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加古川市で屋根リフォーム!塗膜が剥がれたモニエル瓦から「ルーガ鉄平」に葺き替え!
加古川市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
加古川市にお住まいのお客様から「屋根の経年劣化が気になるのでリフォームしたい」とのご依頼をいただき、訪問しました。
まずは現場調査を行い、屋根の状態をくまなくチェック。
調査の結果、以前実施したという塗装に、下地処理段階で不備があったと推測され、全体的に塗膜の剥離が確認されました。
なお、屋根には現在すでに廃番となっている「モニエル瓦」が使用されていたため、新しい屋根に作り直す葺き替え工事を行いました。
新規屋根材には、軽量かつ高耐久な瓦で知られる「ルーガ鉄平」を採用しました。
今回、瓦の葺き替え工事と合わせて、外壁塗装と樋の交換も実施しています。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:10日間
- 築年数:築35年
みなさん、こんにちは!
街の屋根やさん加古川店です!
本日は、加古川市にお住まいのお客様よりご依頼いただいた、屋根の葺き替え工事をご紹介します。
屋根の経年劣化が気になってご相談くださったお客様。
現地調査では、瓦の塗膜が広範囲にわたって剥がれており、このまま放置すると雨漏りや下地の腐食といった重大なトラブルにつながる可能性がある状態でした。
そこで今回は、屋根材だけでなく下地からすべて新しくする「葺き替え工事」を実施することとなりました。
これにより、今後の雨漏りリスクを根本から解消し、長期的に安心してお過ごしいただける屋根へと生まれ変わります。
「屋根の劣化が気になるけど…まだ大丈夫かな…」と、少しでも気になる箇所があれば、ぜひ本記事を参考にして、まずは調査を検討してみてください。
それでは、現地調査の様子から見ていきましょう!
ご相談をいただいたお客様のご自宅は、赤いモニエル瓦が印象的な二階建て住宅です。
差し掛け屋根(1階の外壁に接している屋根)の色褪せや汚れが目立つようになってきて、劣化に気づかれたそうです。

以前に塗装されたという屋根でしたが、下地処理の不備などにより塗膜の密着性が低く、広範囲にわたって剥がれが発生している様子が確認できました。
特に、今回のようなモニエル瓦では、適切な下地処理を行わないと塗装が早期に劣化してしまいます。
塗膜がしっかりと密着していない状態では、塗料本来の防水性や保護機能が十分に発揮されず、雨水が浸入しやすくなるため、屋根材やその下地にダメージを与えてしまう恐れがあります。
こうした状態を放置すると、雨漏りや腐食といった深刻な被害につながるため、早めの対応が必要です。

特に日当たりが良い南面は塗膜の剥がれは顕著で、赤色の塗装がほどんど禿げて下地が露出してしまっていました。
スレートと同じセメントを原料とするモニエル瓦は、防水性や美観を維持するため、塗膜の保護が重要になります。
風雨や紫外線にさらされると塗膜が劣化していくため、定期的な塗装によるメンテナンスが必要なのです。
「そもそも、モニエル瓦って一体どんな瓦なの?」と思った方へ、その特徴とともに、葺き替え工事をおすすめした理由を簡単にご説明いたします。
「モニエル瓦」とは、セメントを主成分とした屋根材で、1970年代から1990年代にかけて日本でも多く使用されてきました。
見た目は陶器瓦に似ていますが、セメントと砂を混ぜて成形し、表面に着色コーティング(塗装)を施しているのが特徴です。
モニエル瓦は、適切な下地処理を行わないと塗装の密着が悪く、塗膜の剥離や早期劣化が起こりやすいという問題がありました。
そのため、メンテナンスの際は再塗装ではなく、今回のように屋根全体の葺き替えを行うのがより確実な対策になります。
今回の葺き替えでは、軽量で高耐久な屋根材「ルーガ鉄平」を採用しました。
ルーガ鉄平は、見た目に重厚感がありながらも、従来の瓦に比べて大幅に軽く、地震の際の揺れを軽減できるという特長があります。
また、風雨や紫外線にも強いうえ、割れにくく色褪せしにくい素材のため、長期にわたり美観と性能を保ちます。
こうした点から、今回のようにモニエル瓦からの葺き替えには、軽量・高耐久・高防災性能を兼ね備えたルーガ鉄平が非常に相性の良い屋根材といえます。
▼関連リンク
・セメント瓦とモニエル瓦、塗り替えを必要とする瓦の最適なメンテナンス方法
・割れない、ズレない、軽い、従来の常識を覆すハイブリッド瓦「ROOGA(ルーガ)シリーズ」

経年劣化や気温差によるモニエル瓦の収縮と膨張、また地震や台風などの外的要因により、棟瓦の一部にひび割れが生じているのが確認できます。
棟瓦(むねがわら)とは、屋根の頂部に取り付けられており、屋根面同士の接合部分を保護する重要な役割を担っています。
今回のように、棟瓦が破損した状態を放置すると、すき間から雨水が浸入し、内部の木材や下地の腐食、雨漏りにつながる恐れがあり早急な修理が必要です。

こちらは、屋根の端部に取り付けられている袖瓦(そでがわら)に割れが生じている様子を捉えたものです。
袖瓦とは、屋根の側面(ケラバという)を風雨から守るために設置される瓦で、風の吹き込みや雨の浸入を防ぐ重要な役割を果たしています。
写真のひび割れと欠けは、経年劣化によるモニエル瓦の脆弱化に加え、強風や飛来物による衝撃などが原因と考えられました。
棟瓦同様、袖瓦の割れを放置すると、雨水が屋根内部に入り込み、下地や軒先の腐食、さらに雨漏りにつながるリスクが高まります。

屋根の葺き替え工事に先立ち、足場を仮設しました。
葺き替え工事や外壁塗装など高所作業が中心となる工事では、安全かつ効率的に作業を進めるため、作業員の動線を確保し落下防止対策を徹底することがとても大切です。
建物の周囲を囲うように単管足場とメッシュシートが組まれており、作業中の資材落下や粉じんの飛散を防ぐ配慮もなされています。
工事内容に応じて、足場の高さや幅も調整されており、安全に作業できる環境が整えられています。

葺き替え工事の初期段階で行われる既存瓦の撤去作業の様子です。
塗膜の剥離が進行していたモニエル瓦を撤去しています。
撤去後は、下地材の状態を確認し、必要に応じて補修や交換を行ったうえで新しい屋根材を施工します。

既存の瓦を撤去後に、あらわになったルーフィング(防水シート)の写真です。
ルーフィングは、屋根材の下に敷かれる防水の「最後の砦」ともいえる重要な部材で、万が一瓦のすき間から雨水が浸入しても、屋内への漏水を防ぐ役割を担っています。
写真から、ルーフィングの破れや剥がれなど経年劣化とともに、長期間の使用による防水性能の低下が確認できます。

葺き替え工事では、屋根の下地となる野地板(のじいた)から新しく施工しています。
野地板とは、ルーフィングや屋根材を支える重要な土台の役割を果たしている構造材です。
厚みのある合板を屋根の形状に合わせてすき間なく施工し、強度と耐久性を確保します。
この工程がしっかりしていないと、屋根材の寿命にも悪影響を及ぼすため、見えない部分ほど丁寧な施工が求められます。

野地板の上に、「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートを敷設した写真です。
「改質アスファルトルーフィング」とは、防水性・耐久性に優れ、雨漏りから家を守っている重要な役割を果たします。
防水シートの丁寧な敷設が、屋根全体の防水性能を長期間維持するためには欠かせません。

今回の葺き替え工事で採用したのは、「ルーガ鉄平」という軽量かつ高い耐久性を誇る屋根材です。
軽量素材であるため屋根への負担が軽減され、地震や強風の影響にも強いのが特徴です。
伝統的な平板瓦の美しいフォルムを忠実に再現しながら、耐候性や耐震性に非常に優れている、弊社イチオシの屋根材です!
職人が1枚1枚丁寧に瓦を並べ、専用の金具やビスで確実に固定していきます。
防水層や下地との密着も意識しながら施工が進められ、長期間安心して使える屋根に仕上げられています。

棟違い部分や外壁との取り合い(壁際)など、複雑な形状にも丁寧にルーガ鉄平を施工していきます。
壁際は雨水の浸入リスクが高い箇所ですが、防水処理とルーフィングの立ち上げを適切に行い、その上から屋根材をしっかりと施工することで、高い防水性と耐風性が確保されています。
「水返し板金」や「水押さえ板金」は、屋根と外壁の取り合い部分などに取り付けられ、雨水の浸入を防ぐために欠かせない金属部材です。
それぞれの板金がすき間なく丁寧に取り付けられており、防水性能と耐久性の向上が図られています。

大屋根の葺き替え工事が完了しました。
ルーガ鉄平が、屋根全体に美しく均一に並べられており、重厚感とモダンさを兼ね備えた屋根が完成しました。

下屋根の葺き替えも完了しました。
複雑な形状にも対応できるルーガ鉄平の特性をいかし、美観と機能性を両立した仕上がりとなっています。

今回は、屋根の葺き替え工事とあわせて、外壁の塗装工事も実施しました。
工事を終えたことで、建物の外観は見違えるように美しく生まれ変わりました。
ルーガ鉄平の重厚で落ち着いた雰囲気に、明るいブラウン系で塗装した外壁が加わり、全体にあたたかみのある印象がプラスされています。
軽量で高耐久なルーガ鉄平を採用した葺き替え工事および外壁塗装についてご紹介しました。
屋根や外壁の劣化は、放置すると雨漏りや構造材の腐食など、深刻なトラブルにつながる恐れがあります。
早めの対策を行うことで、大切なお住まいを長く守ることにつながります。
街の屋根やさん加古川店では、ご相談・お見積もりを無料で承っております。
屋根や外壁のことで気になることがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください!
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