神戸市の皆さんこんにちは。

街の屋根やさん加古川店です。

今回は、神戸市にお住まいのお客様から「屋根の上の開口部から雨が吹き込んで、室内に雨漏りしている」とのご相談をいただきました。

築32年の木造住宅で、急勾配の屋根ということもあり、強雨風による吹き込みが発生しやすい構造となっていました。

開口部は屋根裏へ風通しのために設けられたものでしたが、勾配の影響で雨水が勢いよく侵入し、雨漏りしてしまう状態に。

これまでも簡易的に応急処置がされていましたが、根本的な改善には至らなかったとのことでした。

そこで今回は、雨が吹き込む開口部をしっかりとカバーするために、職人が現場で加工したガルバリウム鋼板を使用し、雨水の侵入を完全に防ぐ施工をご提案いたしました。

写真で見る工事の様子

こちらが現場となったご自宅の全景です。

屋根は勾配がきつく、かなり角度がついているため、作業時の安全対策が非常に重要になります。

こうした屋根では屋根面に対しても足場の設置をしっかり行わないと、職人が作業自体できません。

また、屋根の上部に開口部があるため、風の影響も強く受けやすい構造となっていました。

今回の屋根は特に勾配がキツいため、ドローンを使用し調査を実施していきます。

急勾配の屋根や高層階の調査には、ドローンを使用し安心・安全に調査することをオススメしています！

雨漏りの原因となっていたのがこちらの開口部です。

本来、屋根の開口部は屋内の通気や採光を確保するために設けられるものですが、今回はその形状や設置位置により、雨が風に乗って入り込んでしまい、屋根裏まで雨水が到達していました。

特に風を伴う雨天時には、雨水が直接開口部に吹き付けられ、そのまま屋根裏へと侵入する構造になっていました。

こうした場所は通常の屋根材だけでは対応が難しく、今回のように現場で形状に合わせた金属加工を施す必要がありました。

急勾配の屋根のため、安全に作業を進めるには屋根足場の設置が不可欠です。

特に今回は屋根の上部にある開口部での作業であったため、転落や事故を防ぐためにも、屋根面に沿ってしっかりと足場を組みました。

足場の設置によって職人の動線が確保されることで、より丁寧で確実な施工が可能になります。

また、工具や材料の移動もスムーズに行えるため、全体の作業効率が大きく向上します。

雨漏りを防ぐため、今回の工事では開口部に合わせて職人がガルバリウム鋼板を現場で加工・取り付けました。

ガルバリウム鋼板は耐候性・防錆性に優れた素材で、屋外での使用に適しており、特に雨風にさらされる屋根周りでは非常に効果的です。

既製品では対応しきれない複雑な形状の開口部であったため、職人が現地で実測を行い、形状にぴったり合うように一つひとつ手作業で加工しました。

このようなオーダーメイドの対応により、隙間なくしっかりと開口部を覆うことができ、今後の雨漏り再発を防止します。

板金加工には職人の熟練の技術が必要で、採寸・加工を失敗してしまうと施工自体出来なくなる可能性があるため注意が必要です！

こちらが完成後の状態です。

周囲の屋根材とも色や質感が自然に馴染んでおり、外観を損なうこともありません。

加工したガルバリウム鋼板は、開口部全体をしっかりとカバーしており、吹き込む雨をしっかりと遮断する形状になっています。

見た目も機能性も両立した、確かな施工です。

屋根でお困りの方は街の屋根やさん加古川店へ！

今回の工事では、急勾配屋根の開口部からの雨水の吹き込みという、通常の屋根トラブルとは異なるケースへの対応が求められました。

特に開口部の構造と勾配の影響で、一般的な防水材やカバーでは不十分であり、職人が現場でガルバリウム鋼板を加工し、精密に取り付ける施工が効果的でした。

また、急勾配の屋根は点検が難しく、問題が表面化するまで時間がかかることがあります。

今回のように、吹き込みやすい構造をしている部分がある場合は、早めの点検と対処が重要です。

雨漏りの初期段階であれば、費用も抑えられます。

お住まいの屋根に気になる点がございましたら、ぜひ街の屋根やさん加古川店までお気軽にご相談ください。

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