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岩出市で行った防水工事、腐食した下地を交換しFRP防水を施工
【工事のきっかけ】
岩出市在住T様より、雨漏りのご相談を頂きました。
現場調査へお伺いすると、1階和室の天井から雨漏りが発生していました。
雨漏りしている箇所を確認すると、2階に設置されているバルコニーが原因では無いかと思い、
バルコニーも調査させていただきました。
すると、バルコニーの床に亀裂が発生しており、防水テープで簡易補修をされていました。
他にも床にコケが付着していたりして、メンテナンス時期でもありました。
なので、「FRP防水」をご提案しました(*^^*)
基本情報
- 施工内容:防水工事
- 施工期間:4日
- 築年数:約15年程
- 使用材料:不飽和ポリエステル樹脂、ガラスマット、コーキング、プライマー、トップコート、合板、パテ、養生テープなど
みなさまこんにちは!
今回はFRP防水工事についての施工事例をご紹介します。
ベランダやバルコニーの床には防水層が施工されています。
しかし、防水層に亀裂が入ったり、トップコートが剥がれたりして
雨水が侵入し続けると、防水層が傷みやすくなり雨漏りを引き起こす場合があります。
雨漏りしてから防水工事を行うと、防水層の下地まで腐食していることもあります。
「下地まで腐食していると、どのような工事になるのかな?」
「腐食している場所を修理したらいくらくらいになるのかな?」
と思われた方はこの記事を参考にしてみてください(*^^*)
では岩出市在住T様邸での現場調査の工事中の様子をご覧ください★
T様邸のバルコニーの床を見ると、大きなひび割れがありました!
防水テープで保護しているのですが、雨水が侵入している可能性は高いです(>_<)
また、防水層の上に塗装されているトップコートが所々剥がれているので、
その部分からも雨水が侵入し、防水層を傷めている可能性がありました。
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トップコートのメンテナンス時期がやってくると、コケが発生しやすくなります(>_<)
コケが発生すると、雨水が流れにくくなり水たまりができることがあります。また、泥なども溜まりやすくなり防水層を傷める原因にもなるので、気を付けましょう。
外壁に充填されたコーキングが傷んでひび割れていました。
T様邸の外壁にはサイディングボードが張られています。
サイディングボードはパネル状となっているので、パネル同士の間にはどうしても継ぎ目ができてしまいます。
継ぎ目があると雨水が侵入しやすいので、防水の為にコーキングが充填されているのですが、写真のようにひび割れてくるときちんと防水がされなくなってきます。
外壁から雨水が侵入しないよう、コーキングを打ち直します
岩出市在住T様邸では建物全体のコーキングが劣化していましたが、
T様とのご相談で、今回は雨漏りを止める為の工事のみでいいとのことでした。
なので、手の届く範囲のみコーキングを打ち直していきます。
まず、既存のコーキングを撤去します。
その後、目地の両サイドに養生テープを貼ってからコーキング専用のプライマーを塗装します。
プライマーとは目地とコーキングがしっかりと密着するように
接着剤の役割があり、コーキングを充填した後ヘラで空気を抜いて充填します。
空気を抜く時に余分なコーキングが外壁へついてしまうので、それを防ぐ為に養生テープを貼っています。
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コーキングを打ち替える前と打ち替えた後の写真です!
ホワイト色のコーキングを充填しているので、目立ってはいますが、
外壁塗装工事で塗装をするときには、コーキングにも色がつくので目立ちにくくなります。
コーキングにも様々な種類があるので、用途に応じて使い分けています。
バルコニーの床のひび割れ部分に貼られていた防水テープを剥がすと、大量の雨水が侵入しているかもしれないとのことで、一部防水層をカットしました。
すると、防水層の下地となる合板が雨水で腐食しており、強度が低下していました。
今回は腐食している部分の下地だけ張り替えます。
腐食している部分をカットし、新しい合板を取り付けます。
合板を取り付けると、合板同士に目地ができて凹凸ができますので、
プライマーとパテを使って継ぎ目の部分を平らにします(^^)/
下地を張替えた後は、先に張り替えた部分にだけFRP防水を施工します。
FRP防水の施工については、後程詳しくご説明しますが、
下地を張替えた部分は、防水層の厚みが出てくるので、他の部分の防水層と同じ高さになるように施工します。
下地の段階で、他と高さを合わせてしまうとその部分だけ防水層が1層になるので、
少しでも防水層の厚みを出すために、2回に分けて施工します。
腐食していない場所は、防水層などをめくらずに防水層を施工していきます。
既存の床と防水層がしっかりと密着するようにケレン作業を行ってから、
プライマーを塗装し防水層を施工します。
※ケレン作業とは、コケや汚れを削り落として下地を整える作業のことです。
プライマーを乾燥させてから、ガラスマットと不飽和ポリエステル樹脂で防水層を施工していきます。
バルコニーの床全体にガラスマットを敷き、
ガラスマットに不飽和ポリエステル樹脂をたっぷりと含ませます!
不飽和ポリエステル樹脂を含ませた後は、塗料の内部に残った気泡を
固めのローラーを使って無くしてから硬化させます。
不飽和ポリエステル樹脂が硬化すると、プラスチックとなるのですが、
ガラス繊維であるガラスマットを内包することで、
プラスチック単体では耐えることができない引っ張りにも耐えることができる材質になります。
下地を張替えた所にも防水層を施工します。
FRP防水は塗膜防水ですので、下地を張替えた所も一緒に塗装することで、継ぎ目のない防水層ができます。
不飽和ポリエステル樹脂が硬化し、FRPの防水層が完成したら、
FRPを紫外線から保護する為にトップコートを2回に分けて塗装していきます。
一回目のトップコートの塗装で防水層に色がつくと、
硬化したFRPの防水層からツンツンとガラス繊維が飛び出ているのがわかります。
飛び出したガラス繊維をサンダーで削って表面を整えます。
表面が整ったら仕上げにもう一度トップコートを塗装します♬
トップコートを2回に分けて塗装することで、厚みのある塗膜を作ることができます。
床面に塗装されるトップコートは滑り止め防止用のトップコートを塗装しています。
トップコートが乾燥したら工事が完了です(^^)/
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