雨漏りしているのは黄色い〇印の場所です。瓦にズレがあり、瓦との取り合い板金も劣化が激しく隙間が何箇所もある状態です。
屋根の下の部分には、谷水切り・取り合い板金・笠木 が取り付けてあります。
取り合い板金・笠木共に鉄材でサビており、穴があきそうな場所もありました。
谷板金にはステンレスです。もらいサビが縞(しま)模様のように付いています。

雨漏り工事スタート！

瓦のズレを直し、谷水切り・取り合い板金・笠木はステンレスのものへ交換していきます！

瓦屋根の下の方の瓦を一旦取り外しました。ステンレスの谷水切りの、隠れていた部分も見えてきました。
屋根に降った雨水は谷水切りを流れ、この穴から雨どいへと流れ、排水されていきます。
谷水切り・取り合い水切り・笠木の板金をすべて剥がしていきます。

谷・取り合い・笠木部分に防水シートを張ります。

谷部分にステンレス板を設置しました。新しいステンレス板は光っていますね✨

瓦屋根の下地に新しい瓦桟（細い材木）を設置し、瓦を1枚1枚、瓦桟に銅線で固定していきます。

取り合い水切りもステンレス板を設置しました。コチラは黒色のステンレスです。

瓦との取り合いにも黒色のステンレスを設置しました。

谷板金の端に、雨どいへと繋がる穴があけてあります。

笠木部分にも新しい黒色のステンレス板を被せて設置していきます！

折り曲げて加工してあるステンレス板を笠木に被せています。
建物の正面から見ると、少し壁面にも被る形になっており、雨水が内部に入り込まないような形状になっています。

施工完了

屋根に降った雨水は谷水切りに集まります。谷水切りには矢印方向に傾斜がついており、谷水切りの端に開いている穴から雨どいへと雨水が流れて排水されるようになっています。

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