神戸市垂水区で瓦修理！的確な補修で雨漏りを解消させます

今回瓦修理をおこなうきっかけとなったのは、こちらの1階窓サッシから漏れてくる雨漏りでした。

無料雨漏り点検でお住まいの屋根や外壁、軒裏の調査おこなったところ、軒先の割れた瓦から入り込んだ雨水が軒裏に溜まり、軒裏は劣化してヒビが入っていました。

そして軒裏から外壁をつたい、１階の窓サッシに到達した雨水が漏れてきているものと判定しました。

原因の瓦の差し替えと、現在雨水の浸入口となっていて今後雨漏りを引き起こす可能性がある部分の修理が必要です。

　雨漏り点検時の現場ブログ　
「神戸市垂水区　家の雨漏りの原因とは？屋根と外壁を徹底調査！」はこちら

「軒天の雨染みと剥がれは見逃し厳禁! 」はこちら

神戸市垂水区×瓦修理　①軒瓦の差し替え

こちらが今回の雨漏りを起こした雨水の浸入口となった軒瓦です。

雨漏りしていた1階窓サッシのちょうど真上でした。

目視でもすぐわかるほどの割れですね・・

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「お住まいが教えてくれる屋根補修のサインについて」はこちら

瓦を差し替えるには、まず既存の瓦を剥がして下地を整えます。

ひと昔前に造られた瓦屋根の瓦の下には、「葺き土」と呼ばれる粘土質の土が仕込まれています。

その葺き土を適度に除去し、代わりになんばん漆喰というシリコンや防水材を含有した漆喰を置きます。

この漆喰に押し付けるようにして新しい瓦をはめていくのです。

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「漆喰工事について」はこちら

瓦を漆喰に押し付けるようにしてはめた後、ビスでしっかり固定して完成です。

神戸市垂水区×瓦修理　②屋根面瓦の差し替え

こちらの瓦屋根は築４０年ということで、全体的には頑張ってくれているのですが他にも数か所瓦の割れがありました。

この割れは、屋根を造る時に瓦を固定するために打たれた鉄くぎの劣化によるものです。

鉄くぎが年数を経て劣化しサビた事で、膨張が起こり、少しずつくぎ穴が広がることで瓦が割れてしまったのでしょう。

屋根面の瓦も軒瓦と同様の作業で差し替えをしてきます。

屋根全面の割れた瓦の差し替え完了です！

神戸市垂水区×瓦修理　③ケラバの瓦のビス固定

ひと言で「屋根」と言っても、場所によってそれぞれ名前があります。

たとえば屋根の端部分でいうと、雨樋がついている側が「軒（のき）」、ついていない側を「ケラバ」といいます。

屋根の端部分である軒やケラバは、雨風の攻撃をダイレクトに受け、日々直射日光も当たるためお住まいの中でも傷みが出やすい部分です。

こちらのケラバの瓦も落下こそしていませんでしたが、本来の位置から全体がズレてきていました。

瓦のズレは、瓦の固定力がかなり落ちているサインです。

ケラバの瓦の位置を再調整して本来の位置に戻し、ビスでしっかり固定しておきました。

神戸市垂水区×瓦修理　④軒瓦のビス固定

同様に、軒瓦の方も適正な位置に戻し、すべてビスで固定いたしました！

外壁のクラックはサービスで補修しておきました！

今回ご契約いただいた瓦修理は以上ですが、こちらのお住まいには外壁のクラック（ひび）が数か所ありました。

こういったクラックはただの軽いヒビだと放置されがちなのですが、こんな細いクラックでも、水分は確実にお住まい内部に浸透していきます。

お住まい内部のカビや腐食に発展してからでは遅いです！

こちらの外壁のクラックはサービスで補修していきたいと思います！

まず白いコーキング材を、クラックに沿わせて打ちます。

それをヘラで押さえながら上から下に移動してまた押さえる、という工程でコーキング補修をします。

この作業によって、防水の役割をもつコーキング材に厚みをもたせてさらに外観も目立ちにくく仕上げることが出来ます。

神戸市垂水区にて瓦修理完了です

割れた瓦を差し替え、ズレていた屋根の端部分である軒とケラバ瓦の再固定をし、外壁をサービスで補修いたしまして、今回の雨漏り解消のための瓦修理は完了です！

この後雨漏りは解消し、家主様もご安心され、お喜びのご様子でした(^^♪