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【高砂市】重く劣化したセメント瓦から“軽量・高耐久”屋根へのリフォームご紹介!
高砂市 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
高砂市のお客様より「自宅屋根の劣化と重量が気になる。何かオススメの屋根材はありませんか?」とお問い合わせを頂きました。
廃番となり、劣化が進んだセメント瓦屋根に日々不安を募らせていたことがお問い合わせのきっかけだったとのこと。
屋根塗装でも問題ではない屋根状態ではありましたが、重量面の不安を解消するため、軽量屋根材にて葺き替え工事をご提案。
高耐久で軽量なカラーベストコロニアルグラッサにて葺き替え工事を行いました!
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:1週間(足場組~解体まで)
- 築年数:築43年
- 使用材料:ケイミュー㈱ カラーベストコロニアルグラッサ
皆さん、こんにちは!
街の屋根やさん加古川店 営業の福山です!!
本日は、高砂市で行った「重く劣化が進んだセメント瓦から軽量かつ高耐久の屋根材へ葺き替え工事」を行った事例のご紹介となります。
セメント瓦とは、セメントと砂などを混ぜて成型・塗装した屋根材で1980年代頃までは普及し、よく製造されていました。
セメントが主原料の為、屋根材1枚毎に重量があり、定期的な塗装等のメンテンナンスが必須の屋根材となります。
今回のお客様も、セメント瓦の重量や劣化に不安を抱えられ、ご相談を頂くこととなりました。
本日の事例紹介を通じて、屋根葺き替え工事に関する工事内容や軽量屋根材について知っていただければ幸いです!!
それでは既存屋根材の状態から見ていきましょう!
まず、セメント瓦の“重さ”を具体的に考察していきます。
セメント瓦は一般的に重量のある屋根材で、1 ㎡あたり約 50kg前後(瓦および下地を含め)と仮定されます。
こちらの屋根面積は約 70㎡ の住宅。
瓦だけで 約3.5トン(瓦材+瓦を支える下地の重さも含めればさらに重くなります)が屋根に乗っている計算になります。
このように重たい屋根材は、
という構造的なリスクがあります。
また、今回のお客様も過去に 数回、屋根塗装工事 をされていたとのこと。
しかし、塗装では瓦の根本的な劣化・重さ・将来的な破損への対策にはなりません。
特に「廃番瓦」の場合、 割れて交換できない恐れ があるため、塗装だけで済ませるには大きなリスクがあります。
このような背景から、私たちはお客様に「屋根葺き替え工事」をご提案しました。
新しい屋根材として選定したのは、「ケイミュー株式会社 カラーベスト コロニアルグラッサ」
この屋根材は、
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軽量かつ高耐久
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塗膜の耐候性が高く、メンテナンスの手間が少ない
-
現行品としてサポートと保証がある
という点で、今回のお客様のご要望にぴったり合致しました。
【カラーベスト コロニアルグラッサの特徴】
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軽量屋根材
かつてのセメント瓦に比べて大幅に軽く、建物への負担が減る
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耐候性の高い塗膜
色保証が 10年間 付いており、色あせや劣化が起こりにくい
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スタイリッシュなデザイン
モダンな住宅にも合う見た目で、屋根を軽やかに演出
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メンテナンス性
定期的な塗り替えの手間、重ね直しの必要性が低い
お客様にもこれらのメリットをご説明し、ご理解・ご納得をいただいたうえで、葺き替え工事のご依頼をいただきました。
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葺き替え工事は、まず 既存のセメント瓦の撤去 から始めます。
瓦撤去は騒音や埃が発生しやすいため、近隣の方への配慮が特に重要です!
そのため、作業前に近隣住民の方へ挨拶と説明を行い、ご理解をいただいたうえで工事を進めました。
足場の設置・飛散防止ネットの設置も行い、安全かつ配慮ある施工を心がけました。
瓦をめくってみると、下地の防水紙には雨染みの痕が点在しており、屋根内部に水が回った形跡も確認できました。
屋根材と合わせて防水紙等の他の残材も撤去しました。
防水紙を撤去すると、思いのほか既存屋根下地が弱っていることが判明。
詳しく調べたところ、屋根下地として用いられていたのは 厚さわずか約5 mmのベニヤ板だったことが分かりました!
この厚みのベニヤ板は、現在の屋根仕様からすれば非常に薄く・強度不足と判断できるもので、この下地のまま新しい屋根材を乗せると、下地のたわみ発生や新設屋根材の施工不具合につながる恐れがあった為、急遽下地から全面補強を行うこととなりました!!
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下地の補強に際して、既存のベニヤ板をすべて撤去し、下地の垂木は健全であることを確認しました。
垂木とは、屋根の形状を維持する骨組み部分のため、垂木に腐食があると、大工工事が必要になる場合も懸念されていたため、一安心です(>_<)
腐食・腐朽は見られなかったため、再利用には問題ない状態と判断しました。
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再利用する垂木に対して、新しい屋根の下地を施工していきます。
今回、新しい屋根下地材には「構造用合板 12 mm」を採用。
12 mm の厚みを持つ合板は、屋根材を支える耐力が高く、新しい屋根材を施工しても安心な強度を確保できます。
新しい下地材は、既存の垂木にしっかりと緊結固定し【たわみ】や【隙間】ができないよう丁寧に施工しました!
屋根下地新設後、屋根面全体に 防水紙(ルーフィング)の敷き直しを実施。
敷き直しを実施した防水紙には、耐久性・防水性に優れた 「改質アスファルトルーフィング」 を使用しました。
【改質アスファルトルーフィングとは?】
一般的な防水紙に比べて、耐久力・防水性能が高く、
屋根の劣化原因のひとつである「裏側からの水の浸入」をしっかり防ぐ、リフォームに最適な防水シートです。
この防水紙を敷くことで、今後の雨漏りリスクを大きく低減できます。
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【軽量・高耐久屋根材「カラーベスト コロニアルグラッサ」の施工🔨】
防水紙の施工後、いよいよ屋根材の施工に移ります。
新しい屋根材は「ケイミュー㈱ カラーベスト コロニアルグラッサ」。
瓦を荷揚げしたのちは、 軒先側から順に 一枚一枚丁寧に葺き上げていきます。
施工時には、屋根全体の水の流れ、屋根材上下の重なり、勾配を確認しながら施工していきます。
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屋根材施工時、特に重要なのは 棟(むね)部分の取り合いとなります。
棟とは屋根の頂点部分で、屋根材と屋根材がぶつかり合う場所です。
ここがしっかり処理されていないと、雨漏りの原因となるため、屋根材同士の隙間ができないよう、丁寧にかみ合わせることが必須です。
今回も、棟部分の重ね代・重なり具合を厳密に管理しながら施工しました。
屋根材の施工後は、棟の下地を作り、板金類の取り付け に移ります。
板金類の下地には様々な方法がありますが、今回はコストと施工性のバランスを考え、**木下地(貫板)**を採用しました。
木下地の上に、 ガルバリウム鋼板製の棟包板金 を取り付けました。
【ガルバリウム鋼板とは?】
アルミニウム・亜鉛・シリコンの合金めっき鋼板で、
従来の鋼板屋根材に比べて 錆びにくく・耐久性が高く・軽量。
屋根材や板金材として広く使われています。
棟包板金の重なり部分には シーリング(コーキング材) を充填して、隙間からの雨水の侵入を防ぐ止水処理も行っています。
また、袖(屋根端部)と棟の取り合い部分には、マスキングテープで養生後、同色のシーリング材 を塗布して隙間を完全に埋め、見た目にもきれいに仕上げています。
これにより、板金取り合い部からの雨の侵入を防ぎ、長期にわたって安心していただける屋根が完成しました。

すべての施工が完了し、お住まいの屋根は、軽量・高耐久・メンテナンス性の高いカラーベスト コロニアルグラッサ に生まれ変わりました。
瓦時代の重さや割れ・ひび割れの不安は解消され、見た目もブラウン系の落ち着いた色味により、家全体がモダンで軽やかな印象になりました。
お客様からも「これで安心して暮らせる。見た目も新築みたいで嬉しい!」と、満足のご感想をいただいています。
【地域密着の屋根工事専門店、街の屋根やさん加古川店にお任せください!】
いかがだったでしょうか?
今回のように、
という条件がそろった場合、“塗装”ではなく “葺き替え” を選ぶことが、最も安心で長持ちする方法 であるといえます。
そして、葺き替えを成功させるには、既存下地の状態を正しく確認し、必要に応じて補強すること が何より重要です。
今回も下地を構造用合板に全面交換し、防水紙、防水処理、棟板金の止水処理などを丁寧に行ったことで、新しい屋根が「軽い」「高耐久」「雨漏りに強い」ものとなりました。
高砂市・加古川市で屋根の不安がある方へ ― お気軽にご相談ください!
もし、ご自宅で…
-
瓦が古く割れている
-
色あせやひび割れが目立つ
-
以前から屋根が重く感じる
-
屋根の材料が廃番で補修できるか不安
と感じられているなら、ぜひ一度ご相談ください。
当社では現地調査からお見積もりまで 無料 で対応しております。
屋根の構造・下地・現在の状態をしっかり確認し、お客様のご要望・ご予算に応じた最適なプランをご提案いたします。
軽量屋根への葺き替えは、「見た目の美しさ」だけでなく、建物の耐久性・住み心地・将来のメンテナンスコストにも大きく関わる、非常に価値あるリフォームです。
少しでも興味・関心がある場合は、是非、弊社までお問い合わせ・ご相談くださいませ!!
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
街の屋根やさん加古川店は地域密着で、屋根工事のトラブルに対し迅速サポート!
全日本瓦工事業連盟加盟にも所属しており、経験豊富な対応で問題を解決します!
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・日本屋根診断士 ・自然災害鑑定士 ・宅地建物取引士
・足場組立作業主任者 ・ケイミューROOGA施工管理者
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