等
、さまざまなな場所で使用されています。
シーリングは充填した時はボンドのような感触ですが、
乾燥するとゴム状となり、雨水をはじく効果があります。
また、
シーリングは
弾性があり、多少の振動であれば吸収する事ができますので
クラック補修にも優れていると言えます。
シーリングについて詳しくご紹介しています
✱屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
下地に発生した
クラック以外にも、バルコニーの床の立ち上がり部分や、立ち上がり部分
と外壁の取合いにもシーリングを充填し、防水しておきます。
シーリングは隙間に充填した後、ヘラでしっかりと押さえ、空気を抜いて密着させます。
掃き出し窓と外壁の取合いは、劣化したシーリングを撤去し、新しく
シーリングを充填して防水します。
バルコニーの
防水工事は、ただ床面を防水するだけではありません。
雨漏りの原因となる場所があれば、必ず補修・防水工事を行っております!
掃き出し窓と外壁の取合いに雨水が侵入すると、雨漏りの原因となりますので、
窓周りなどのシーリングが劣化していないか定期的に確認しておきましょう!
改修用ドレンは、既存のドレンに被せて劣化した部分をカバーします。
ホース(配管)も付いておりますので、
雨水を直接配管に排水させることができて、防水層の耐久性を維持させることができ、既存のドレンが破損していてもそこから雨水が流れる心配がありません。
(既存のドレンは内部にあるため破損していても目で確認する事ができません。)
改修用ドレンにシーリングを充填し張り付けていきます。
改修用ドレンは既存のドレンの穴に差し込んで「かなづち」で叩いて形を整えながら
、密着させます。
固定後も、改修用ドレンの周囲から雨水が侵入しないよう、改修用ドレンの周り(黄色い点線
)にもシーリングを充填し防水しました。
改修用ドレンを取り付けた後に、防水工事を行っていきますので、基本的には防水工事を行う時に、一緒に改修用ドレンを取り付けることをおススメします。
下地処理・
補修
が完成すると
、続いてはカチオンフィラーで下地を整えていきます。
ウレタン防水は既存の防水層の上から
でも塗装はできるのですが、
新しい下地を形成することで、より長持ちさせることができます!
なので、街の屋根やさん和歌山店では、必ず新しい下地を形成してから防水工事を行っていきます。
新しい下地を形成するために、カチオンフィラーと呼ばれる
モルタルを塗装します。
カチオンフィラーは、セメントや無機質骨材を配合した主剤(砂状
のもの)と、
カチオン
性樹脂の硬化液を撹拌しできたモルタルです。
防水層を形成する部分にカチオンフィラーを塗装していきます。
カチオンフィラーは、
様々な種類の下地に対して高い接着力があり、
下地と一体化しやすいです。
他にも、クラック
を起こしにくく、
肉痩せの少ない塗膜を形成することができます!
新しい下地が完成すると、いよいよ防水層を施工していきます。
新しい下地(カチオンフィラー
)がしっかりと乾燥したら、
プライマーと呼ばれる接着剤を隅々まで塗装していきます!
プライマー
は下地と防水層を密着させる効果以外にも、
細かい凸凹(傷やへこみ
)
を埋めて下地の
表面を平らにする役割もあります。
立ち上がり部分から塗装し、床面もしっかり塗装ししっかりと乾燥させます。
いよいよ防水層を形成していきます!
防水層を形成するまでには、さまざまな工程がありましたね。
一言に「防水工事
」と言っても耐久性のある防水層を形成するためには、
下地をしっかりと整える必要があります。
下地をきちんと整えたところで、ウレタン樹脂を塗装していくのですが、
強力な
防水層施工するためには、「ウレタン樹脂」は必ず
2度塗装していきます!
ウレタン樹脂は防水工事に使用されますので、防水性に優れた塗料と言えます。
また、ウレタン樹脂は液体ですので、継ぎ目のない防水層を施工できますので、
複雑な形状でも施工が可能です(^^)/
2度目のウレタン樹脂塗装の写真です。
1度目塗装したウレタン樹脂がしっかりと乾燥してから2度目を塗装します!
1度目のウレタン樹脂を乾燥させることでしっかりとした塗膜が形成され、
その上から2度目のウレタン樹脂を塗装すると、
2重の防水層が形成されます。
ウレタン樹脂はある程度厚みが無いと、
剥がれやすくなりますので防水層の強度を上げるために必ず2度塗りします!
ウレタン樹脂は塗装後、乾燥しても粘着が残っています。なので、ウレタン樹脂の上を歩くと「ペタペタ」して足の裏がくっついたような現象が起きます。
その現象を【タック現象】と言い、ウレタン樹脂のまま放置しておくと、
歩く度にペタペタしてしまい、粘着があるのでゴミや虫などの汚れが付着してしまいます。
更に、ウレタン樹脂は紫外線に当たり続けると変色・硬化を起こし、
防水層が剥がれやすくなり、クラックを発生させることがあります。
それらを防ぐ為に、ウレタン樹脂の上からトップコートを塗装していきます!
トップコートは、紫外線に強いので防水層を保護するために必ず塗装していきます。
しかし、トップコート自体には防水性能が無く、耐用年数は約5年と言われていますので、定期的にメンテナンスを行いましょう!
トップコートの劣化に気づいてメンテナンスを行いましょう★
トップコートの劣化症状は・・・?
①トップコートの色あせ
➡防水層自体のダメージは無いが、トップコートの劣化の初期状態と言えます。
②
チョーキング現象
➡トップコートが粉状となり、手で触ると手が白くなる現象です。
③カビやコケ、雑草が生える
➡
美観性だけでなく、防水層まで根が生えるとそこから浸水してしまいます。
④塗膜のクラック、剥がれ
➡トップコートにクラックが発生したりすると、雨水が侵入し防水層との密着が弱くなります。
和歌山市在住N様邸のバルコニーでは
滑り止め効果のあるトップコートを塗装します。
トップコートには
滑り止めのチップが混ざったものと、チップの入っていないものがあります!
ツルツルで綺麗な見た目に仕上げたい部分(手すり壁等
)には
チップの入っていないトップコート、
人が歩く床の部分では、
滑り止めのチップが混ざったトップコートを塗装します!
トップコートも2回に分けて塗装しています。
トップコートは、ウレタン樹脂と違って粘着も無くツルツルしていますので、
お掃除がしやすくなります(*^^*)
見た目もきれいですね。今回はグレー色のトップコートを使用しましたが、
他にも様々な色がありますので、気になる方はお気軽にご相談ください♬
和歌山市在住N様邸では、バルコニーの手すりと壁を撤去し、
金属サイディングへ張り替えました!
金属サイディングの手すり壁にして、上部の仕上げ(笠木
)
を取り付けましたので、
手すり壁にも雨だれが付きにくくなります(*^^*)
工事完了後、N様邸へお伺いしお写真を撮らせていただきました。
その時に「バルコニーが軽量な素材となり防水工事も行ったので安心です。
」と言っていただきました!
また、N様からのご感想で、
「とても親切で丁寧に仕事してくださりました。
毎日の作業後の掃除や片付けも綺麗で、
職人さんやスタッフの方も明るくとても優しかったです。工事中もその都度報告や、
提案をしてくださいましたので安心して工事をお任せできました。
」
と言っていただきました(*^^*)
今後もお客様の笑顔の為にお仕事ができたらいいなと思います!
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