カラーベストとは、スレート屋根のことを言います。カラーベストは屋根材メーカであるケイミュー株式会社が販売している平型化粧スレートの製品名でセメント、
ケイ石が原料で繊維質で補強ののち成型される屋根材になります。カラーベストと呼ぶほかにも、コロニアルとかスレート瓦と呼んでいる業者もいます!
一般的に呼ばれているのはスレート瓦で、カラーベストやコロニアルといった名前は製品名で、基本的には同じものになります。
デザインや色が豊富です!昔は安いのでこのカラーベストが凄く流行りました!
カラーベストのとまくは工場で薄く吹付けをしています!アクリルで吹付けをしている為、長持ちはしません!約10年くらいと言われています!
そんなに長持ちはしないのは事実です!
*カラーベスト以外の屋根材として、瓦屋根やガルバリウム鋼板というような金属屋根などがありますが、その中でも特に価格が安い屋根材になります。
そのため工事費用を抑えたい方にはおすすめとなっています。その代わり定期的な早い段階でのメンテナンスは必要です!
*日本瓦に比べて屋根材の重さはかなり軽く、住いにかかる負担を減らすことができます。また、地震などの揺れで崩れる心配も低くお勧めの商品です!
*カラーベストの主な主成分であるセメントは防水性が低いため、塗装によるメンテナンスは必ずしないといけません!塗装が劣化してしまったまま放置しておくと
防水機能が低下している状態のままのため、雨漏り発生の原因になったり、屋根の寿命が短くなってしまいます。最悪の場合は屋根を吹き替えないといけない状態となってしまいます!
*気温差によって屋根材にひびや割れが生じてしまう現象のことを凍害と呼びます。カラーベストの主成分となるセメントは水分を吸収しやすくこの吸収してしまった水分が寒さで凍ったり溶けたりしてしまい膨張することで
スレートの割れやヒビが入ってしまうことがあるのです。あまりない現象ですがたまにあります!
カラーベストの劣化症状として カラーベストは防水機能を持っていないため、塗料を塗ることで雨からお住まいを守っています。しかし一年中過酷な状況下で紫外線によって塗料が劣化し、
色褪せが発生します。塗料の劣化はさまざまな不具合を引き起こす原因となりますので、屋根が色褪せていると感じたら塗り替えを検討した方が賢明です。
カラーベストが黄色くぶつぶつのように変色しているのを見たことある方は多いのではないでしょうか?変色の原因は苔や藻、カビが発生してしまっているからです。
塗料が劣化すると、カラーベストが雨を吸収してしまい、そこへ苔などが発生します。特に日光の当たりにくい北側に発生しやすいです。20年くらい経過するとかなりひどい状態となっています!
カラーベストのひび割れや欠けもよく起こる劣化症状の一つです。カラーベストが雨を吸収すると膨張します。そこへ日光があたり、乾燥するとカラーベストは収縮するのですが、膨張と収縮を何度も繰り返すと、ひび割れや欠けが発生します。
ひび割れたり欠けた場所には隙間が開いてしまいます!その為雨の侵入口となってしまうのでコーキング材で隙間を防ぐ補修が必要となります。
このように、カラーベストの劣化症状のほとんどは、塗膜の劣化が原因で起こります。定期的に点検や塗装によるメンテナンスを行い、長持ちさせることが大切です!
折角、数十年のローンを組んで守ってきた家なので定期的なメンテナンスをして頂く事が大切です!