笠間市の皆様こんにちは！自然災害に強い瓦屋根工事を最も得意とする、街の屋根やさんつくば稲敷店です(^^)/

笠間市で行った瓦屋根工事を、ご紹介する施工事例ブログとなります！
瓦は自然災害に強いの？？東日本大震災のイメージが残っており、瓦＝地震に弱いと思われていますが、しっかりと施工方法が改良されています(‘◇’)ゞ
そのイメージを払拭するために、熱い思いと職人の技を皆さんにお届けしていきます！

今回の現場の瓦屋根工事ブログ

既存屋根材を剥がしていきます！

現在の屋根材であるヨーロピアン瓦（厚型スレート）を剥がしていく工程となります。一枚一枚丁寧にはがさなくては、屋根を傷めてしまうかもしれません。しかも瓦と比べると重量がある為、工程の中で一番きつい作業です(;O;)
剥がしては重ねてを繰り返しスタッフ総出で行いました！

剥がしたヨーロピアン瓦（厚型スレート）は、地上に降ろす為にユニック車で釣り上げているカゴにきれいに並べます。

以前は荷揚げ機（瓦などを上げる機械）を使用していましたが、ユニック車を使用する事で、かなりの時短ができます。そして用意してあったダンプ車に細かくしながら積みます。※ヨーロピアン瓦は産廃処分場で処分致しました。

棟部と瓦桟の撤去を行います

今回の笠間市で葺き替えを行う屋根は、寄棟という形状で屋根と屋根の繋ぎ目が合計で4箇所あります。その繋ぎ目である棟部と、瓦を引っ掛けるために取り付けられた瓦桟を撤去します。

解体してみると、鳥の巣がありましたがひな鳥はご不在でしたので一安心です。4月～6月でしたらひながいる時期なので、気をつけなくてはなりません(‘ω’)ノ

【重要な工程】防水シートの施工

当店では【重要な工程】としている防水シートを貼る工程となりました。屋根材が設置されていても、台風や強風時に雨水が少なからず屋根材の下に入ってしまいます。その雨水から住宅を守ってくれるのが防水シートですね(^^)/

ですが、防水シートは施工ミスを行うと、雨漏りに繫がるリスクが大変高くなります。当店は今まで培った経験や技術を生かした、完全自社施工を行っている企業ですので、ご安心して頂けます(‘◇’)ゞ

地割りを行っていきます

この作業は地割りという作業で、屋根の寸法を測り縦方向に何枚瓦が入るか？を計算して印をしている作業です！なるべく中途半端な瓦がはいらないように、割り付けを行う事がポイントです！

仕上がりに影響する作業ですので、頭のスーパーコンピューターをフル活用していきます(‘ω’)ノ

腐食しない瓦桟は当店の標準仕様です！

瓦を置いてズレ防止で引っ掛ける為の瓦桟は、腐食しない樹脂製の瓦桟を標準仕様としています。理由としては、屋根材の下には少なからず雨水の浸入がある為、木材を使用すると腐食するリスクがあるためです。

外に木材を放置するとどうでしょう？？長い年月で腐食してしまいますよね！

さらに瓦屋根工事にはステンレス製の釘を使用していますので、腐食対策がバッチリですね(^^♪

陶器瓦（防災瓦）の荷揚げ作業を行います

解体時にも使用した当店自慢のユニック車を使用して、陶器瓦（防災瓦）を荷揚げしていきます！もちろん移動式小型クレーンの資格保持者が操作していますので、ご安心ください(^^)/

荷揚げ風景はスタッフ総出でやっておりましたので、写真を撮っていませんでした。すみません(+o+)

いよいよ瓦の設置です！

軒先（屋根の先端）は非常に風の影響を受けやすいので、釘を２本留めしさらに先端の瓦なので、クリップ釘で瓦の吹き上げ防止策をしなければなりません。
2019年9月5日に発生した台風が、千葉県に多大な被害をもたらし、屋根の施工基準が国の指示により上がった為です。
瓦屋根工事の施工基準が上がる事は、我々業者からすると大変良い事だと思っております！

防災瓦への釘留めですが、一昔前まではハンマーを使用して１本１本打っていましたが、昨今ではエアー釘打ち機を使用して釘留めしています。手で打ち込むより早く、かなりの時間短縮となっております(^^)/

曲がっていないか？ズレていないか？をしっかりと目で見ながら行う工程です！

屋根と屋根の繋ぎ目を残し、平らな部分の瓦設置が完了致しました！斜めに残った箇所は、グラインダーや瓦切断機を使用してきれいに納めていきます(^^)/

ガイドライン工法の土台造りです

防災瓦を瓦専用の切断機とグラインダーで、三角形の形に加工していきます(^^)/屋根と屋根の空いた繋ぎ目の箇所になんばんを敷きつめて、加工した瓦を納めていきます。なんばんは、加工した瓦が下がらないようにする為です！

加工した瓦をなんばんを敷きつめた箇所に高さを合わせながら設置し、ズレ防止と接着の意味合いでコーキングも使用しながら行っていきます。

キレイに塞がりましたね(^^♪　ここからがガイドライン工法の始まりです！！

骨となる樹脂製タルキの設置です

当店では絶対に腐食しない樹脂製のタルキは、指定がない限り標準仕様としています。採用している理由として、腐食しない・くるいが出ない（ねじれない）です！木材は腐食やねじれが発生しますので、当店では指定がない限りは使用しません(‘◇’)ゞ

樹脂製のタルキの下にはなんばんを入れ、タルキがたわまないようにして、なんばんが固まれば強力な棟になります！

樹脂垂木の上部を残して両側をなんばんで塞いでいきます。雨水の浸入防止という大事な役割がある為です！当店ではなんばんの撫で方にもこだわりがあり、雨水が流れやすくするために、上部を斜めにして撥水性を増し、水切れを良くします！雨水の浸入防止策をとことん考慮した結果が、当店自慢の施工方法になっています。

何十年と職人をやり、たどり着いた試行錯誤のまさに最終系です！！！ほぼ見えなくなる箇所ですが、見えなくなる箇所にも手を抜かず行うのが当店です(‘ω’)ノ

三角冠瓦の取り付けを行います

ガイドライン工法での最後の工程は、三角冠瓦（さんかくかんむりがわら）の設置になります。先程設置した樹脂製のタルキに、ゴムパッキンが付いたステンレス製のビスで高さや真っすぐになっているかを確認しながらビスを2本で固定します。

ゴムパッキンが雨水の浸入を防止するので、安心できます(^^)/

瓦屋根工事が完成しました!(^^)!

笠間市で行った瓦屋根工事が無事に完成致しました( ^)o(^ )太陽の光が反射してすごくきれいに写真撮れました！！

今回の瓦屋根工事で、地震や台風の自然災害に強い屋根に生まれ変わりましたね！
工事中は足場を設置していたため、お客様には工事中は何かとご不便をおかけしましたm(__)m

【笠間市での瓦屋根工事は自然災害に強い陶器瓦で葺き替え安心安全です】と題した施工事例ブログはいかがだったでしょうか？屋根の葺き替え工事をご検討の皆様に、少しでもご参考になれば幸いです(#^.^#)

ありがとうございます。これからも末永いお付き合いをどうぞよろしくお願い致します。

当店の施工事例とお客様の声