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奈良市にて雨漏りでお悩みのベランダをカチオン下地で補強し塗膜防水工事で仕上げ
【工事のきっかけ】
雨漏りを直してほしいとご連絡頂きました。
基本情報
奈良県奈良市にて
ベランダで傷んで凹んだ箇所を
カチオン下地で整え、その上に
塗膜防水工事をさせていただきました。
雨漏り調査に伺ったところ、和室のラミネート天井板が落ちそうになっておりました。
早急に雨漏りを防がないといけない状況でしたのでまずはベランダから防水工事をさせていただきました。
ベランダにやって来ると施主様自らシートで覆って
雨漏りを阻止しようと頑張っていらしたのですが…やはりシートでは
限界があります。
シートをめくると
大きなクラックや凹みがありました。。
クラックの間から水分が入り込み押し上げコンクリートが捲れたのだと思います。
早速工事に取り掛かりました。
エアコンの室外機を撤去し、ベランダを綺麗にします。
ケレン作業も怠りません。
このような凹み部分は
カチオン下地で調整します。
カチオン下地とは・・・
電気的な性質の材料で、
磁石のように強固に引き付け合います。この電気的な接着性のことをカチオン特性とも言います。
コンクリートなどはマイナスの電気を帯びた陰イオンで「アニオン」と言います。
そこにプラスの電気を帯びた陽イオンの「カオチン」性のモルタルで補修すると特有の密着性を発揮し、より強固な下地をつくることができるのです。
詳しくは省きます...
頭が痛くなるからです。。
とりあえずは、プラスと、マイナスが磁石のように引き合いより強力なモルタルが出来るという事です。
今回はモルタルですが、塗料もカチオン特性を持ったものがあります。
カチオンとは商品名ではなく性質を表していますが、職人さんの中ではドロドロしたペースト状の材料をまとめて「カチオン」と呼ばれる方もいらしゃいますが、間違っています。。。
カチオン特性についてはこちらをクリックしてくださいませ
・粉体 タケモルフィラーA-1(薄塗り用)
・乳剤 タケモルカチオンEV
・清水
これらをハンドミキサーで混合して強靭で耐水性に優れた樹脂モルタルを作ります。
その後よく乾燥させます。
こんな感じになります。
続きまして、下塗り塗装をしていきます。
材料はタケシールプライマーです。
乾いたら
中塗り塗装に入ります。
材料は
タケシールカラー防水です。
これが今回の
主役になります。
ポリウレタン特有の軽量で強靭、気温の変化に左右されない安定した弾力伸縮性は、建物を雨水の侵入から守る防水塗膜として優秀な材料です。
ウレタン塗膜防水は、職人の腕が試される工程でもあります。
均一な厚さに丁寧かつ素早く塗っていきます。
上塗り塗装も同じ材料です。
ここでも気を抜かずしっかりと塗っていきます。
トップコートにはタケシールトップコートを使用します。
上塗り塗装の時点で塗膜防水工事は出来ているのですが、このトップコートを塗ることでウレタン防水主剤を紫外線や摩擦から保護し、長持ちさせるのです。
これで完成です。
いかがでしたでしょうか。
今回はベランダの凹み部分を
カチオン下地で調整してから
塗膜防水工事をした模様をご紹介させていただきました。
私たちの身近にも
カチオン特性を持った製品が多くございます。
例えば界面活性剤にも入っています。
シャンプーやコンディショナー、石鹸やボディーソープ、衣料用の洗剤や柔軟剤などなど。。。
大概の物は電気を帯びています。
その特性を生かして私たちの生活に活躍しているのですね。
点検、ご相談、お問い合わせはこちらをクリックしてくださいませ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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