今回は新潟市中央区にお住まいのお客様より、「屋根まわりの木部が傷んできたので修理をしたい」とご相談を頂きました。

街の屋根やさん新潟店では屋根や外壁工事以外でも住まいに関するご相談を承っております。

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破風・鼻隠しの傷み　現地調査

お住まいは築35年の木造一戸建て住宅で、長年の雨風や雪の影響により、破風板と鼻隠しに劣化が見られる状態でした。

ここまで傷みが激しいと塗装ではなく、板金でカバーリングした方が耐久性も高くなるため、板金でカバーする工事をご提案しました。

【現地調査記事】
新潟市中央区にて破風板が傷んできたので修繕したいとご相談を頂きました

「破風板」と「鼻隠し」は屋根のどのような部分なのかご説明します。

●破風板（はふいた）は屋根の側面部分（妻側）に取り付けられている板で、風や雨の浸入を防ぐ役割をしています。

●鼻隠し（はなかくし）は屋根の軒先正面に取り付いている板で、主に雨樋が取り付けられている部分になります。垂木の先端を隠す役割をしています。

どちらの部材も外部に露出しているため、紫外線や雨風の影響を受けやすく、劣化が進みやすい箇所でもありますので、施工から20年ほどで劣化しますのでメンテナンスすることをオススメしています。

今回の工事は全面行い、高所作業となるため、安全を確保するために仮設足場を設置しました。

仮設足場の設置後は

①雨樋の取り外し

②板金の加工・取り付け

③雨樋の再取り付け、コーキング処理

④仮設足場解体

で工事が進み、今回は5日間で完工しました。

破風と鼻隠しは既存木部色と同じ白色の板金でカバーリング後。

破風や鼻隠しの劣化は、見た目だけでなく、雨漏りや構造材の傷みにもつながるリスクがあり、特に木部がむき出しになっている場合は、湿気を含んで腐食が進む恐れも考えられますので、傷んできたと思いましたらひどくなる前にメンテナンスすることをオススメします。