皆さん、こんにちは！
街の屋根やさん 加古川店です。

今回は、神戸市にお住まいのお客様より「訪問販売の業者から『屋根材が割れている』と指摘され、不安になったので一度専門業者に見てもらいたい」とのお問い合わせをいただきました。

現地調査にお伺いしたところ、築20年が経過したスレート屋根（カラーベスト）に、複数のひび割れや欠損箇所が発生していることを確認！

今回は、お客様のご要望を踏まえ、まずは応急的なシーリング補修工事を行い、将来的なカバー工法による屋根リフォームも視野に入れたご提案をさせていただきました。

～施工の流れ～

現地調査にお伺いしました！

こちらが、今回お伺いしたお客様のお宅の外観です。

とてもきれいに管理されていて、一見すると大きな問題はなさそうな印象を受けます。

しかし、実際に屋根の上に上がってみると……

経年劣化によるスレート材の割れや欠損が複数見受けられました。

施工前の屋根（カラーベスト）

屋根表面には、大小さまざまなひび割れが発生！

カラーベスト（スレート屋根）は軽量で施工しやすい反面、経年劣化や衝撃により割れ・欠損が起こりやすいという特徴があります。

特に今回の屋根材はノンアスベスト製のカラーベストであると想定されました。

ノンアスベスト製のカラーベストとは、2000年以後のアスベスト規制以降に作られた製品のことを差し、規制直後の屋根材製品に関しては強度面が劣る傾向にあるため要注意です。

破損の大きかった箇所

こちらの箇所では、カラーベスト（スレート屋根材）が大きく割れ、下に施工されているカラーベストの重なり代が露出してしまっている状態でした。

割れどころが悪く、屋根材を固定している釘頭が露出するケースの場合、雨水が屋根内部へ浸入し、屋根下地の劣化や雨漏りに直結する恐れがあります。

小さなヒビだけでなく、このような「破損が進行した箇所」がある場合は、早急な補修対応が必要です！

シーリングによる応急補修作業

今回は、お客様より費用を抑えたいとのご要望がありましたので、破損箇所を中心にシーリング材で補修する対応を実施しました！

以下のようなポイントにケアしつつ補修を進めて行きます！

• 大きなクラックには厚めに充填

• 細かいヒビにはすき間なく追い打ち施工

• 欠損部分は防水層をしっかりカバー

丁寧に一つずつ、処理しています！

破損が大きかった部分は、応急処置として防水コーキング材をしっかり充填していきます。

応急補修とはいえ、丁寧に施工し、次の本格的な改修工事まで安心していただけるよう努めました！

補修完了後の屋根全景

補修工事が完了した屋根全体の様子です！

ヒビ割れや欠損部分へのシーリング補修もきれいに仕上がり、一見しただけでは補修跡が目立たない自然な仕上がりになっています。

遠目から見ても屋根全体の統一感がしっかり保たれ、これで雨水の侵入リスクも大幅に低減しました！

お客様からも「短時間かつ低予算で、きれいに直してもらえると思わなかった！」と、うれしいお言葉をいただきました！

今回補修したカラーベスト（スレート屋根）は、 経年劣化によるヒビ割れが起きやすいという特徴があり、早期のメンテナンスが非常に大切です！

また、シーリング補修は、応急処置としては非常に有効ですが、根本的な耐久性アップを目指すなら「カバー工法」への切り替えも視野に入れていくと安心です！

▶ 詳しくはこちらもご覧ください
📌 カラーベスト屋根の補修レベル別ガイドはこちら

～まとめ～

今回は、築20年のスレート（カラーベスト）屋根に発生していたひび割れ・欠損に対して、シーリング補修による応急修理を行いました！

軽度の破損であれば、こうした早めの対応により

✅ 雨漏りリスクの低減
✅ 下地や構造部の劣化防止
✅ 将来的な工事コストの抑制

が期待できます！

ただし、カラーベストは経年劣化で割れやすい特性があるため、状態次第では、屋根カバー工法による根本的な改修も視野に入れることをオススメします。

「まだ大丈夫かな…」と思っていても、劣化は少しずつ進行していきます。
大切なお住まいを守るためにも、早めの点検・補修が何より重要です！

街の屋根やさん加古川店では、分かりやすくご説明＆最適な修繕プランをご提案しています！

ぜひお気軽にご相談ください！

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