函南町のお客様から屋根の色褪せが気になるとご相談がありました。
スレート屋根材は劣化していて、水はけが悪くなっている為、苔も生えやすくなっていました。
屋根材の寿命を過ぎているようです。

今回は、屋根のカバー工法をご提案し施工していきます。

足場を組み、養生ネットを設置して作業にかかります。
屋根を高圧洗浄で苔やカビなどの汚れを一気に落としていきます。
洗浄しただけでも建物がきれいになります。

高圧洗浄後、乾燥させ屋根材の「横暖ルーフS」を荷揚げしました。

屋根カバー工法 施工

棟に打ち付けられていた既存の棟板金と貫板を撤去しました。
カバー工法の場合、撤去するのは棟板金と貫板だけなので、葺き替え工事に比べて廃材が少なくなります。

次に雨水の浸入を防ぐ為、防水紙のアスファルトルーフィングを隙間が無いように下から全面に敷きつめていきます。
「横段ルーフS」を軒先から重ね葺きしていきます。

棟板金 設置

「横暖ルーフS」は重さが約5kg/㎡。
これは通常の和瓦の1/10、スレート屋根材の1/4程度の重さです。
超軽量設計で耐震性能も優れています。
「横暖ルーフS」設置後、棟板金の設置に入ります。

棟板金を固定するための貫板を設置します。
高気密・高断熱住宅は結露が起きやすく、屋根裏を換気するため、換気棟の設置をします。

換気棟の役割は、寒い冬、低い温度のままの屋根裏は結露が発生しやすく、暑い夏は、湿気や空気が屋根裏に籠り、室内が高温になります。
換気棟は、これらの湿気や空気を自然に排出させます。
屋根裏の換気性能を高めると、室内の悪影響を改善し、冷暖房費用の節約などの効果が期待できます。

親棟と呼ばれる屋根の頂点の部分の板金には止水・防水の目的もありシーリングを入れて被せます。
棟の重なり部分に各棟の板金が重なる様に調整を行っていきます。

屋根カバー工法 完工

横暖ルーフ材を使用した、屋根カバー施工の完成です。
新しく綺麗な屋根へとなりました。
横暖ルーフは非常に耐久性が高く機能性を兼ね備えており自信を持っておすすめできる屋根材です。

ご利用ください無料点検

私共では、地元沼津を中心に、三島、裾野、長泉、清水町、函南町、伊豆の国、伊豆市、で安心安全大満足リフォーム＆屋根外壁外回り＆新築住宅を施工していきます。
お家の事でご相談はお気軽にご連絡ください。