福山市にお住まいの方より、雨樋の落下についてご相談を頂きました。

「先日の強風で雨樋が外れ、庭に落下したので修理の見積りがほしい」という内容でした。

早速、お客様のご自宅へ調査にお伺いしました。

現地調査

実際にご自宅にお伺いし調査したところ、軒樋の一部分、落としじょうごなどが落下していました。
これでは雨水の排水が出来ません。早急な対処が必要です。

夕方帰宅するとご近所の方から報告を受け、びっくりしたと話されていました。

幸い人的被害もなかったようで本当によかったです。

参考記事▶屋根、雨樋の各名称

そしてこちらが実際に落下していた軒樋の一部、じょうご、呼び樋と言われる部分です。
軒樋に関しては留め金具ごと外れていました。

今回は既存の軒樋が残っているものの、留め金具の固定力不足によって再落下も考えられる為
北側２階の軒樋は一式取替え。 

また、竪樋は風に煽られたことによる変形や留め金具の外れによる落下の可能性があるので
一部取替えというご提案をさせて頂き、工事することになりました。

取付作業開始

今回は北側の軒樋を一式取替えなので、既存の軒樋を全て外します。

そして、雨水がスムーズに流れるように傾斜も調整していきます。

今まで雨樋を支えていた樋受け金具の長さが短めでした。
これも強風で誘発されて抜け落ちた要因かもしれません。

今回取り付けるものと比較すると、ぱっと見で分かるほど長さが違います。

竪樋も撤去し、同じように樋受け金具を打ち込んでいきます。

今回使用する雨樋の特徴

今回取り付ける雨樋はパナソニックのアイアンと呼ばれる樋です！

この雨樋はプラスチックに薄いスチールが挟んで作られており、
近年の日本のハードな気象条件にも耐える丈夫な雨樋です。

「耐熱・伸縮性」「耐衝撃性」「耐荷重性」「高耐候性」も高いレベルで実証されています！

参考記事▶雨樋の種類と素材を解説！雨樋基礎知識

軒樋に穴をあけて集水器に繋ぐため、接着剤を使用して固定します。

集水器に流れ込んでくる雨水の量が多いほど負荷もかかるので、接着剤を使ってしっかりと固定していきます。

雨樋取付工事完了

竪樋は一部新しく取り替え、落下していた呼び樋や落とし口じょうごも
新しいものへ取り付けが完了しました！

一部落下していた軒樋も全て撤去し、新しい軒樋に取替完了しました。

これでスムーズに雨水が処理されるのでひと安心です！

今回のような強風による雨樋落下は火災保険が適用される事もあります。
この機会にぜひ、加入されている火災保険の自然災害による補償を確認してみてはいかがでしょうか？

【雨樋取付工事】
施工費用：245,850円（税込）
施工期間：２日（足場架設含む）

その他の保険適用工事
▶尾道市にて強風被害に遭ったビニールハウスを火災保険利用で屋根補修工事
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雨樋はお家を雨水から守る大切な役割をもっています。