北面の屋根の一部で瓦がズレており、下の葺き土や建物内部が見えてしまっている状態でした。この隙間から雨水が侵入し、室内にまで雨漏りが発生していたと考えられます💦

瓦を部分的に撤去してみると、内部には長年溜まった落ち葉や砂、劣化した葺き土がびっしり。水はけが悪くなり、屋根材を痛めていた原因の一つでもあります。

さらに作業を進め、葺き土を全て撤去しました。下から出てきた防水紙（ルーフィング）は、すでに劣化して防水機能がない状態でした…。

防水紙の下には、長年の雨水の浸入で腐ってしまった野地板が…。ベコベコになっており、このままでは新しい防水紙も施工できないため、部分的な張り替えを行うことにしました🔧

傷んでいた野地板部分を撤去し、新しい合板を張って補修しました。これで屋根の「骨組み」がしっかりと復活です！

雨水の侵入を防ぐため、防水ルーフィングをしっかりと施工。使用したのは信頼の「KAPPA」製シート。これで安心の二重防水です☔️

ルーフィングの上から瓦を支える「桟木（さんぎ）」を設置していきます。これがあることで瓦がズレず、しっかりと固定できるようになります👍

瓦の再施工作業中。職人が一枚一枚ていねいに、既存瓦を再利用しながらビス止めしていきます。まるでパズルを組み立てるような作業です🧩✨

既存の瓦を再利用しつつ、必要な範囲のみをしっかり修理することで、

ご予算を抑えながらもしっかり雨漏りを止めることができました😊