屋根の高圧洗浄

天理市のこのお宅は、新築から２１年間塗り替えしていないと聞いていたので、屋根の痛みが気になって

いましたが屋根に苔も少なく屋根材の反りかえりも少なくてまだ塗装で対応できると判断して

塗り替えしました。

まずは、高圧洗浄で長年の汚れと苔を洗い流していきます。

高圧洗浄でしっかり汚れや苔を取り除いて置かないと、どんなに良い塗料を塗ってもすぐに捲れてしまう事が

あります。

屋根材を洗うと雨樋の中に砂や苔が溜まっているので綺麗に洗い流します。

外壁、ベランダなどの高圧洗浄

屋根の洗浄が終わると次に外壁の高圧洗浄に取り掛かります。

外壁とひとくくりに言ってますが、雨樋の裏や鼻隠し軒天などを上から順番に洗っていきサッシ窓や

雨戸の裏も取り外して洗います。

２階部分にはベランダやテラスも有り汚れが溜まっています。

ベランダは防水の塗り替えをしたり、時にはFRP防水施工したりするのでベランダの床部分は念入りに

洗い流します。

ガレージ、玄関周りの高圧洗浄

屋根、外壁周りの高圧洗浄が終わってきたら次に玄関周りのタイルやアプローチの洗浄もしていきます。

外壁の洗浄は洗う前と洗った後の差が分かりにくいですが、玄関周りやガレージの洗浄は汚れが

どんどん綺麗になっていくので楽しく洗浄しています。

ボコボコに浮いた破風の高圧洗浄

天理市のこのお宅は、１０年前にコーキングの打ち替えと一緒に破風板も塗り替えもしていたのですが

ただ上塗りを塗って仕上げていたので、破風板のジョイント部分や破風板を止めているビス頭部分や、

板金の内側の隙間などのコーキングで雨水が入らないようにしていない為に水分を含んでしまい

寒暖による伸縮や膨張で傷んでしまいボロボロになっていました。

高圧洗浄で軽く当てるだけで捲れてしまいました。

高圧洗浄だけでは捲りきれないのでケレンをかけてコーキング処理をして破風板の表面はボコボコになっている

ので下地処理をして仕上げました。

傷んだ破風の下地処理

破風板の表面が捲れてしまうと、中身は紙みたいな素材なので水分を含みやすくなり、どんどん中に水が

入りサクサク状態で塗装することができません。

塗装するには、まず素地を固める必要があります。

そのために、外壁に使用するシーラーとちがった溶剤系の浸透性シーラーで中から固めていきます。

次に、ボコボコに捲れた表面を平らに補修していきます。

下地処理が出来ると後は、シリコン塗料で上塗りしていきます。

特に下地処理している部分は塗料の吸い込みが、激しいので何度も塗ってツヤを出して仕上げていきます。

破風の塗装

破風の上塗り１回目完了です。

基本的に上塗りは２回塗りで本来の性能を発揮します。

街の屋根屋さん奈良南店は、上塗り２回塗りは当然でそこから３回、４回と塗り重ねたりしています。

特に、痛みが酷い破風はそのようにしています。

紫外線が多く当る方角は、残念ながら他より少し早く色褪せてくるので、かなり注意して施工している所です。

破風の類似の施工事例はコチラ

破風の塗装完了

破風も新築当時の状態になりました。

街の屋根屋さん奈良南店では、綺麗で長持ちさせることを重視していますので塗装完了後足場を外した時に

大変喜んでいただいています。

知識とノウハウを持っていますので街の屋根屋さん奈良南店へお気軽にご相談ください。(^O^)／