新潟市秋葉区にお住まいのお客様から、「車庫の外壁が剥がれて、中の鉄筋が見えている」とご相談をいただいたことがきっかけで、現地調査を行ったうえで樹脂モルタル補修工事を行った事例をご紹介します。

街の屋根やさん新潟店では屋根や外壁工事以外でも住まいに関するご相談を承っております。

現地調査・見積は無料で行っておりますので、街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！までお問い合わせください！

爆裂とは？コンクリートの中の鉄筋がサビると起きる現象

こちらの車庫は築年数が不明とのことでしたが、長年雨風や寒暖差にさらされてきたRC造（鉄筋コンクリート）の車s子には爆裂と呼ばれる劣化現象が見られました。

「車庫自体はまだ使えるので壊さずに残したい」とのご要望を受け、今回は鉄筋が露出した箇所に限って、部分的に樹脂モルタルで補修を行いました。

また年数が経ち雨水などが染み込むと、内部の鉄筋が錆びて膨張し、外側のコンクリートを内側から押し出すように破壊してしまう現象が起こります。これが「爆裂」と呼ばれる状態です。

放置しておくと鉄筋がどんどん腐食し、建物全体の耐久性にも関わるため、早めの対応が必要です。

「壊したくない」気持ちに応えるため、部分補修をご提案

今回のお客様は、「車庫自体は今でもしっかり使えている」「車を出し入れするのに支障はない」とのことでした。

そこで、すべてを大掛かりに修繕するのではなく、劣化が目立つ一部のみピンポイントで補修する方法をご提案しました。

鉄筋が露出している箇所に専用の樹脂モルタル（セメントに樹脂を加えて強度・接着力を高めた補修材）を用いて補強・成形。

見た目も整い、機能的にも強度を保てる補修方法です。

樹脂モルタルは接着力が高く、水が通しにくく、ひび割れしないといった特徴があります。

作業範囲も広くなかったため、施工は１時間も掛からずに完了しました。

そして今回のように、

・コンクリートが剥がれて中の鉄筋が見えている
・赤サビが染み出てきている
・触るとポロポロと崩れてくる

といった症状がある場合、それはRC構造特有の爆裂現象かもしれません。

見た目だけでなく、放っておくと雨水がさらに侵入し、被害が広がる原因になりますので部分的にするだけでも補修することをオススメします。