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熊本市西区にてビル屋上のシート防水工事と雨漏り被害を受けた内装リフォーム|雨漏り修理の防水工事と内装工事を一緒に行った施工費用実例
【工事のきっかけ】
熊本市西区のビルオーナーさまより、「大雨が降ってビルの屋上に水が溜まっている。室内も雨漏りしているので来てください」とご相談いただきました。
ビル内はひどい雨漏り被害を受けており、ほとんどの部屋で雨漏りによる天井のシミがありました。特に、最上階の3階の部屋では、雨が降っていないにも関わらず、天井からポタポタと雨水が落ちてくる状態でした。
屋上に上がると、まるでプールのように大量の雨水が溜まっており、歩くのも困難でした。
デッキブラシでなんとか排水させて点検すると、ドレン(排水口)に詰まりがあることが分かりました。ドレンが詰まっていたことで屋上の排水性が下がり、大量の雨水が溜まっていたようです。
また、屋上に施工されていたシート防水も劣化していたため、雨水が建物内に侵入したと考えられます。
ドレンの詰まりとシート防水の劣化の2つの要因が重なり、建物内にひどい雨漏り被害を受けていたため、お客様には「シート防水工事」「ドレン改修工事」「内装(天井・床)工事」をご提案し、工事のご依頼をいただきました。
基本情報

- 施工内容:雨漏り修理
- 施工期間:約1週間(防水工事4日間、内装リフォーム3日間)
- 築年数:約45年
- 使用材料:【防水工事】塩ビ製シート、プライマー、ウレタン塗料、脱気筒、ストレーナー
【内装工事】ラミネート天井板、複合フローリング
ビルの内部に入ると、ひどい雨漏り被害を受けていました。
ほとんどの部屋で天井や壁に雨漏りの跡が見られ、広範囲に雨漏り被害が及んでいました。
特に最上階、3階の部屋では、雨が降っていないにもかかわらず、天井から雨水がポタポタと落ちていました。
急遽バケツなどの容器を置いて水を受けていますが、すぐに水が溜まってしまう状況です。

屋上に上がってみると、プールのように大量の雨水が溜まり、歩くのも困難な状態でした。
屋上には適切な勾配がつけられており、雨水はドレン(排水口)から速やかに排水されるはずです。しかし、この屋上では水が全く排水されておらず異常な光景が広がっていました。
ドレンの周辺には泥が大量に詰まっており、周囲に木材が置かれていたことで排水を妨げていました。
大量の雨水が溜まっていたのは、屋上ドレンの詰まりが原因であることが判明しました。
調査を行った結果、
1.ドレンの詰まりによる屋上への水の滞留
2.屋上防水層の劣化
の条件が重なり、室内の甚大な雨漏り被害を引き起こしていたと判明したため、以下の工事をご提案し、工事のご依頼をいただきました。
防水工事には様々な工法がありますが、その中でも防水シートを敷設して防水するのがシート防水です。
シート防水で使用する防水シートは、「ゴムシート」と「塩ビシート」があり、塩ビシートの方が厚みがあり耐久性も高いです。また、施工方法も「密着工法」「機械的固定工法」があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
【関連記事】シート防水が施工された屋上(陸屋根)のメンテナンス方法
今回は高耐久な塩ビシートで、密着工法を採用することになりました。
雨漏りが起きている場合、密着工法では防水層の膨らみが起きる可能性があるため、「脱気筒」を取り付けて下地から蒸発する水蒸気を逃すように対策します。
既存の防水シートを剥がし、下地調整を行います。
砂や埃が残っていると防水層の耐久性が低下してしまうため、綺麗に清掃を行いました。
その後、防水シートの接着力を高めるためのプライマーを塗布します。
下地(床面)と防水シートどちらにも接着剤を塗り、新しい塩ビシートを貼りつけていきました。
下地としっかり密着するよう、ローラーなどを使って圧着していきます。
防水シート同士の継ぎ目は、重なり部に専用の溶剤を使って融着します。
接合部から水分が入らないよう、上からシーリングも打って防水しました。
立ち上がり部は手すりがあり、シートを施工できないため、ウレタン防水を行いました。
ウレタン塗料による塗膜防水であるため、複雑な形状にも対応できる防水工事です。
【関連記事】ウレタン防水とは?
シート防水との取り合いは雨漏りリスクが高いため、シーリングを打ってしっかり防水しました。
水蒸気を逃すための脱気筒も取り付けています。
密着工法では、雨水が染み込んだ下地から水分が蒸発し、膨らみが起きる可能性があります。そのため、脱気筒を何カ所かに取り付け、内部に溜まった水蒸気を逃す出口を作っておきました。
シート防水の施工と同時に、詰まりが起きていたドレンの改修も行いました。
ドレンの詰まりを取り除き、ドレン周辺の防水処理を行いました。また、今後詰まりが起きないよう、ストレーナーも新たに取り付けました。
ドレン周辺は特に雨漏りリスクが高いため、定期的な詰まりの解消、メンテナンスが重要です。
詰まりが起きて防水性が下がっていた屋上に、シート防水工事が完了しました。
新しい塩ビ製防水シートを敷設したことで防水性が復活し、ドレンの改詰まりが起きて防水性が下がっていた屋上に、シート防水工事が完了しました。
新しい塩ビ製防水シートを敷設したことで防水性が復活し、ドレンの改修で詰まりも解消され、水はけが良くなりました。 で詰まりも解消され、水はけが良くなりました。
雨漏りで傷んでいた天井は、下地から補強を行い、新しいラミネート天井に貼り替えました。
雨漏り被害を受けたまま放っておくと、シロアリやカビなどのリスクも高まりますが、張り替えにより清潔で明るい室内空間を取り戻しました。
床材も複合フローリングに張り替えました。
畳の上に竹製のラグを敷いていましたが、水分が含まれて再利用できる状態ではなかったため、撤去して張り替えを行いました。
お客様からは「やっと安心して部屋が使えるようになった。見違えるように綺麗になって嬉しいです。」とお喜びいただきました。
▶実際にお客様からいただいた完工時のアンケート

この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8

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