皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。

先日、室内雨漏りにお困りの小山市のお客様よりお問い合わせいただき、無料調査を行いました。

お話を伺うと、お住まいは借地に建てられており、今後5年以内に取り壊し予定とのこと。
「本格的なリフォームではなく、できれば最小限の補修で何とかできないでしょうか？」というご相談です。

ちょうど翌週から天気が崩れ雨か雪の予報が出ており、また雨漏りする前にと急ぎ現地に赴きました(๑•̀o•́๑)۶

無料調査の様子

小山市のお客様宅にお伺いし、まずは雨漏りするお部屋から見せていただきました。

雨の日に窓際上から雨漏りするという壁はクロスが剥がれ、天井のプリント合板には雨染みが広がっています(＞＜)

実際に屋根に上がって状況を確認していきます。

こちらの住宅の屋根材はトタン製のタテ葺き屋根です。

タテ葺き（縦葺き）とは、屋根の傾斜方向（縦）に沿ってトタンなどの金属製の板を張るタイプの屋根のことです。
基本的には屋根のてっぺんの棟から軒先にかけて1枚の金属板で敷かれています。

あれれ？

トタン製タテ葺き屋根には本来打たないはずのビスが打たれています(・・？)

原因はこのビス穴でした。
ビスは酷くサビており、周辺のトタンの塗膜も剥がれてしまっていますΣ(ﾟдﾟ；)

サビが発生したネジやビスはサビにより太くなり、留め付けられた部材を押し広げて抜ける原因となることがあります。
抜けやすくなった状態のビスは浮いて隙間ができており、ここから雨水が侵入してしまったのでしょう。

しかし何故、ここに打っちゃったのでしょうか？？

このタテ葺き屋根は、尺五寸(約455mm)ピッチで施工されています。
本来凸部だけを固定し、凹部には留め具を使いません。

もともとタテ葺きの金属屋根は、経年時には熱による伸縮で若干蒲鉾状になり、強風で軒先からバタバタすることがあります。
そのため、バタつきを抑える目的であとからビスを打ち込んだのだと思われます(；▽；)

そういう影響もあるため、当店では尺一寸(約350mmピッチ）をお勧めしています。

とはいえ、あと5年しか使わないおうちの屋根。
今から新しくするのは勿体無いですよね。

しかしそのままにしておけばゆるんだビスからの雨漏りはひどくなり、最悪の場合強風でトタン屋根が捲れるリスクもあります(·_·;

今回は「あと5年もてば十分」とのご要望だったため、大規模な葺き替えやカバー工事ではなく、シーリング材による応急処置をご提案いたしました。

私たち街の屋根やさん栃木小山店のスタッフは、修理用のビス・接着材・テープ類などを車両に常備しています。

凹部に打たれたビスをひとつひとつハンマーで叩いて入れ込み、ビス頭にシーリング剤を充填していきます。
シーリングでしっかりと塞ぐことで、雨水の侵入を防ぐことができます(^-^)

今回の応急処置は、2階屋根の作業でしたので税込み33,000円でお引き受けしました。

施工後何日か雨が続いた後に、お客様に「その後どうですか？」とお聞きしたところ・・・
「雨が降っても雨漏りしてません！室内の湿度もかなり下がってきました」と嬉しいご報告をいただき、まずは一安心です(^^)

S様、またなにかありましたらご相談くださいませ<(_ _)>

まとめ

今回行ったのはあくまでも緊急の応急処置です！
ですが応急処置でも症状に合わせて適切に対応すれば、被害の拡大を食い止めることができます。
将来的に建て替え予定でも、その間を安心して過ごせる対処は必要ですよね。

街の屋根やさん栃木小山店では、今回のような応急処置から本格工事まで幅広く対応しております。

点検・お見積りは無料で承っておりますので、ちいさなお困りごとでもぜひお気軽にご相談ください！
「まだ大丈夫かな？」と思っていても、早めの対応が結果的に費用を抑えられますよ～(*^ーﾟ)b

お客様の大切なお住まいを安心して暮らせるように、心をこめてサポートさせていただきます( ´ ▽ ` )ﾉ

調査・商談担当　/　応急処置担当職長

屋根工事は、私達にお任せください！
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