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結城市 棟板金交換工事!木製貫板で価格を抑えつつ防水性に一工夫
棟板金工事
【工事のきっかけ】
【お問い合わせ内容】
9月3日に発生した局地的大雨により、屋根の棟板金の一部が剥がれてしまいました。
釘1本でひっかかっているだけの棟板金は、今にも脱落しそうな非常に危険な状態でした。
【ご提案】
落ちそうな板金を引き上げ、手持ちのビスで固定する応急処置を行いましたが、下地の貫板が腐食していたためビスが非常に効きにくい状態でした。
傷んだ下地により棟板金の固定力が元々弱まっていたところに、今回の強風で外れてしまったと思われます。
本工事では、貫板と棟板金を新しいものに交換することになりました。
基本情報
- 使用材料:ガルバリウム鋼板・木製貫板・ステンレスビス・コーキング材
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
9月3日に発生した局地的大雨の後、てんてこまいだった住宅被害のお問い合わせや修繕工事もようやっと落ち着いてきました(*・ω・*)ゞ
皆様のお住まいは大丈夫だったでしょうか?
今回は、その大雨被害を受けた結城市のお客様宅の「棟板金交換工事」の模様をお届けいたします。
屋根のてっぺんにある棟板金は雨風の影響をもろに受けるため、被害を受けやすい箇所になります。
飛散して事故に繋がる危険性もあるので、強風が吹いた時は皆様もご自宅の棟板金は必ず確認してみてくださいね(。ӧ◡ӧ。)

無料調査でお伺いした結城市の現場は、屋根の上の棟板金が外れて今にも落下しそうな危険な状態でしたΣ(゚д゚;)
暴風雨の後にこうなっているのに気付き、びっくりしてご連絡くださったとのこと。
棟板金(むねばんきん)は、屋根材と屋根材が合わさる部分に被せて隙間を保護する大切な部材です。
しかし一方で台風などの強い風の影響を受けやすく、特に土台となる「貫板(ぬきいた)」が傷んでいると捲れたり飛散する被害につながる恐れがあります: ;(∩º﹏º∩);:
お客様宅の棟板金の下の木製貫板も、長年の雨水の染み込みにより腐食が進んで脆くなっていました(>_<)
腐った木材には釘が効かないため、固定力が弱まっていた棟板金が、今回の暴風雨で一気にめくれてしまったのだと推測できました。

ひとまず応急処置として棟板金を元に戻し手持ちのビスで固定しましたが、棟板金自体も錆びて傷んでおり、これを機に新しくするのが望ましいと思われます。
また棟板金を支える土台である貫板が腐ったままでは、新しい棟板金に交換してもすぐに不具合が起きてしまいます。
お客様には状況をご説明し、貫板からの交換が必要なことをご理解いただきました(o^^o)
現場調査時の詳しい記事➤結城市 暴風雨の影響で屋根の一部が落ちそう!調査しながら応急処置

大雨の翌週、再び現場にお伺いいたしましたε三╰( ‘ω’)╯
本工事は、応急処置として留め付けておいた既存の棟板金を撤去することからスタート!

塗装が剥げ、赤錆が浮いた古い棟板金を慎重に取り外すと、下地の貫板が見えてきます。
木製の貫板は内部に雨水がまわり、黒ずんでボロボロになっていました(>_<。)
こんな風に傷んだ木は痩せてスカスカになり、釘が効かなくなってしまいます。
釘が効かずに浮いた隙間から入り込んだ雨水により、更に貫板が傷んでいくという悪循環・・・
強風時に板金が浮いてしまう原因は、こうした下地の劣化にあるのです(´;︵;`)

ボロボロになった木製貫板もきれいに撤去していきます。
下地の状態を一新しないことには、何をしても意味がありません。
きちんと土台から作り直すことが、耐久性のある修理の第一歩です(๑•̀ – •́)و✧

貫板は従来は木製のものが一般的でしたが、近年では水に強く腐食しにくい樹脂製が主流になってきています。
しかし今回はオーナー様のご希望により、新しい下地は木製貫板を使用いたします(`・ω・´)ゞ
今回の現場は賃貸住宅ということもあり、「できるだけコストを抑えたい」というお客様のご意向を踏まえての採用です。
もちろん「木製だからすぐに腐ってしまう」というわけではありません。
適切に施工し定期的なメンテナンスをすれば、十分に長持ちさせることは可能です!
ただ標準施工としての交換をするのではなく、ご予算に合わせて適切な材料を提案するのも、私たちの大切な仕事だと考えています(o^^o)♪

新しい木製貫板を設置していきます。
新しい木材はしっかりとした厚みがあり、今までのものとは強度がまったく違います。
これなら釘やビスを打ち込んだ際の保持力も高く、棟板金を安定して支えることができます((*^^)v
ここからが私たちのこだわりのポイントです!
木製貫板は、水分に長時間触れ続けるとどうしても将来腐食してしまう恐れがあります。
特に問題なのが、強風を伴う横殴りの雨の吹き込み(。•́ – •̀。)
棟板金の隙間から侵入した雨水が、せっかくの新しい貫板に触れてしまうのを防ぎたいのです。

そこで施すのがコーキング材による防水処理です!
新しく設置した木製貫板の下部にコーキングを充填し、木材に水がしみ込まないよう対策。
このコーキングが、雨水の侵入を防ぐ“防水バリア”の役割を果たしてくれます。
もちろん、新しい貫板ですから今すぐどうこうということはありませんが、5年後、10年後も安心していただくためにもこのひと手間は欠かせません(^-^)

このコーキング処理は、新しい棟板金を被せてしまうと外からは全く見えなくなってしまいます。
正直やらなくても見た目は同じですし、バレません(^^;;
しかし私たちは、こうした見えない部分にも最善を尽くす施工を大切にしています。
なぜなら、このちょっとした工夫が数年後の劣化スピードに大きな差を生むからです。
たとえ目に見えなくても、その家に長く安心して住み続けられるようできる限りのことは尽くしたい。
それが街の屋根やさん栃木小山店の信念です (๑•̀ – •́)و✧

新しい木製貫板とコーキングによる防水処理が完了したら、いよいよ棟板金の取り付けです。
新たな棟板金を貫板に被せ、ステンレス製のビスでしっかりと固定していきます。
ステンレスビスは錆びにくく、長期間にわたって固定力を保ってくれる心強い味方です(*´▽`人)
棟板金の端や継ぎ目など、雨水が入り込みやすい要所要所にはコーキング処理を施し、万全の防水対策を施しました。

今回修繕した部分以外の棟板金についても、ひとつひとつ確認したところ全体的に固定力が弱まっている状態でしたので、継ぎ目部分にステンレスビスを増し打ちして補強しました。
これは職人の心ばかりのサービスです(*゚▽゚*)

すべての工程を終えた屋根は、棟板金がしっかり固定され、雨風に強い仕上がりとなりました。
オーナー様には、「落ちそうだった棟板金を予算内で交換できて、いろんな工夫も考えてくれてとても安心できました」と大変喜んでいただけました。
賃貸住宅ということで、入居者の方の安全を第一に考えておられたオーナー様のご要望にお応えできたようで嬉しい限りです(o^^o)
このたびは街の屋根やさん栃木小山店をご用命くださり、ありがとうございました(o^^o)
近年では腐食しにくい樹脂製の貫板が多く採用されていますが、コスト面を重視される場合は今回のように木製貫板が選ばれることもあります。
大切なのは「価格を抑えながら、いかに耐久性を確保するか」。
そこで施工にひと工夫加えることがポイントとなった今回の工事でした。
最近は豪雨や線状降水帯などによる強風を伴う雨が増えており、棟板金が被害を受けるご相談も多くなっています。
「屋根からガタガタ音がする」「屋根がズレて見える」など、気付いたことがあればぜひお早めに問い合わせくださいね(^-^)
街の屋根やさん栃木小山店では、調査・点検・お見積りは無料で行っております。
お客様のご予算や今後の使い方によって、最適な修理方法をご提案させていただきます( ´ ▽ ` )ノ

【森 代表】

【鶴田 職長】
屋根工事は、私達にお任せください!
現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyanetochigioyama@efc-fy.co.jp
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