新潟市南区にある社屋の天井から雨漏れしているので見に来て欲しいとお問い合わせを頂きました。

早速状況を確認するために訪問してきました。

雨漏れの現地調査

社屋の天井材に雨染みが何箇所ができている状態で室内には機械がたくさん置いてありましたので、水が滴ると壊れる恐れがありました。

そのため、早めに修繕したいとお客様のご要望でした。

梯子で屋根上見ると・・・

全体的に腐食がひどく、屋根上にあがるのはとても危険な状態でした。

脚を踏み入れると割れる可能性が非常に高いくらい脆くなっており、軒先は割れてほとんどありませんでした。

そして今葺かれている屋根材はアスベスト入りでしたので、剥がして葺き替えたら高額が費用が掛かります。

なぜ高額な費用が掛かるかと言いますと、アスベストは身体に害のあるものため、剥がした際に飛散し他に影響を及ぼす可能性があるので養生などでも費用が掛かります。

今回はお客様のご予算に合わせて屋根カバーリング工事をご提案しました。解体費用や処分費が抑えられますので、葺き替え工事を行うよりも少し安価に抑えることが出来ます。

足場設置

今回はコの字で足場を設置しました。

屋根下地処理

まず屋根材をカバーリングする前に下地処理を行います。

既存の屋根を留めているボルトをカットし、新しい屋根材がデコボコしないように処理します。

屋根板金葺き

下地処理が出来ましたら、新しい屋根材をカバーリングします。

全体的にカバーリングしましたら、棟部の処理をします。

軒先から棟部にかけて逆水する可能性もありますので、面戸、コーキング処理で雨漏れしないように施しました。

屋根板金を葺き終わりましたら雪止めアングルを設置して工事完了です。

今回の工事で掛かった期間は約２週間、カバーリング工事した面は204.6㎡。

天候やカバーリングする規模によって期間は前後します。

雨漏れはそのままにすると被害が拡大してきますので、漏れている場合は早めに修繕することをオススメします！