ベランダの防水です!
ひび割れやコーナーの隙間にコーキング処理をします!
掃除をしてプライマーを塗っていきます‼
濡れ色になっていますよね❕❣
FRP防水について!!!
FRP防水工事の流れですが
FRP防水工事は、液体の不飽和ポリエステル樹脂と呼ばれる樹脂と、
ガラスを含ませた繊維強化プラスチックを組み合わせた塗膜防水です。
一般的な工事の流れを以下にご紹介します。
下地の洗浄をします!
下地にプライマー(接着剤の役割)を塗布してから
ポリエステル樹脂の塗布とガラスマットの貼り付けます!
脱泡ローラーという道具でガラスマット内にある気泡を丁寧に脱泡します!
再度ポリエステル樹脂の塗布とガラスマットの貼り付けで下地の完了となります!
サンダーやペーパーでガラスマット表面を研磨していきます‼
アセトンというシンナーで拭き取りをして
トップコートを塗り完了となります!
実際は各作業間に細かな準備や作業も含まれますが、
流れを把握するために簡略しています。
次にFRP防水工事の主な特徴についてご紹介していきます。
FRP防水と他の塗膜防水との違いは、硬化速度が早い点です。
FRP防水工事の場合は、全工程が完了してから、
1・2時間程で塗膜が形成され始めるため遅くとも1日で硬化します。
そのため工期を数日や1週間など、一定期間確保する必要はありません。
FRP防水工事のメリットですが
FRP防水工事は、防水性能以外にも優れた機能があるので、重宝されています。
場所によって防水材を選んでいきますが戸建てでは通常はFRP防水をします!
メリットは、軽量で尚且つ耐久性の高い点です。
防水工事に採用されているので、耐久性も必要なことは当たり前ですが、
ガルバリウム鋼板の屋根と比較して1㎡辺り1㎏前後も軽量です。
また、軽量な素材というメリットがあるので、防水箇所を選ばないのも魅力的です。
メリットは、耐水性に優れていることです。防水工事に採用されているので当たり前ですが、
プールなど常に水と触れる場所での実績も豊富ですので優れた防水機能を期待できます。
メリットは、優れた耐荷重性です。
自動車や極めて重量のある機器にも耐えられる強度ですので、駐車場の床に用いられています。
ですので、人やちょっとした物程度では、破損することはめったにありません。(劣化状況によりますが)
続いてFRP防水工事のデメリットをご紹介していきます。
デメリットは、FRPに柔軟性が少ないところです。
耐久性や耐荷重性が高い反面、伸縮性はほとんどありません。
そのため、地震や熱などによって下地が変形した場合、防水層が割れやすいのもネックとなります。
デメリットは紫外線に対して弱い点です。
FRPは紫外線に対して耐久性が低く、劣化しやすい性質を持っています。
しかし防水工事に用いる時は、トップコートを塗布するので紫外線保護に対応します。
トップコートは塗り替えが必要となります!
約10年で塗りかえをお勧めしています!