他のリフォーム会社にも修理を相談されたそうですが、「2階部分の高さだとピケ足場（簡易足場）を立てる必要があり、費用がかかりすぎるのでできない」と断られてしまったそうです。
確かに通常であれば、2階の高さで作業を行うためには安全確保のために足場の設置が原則必要になります。

そこで当店では、足場を立てずに高所作業車を手配して軒樋修理を行うようにご提案しました。
仮設足場の設置費用が削減でき、工期の短縮にも繋がります。

まず高所作業車を設置し、安全を確認した上で作業を開始しました。
高所作業車のバケット部分に作業員が乗り込み、地上から約7メートルの高さにある軒樋まで安全に到達することができました。

足場を組む必要がないため、作業完了まで2時間程度で終えることができました。
住宅の周囲に十分なスペースがあったため、高所作業車の配置もスムーズに行えました。

洗浄後、軒樋のジョイント部の隙間に黒色のシリコンシーリング材を打設しました。
シーリング材は防水性がある接着剤であるため、隙間を埋めて雨水が漏れないようになります。
屋外で長期間使用するため、耐候性に優れたシリコン系シーリング材を使用しています。
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せっかく高所作業車を手配したので、他の箇所も点検しておきました。
集水器周辺にも劣化が見られたため、一緒に補修を行っておきました。
高所作業車は足場よりも小回りが利くので、複数の箇所の補修を行う際にも非常に便利です。