現地調査

新潟市東区にお住まいの方より、落雪の影響で庇が折れたとお問い合わせを頂きました。

早速状況を確認してみると、庇が折れて外壁と接着していない状態でした。

こちらのお宅は築12年くらいで、勝手口の真上は大屋根の軒先が掛かっていました。

恐らく雪止めアングルで押さえきれなかった雪が勢いよく落雪したことによって破損したと考えられます。

現状このままでは庇が折れる可能性が高いため、火災保険使用を勧め修繕工事を行うことになりました。

工事着手

まず既存の庇を取り外したところ、釘が腐食している状態でした。

ただ外壁接着部分をみると釘がしっかり打ってありましたので、やはり雪の重みによって破損した可能性が非常に高いですね。

外した外壁の状態です。

タイベックが敷いてありましたが、釘が刺さっていたため穴があいています。

ここから雨水が侵入しないように防水処理を行いました。

下地処理が完了しましたら、新規庇を取付ますが前もって木材で庇を組み合わせておきます。

取り付けましたら屋根板金、破風板、軒天を葺きます。

落雪時にまた破損しないように既存の庇よりも奥行を10ｃｍ短く造り直しました。

上記写真が完成時になります。

今回の庇は、１階部分でしたので脚立で作業を行いました。

2階部分ですと足場が必須になりますのでおおよその工事金額よりもう少し費用が掛かります。

また工事規模によっても工事期間が前後しますので、現地調査に伺った際スタッフに工期や金額についてご質問ください。