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笠間市で木の生えた瓦屋根修理で棟取り直し工事と漆喰詰め増し・漆喰詰め直しを実施
【工事のきっかけ】
以前、工事をお願いした経緯がありご連絡させて頂きました。
近くで工事をしていた業者さんに指摘され、知らない業者という事もあり不安になりました。
指摘されたことは本当なのか?を確認して頂きました。
確認して頂くと、棟の漆喰崩れと棟から木が生えているのを、後日報告書で確認しました、
まさか屋根から木が生えていると思わなかったです。
心配でしたので、
すぐに工事をお願いしました。
工事中もスタッフさんの礼儀正しさや、毎日の進捗状況を伝えて頂いたので安心できました。
屋根以外のメンテナンスもお願いできるとの事ですので、また何かありましたら、
工事や点検をお願いしたいと思います。
基本情報
- 使用材料:なんばん漆喰・のし瓦・冠瓦(かんむりかわら)・シーリング・銅線・被覆銅線
笠間市で行った『瓦屋根修理で棟取り直し工事と漆喰詰め増し・漆喰詰め直し工事』
をご紹介するブログになりますよ(^^)/
耐久性の長い瓦屋根でも、年数が経過すれば修理は必要になります。
瓦屋根の修理箇所は「棟・谷・壁際・本体」など工法や費用も変化致しますが、
今回は比較的低価格に屋根メンテナンスできる「瓦屋根の漆喰」のご紹介となります!
耐久性の長い瓦でも10年に1度くらいの頻度で、メンテナンスする必要がありますよ。
瓦屋根修理に関する点検やお見積もりは「完全無料」ですので、お気軽にご相談くださいね!!
工事方法 |
既存しっくい状況 |
費用 |
しっくいの詰め増し (上塗り) |
既存のしっくいがしっかりしている場合 |
少額 |
しっくいの詰め直し |
しっくいが剥がれ落ちている場合 |
中額 |
棟の取り直し |
中から土が出てきている場合 |
高額 |
笠間市のお客様の屋根には
枝?木?が生えている状態でした。
この状態は、種子を含んだ鳥の糞や種子が風で飛ばされたときに漆喰部分に
種子が付着すると、そのまま成長することがあります。
木が育つには水が必要不可欠になりますので、雨水が育てたのと思われますね。
こちらは、漆喰がボロッと取れてしまっている状態です。
降り棟の土台には、葺き土が使用されいます。葺き土が中でさらさらの
状態になっている為、発生する現象なんです!
まずは、梯子(はしご)を連結させて屋根の上まで組み立てていきます(^^)/
強力なモーター付きのワイヤーを梯子に取り付けて、荷上げ機の完成になります。
重い荷物などを台車に乗せトロッコのように、屋根上へ荷揚げできるマシーンです!
ユニック車を当店は完備しておりますが、立地条件や作業効率などを加味して
使い分けて工事をさせて頂いております。
屋根は傾斜がある為、
屋根足場と資材道具置き場として平で厚みのある材木(間柱材)を
瓦に引っかけて設置していきます(^^)/
これを設置する事で、重いなんばん材(28キロ)や資材など安心して置けます。
一番の目的は、足場の確保となっていますね(^^♪
左の写真がなんばん材で、右の写真は足場に材料を置いた画像になります。
瓦専用のげんのう(ハンマー)を使用して、剥がれ落ちそうになっている漆喰を
できるだけ取り除くように撤去していきます!
理由として、剥がれ落ちそうな漆喰に重ね塗りしても
再度はがれてしまう為です。
既存の漆喰を剥がし終えたら、続いて新しい漆喰を詰め増ししていきます!
こて板になんばん漆喰を載せて、霧吹きで水を掛けながら仕上げていきます(‘◇’)ゞ
霧吹きで水を掛ける事で、塗った漆喰の急激な乾燥を遅らせ、ひび割れを防ぐ為に使用していきます。
いかがですか?漆喰が綺麗に納められていますよね!
これが屋根職人のプロの技です(‘◇’)ゞ
ここは3本の棟が緩衝する箇所で、今回の瓦屋根では最難関のところですね。
写真を見て頂ければ分かると思いますが、仕上がりが完璧ですね。
乾燥を防ぐ為に霧吹きを使用しながら行い、一番小さいコテでなでていきました(‘◇’)ゞ
自画自賛になってしまいますが、満足いく仕上がりですね!!
続いては、木の生えていた隅棟の棟取り直しを行っていきます。
木の根は棟全体に張っており、改めて自然の力は凄いなぁ~と感じました(‘ω’)ノ
棟の土台には土が使用されていますので、綺麗に取り除いていきます!
棟に干渉する箇所の瓦を一時的に外し、中に入っている土をキレイに清掃します!
清掃が完了しましたら、瓦を戻す工程へと移っていきます(‘◇’)ゞ
まずは真ん中の空いた空間に、白なんばんを敷き詰めていきます!
ここに入る和瓦は、ななめに切ってある瓦で隣に重なる瓦が無い為
なんばんで下がらないよう抑えながら戻していきます。
さらに、コーキングを併用して接着させていくので、固定力がアップします(^^♪
木枠を使用して棟の土台を形成していきます!
棟の仕上がりはここで(土台)決まってしまう為、全力で土台作りに打ち込んでいきます(‘◇’)ゞ
土台であるなんばんの側面をコテを使用し、撫でていく工程ですが、
この箇所は修正がきかない一発仕上げになります!
仕上げる職人によっても見た目(顔)が変わってくる箇所ですので、面白い半面
職人のスキルによりクオリティーが変わります(‘ω’)ノ
最後にコテで側面を鏡面仕上げにする事で、表面積が少なくなり撥水力が上がり
なんといっても見た目の美しさが生まれてきます!
豆腐で例えるならば、木綿豆腐と絹豆腐に醤油をかけると木綿豆腐は染みるような
広がり方をしますが、絹豆腐は醤油を弾いてしまうような例えですね(笑)
鬼瓦を取り付ける工程ですが、鬼瓦の下には鬼台が付いており土台の役割をしています。
鬼台は銅線でしっかり固定し、鬼瓦は重量物なので被覆銅線(銅線にビニールが巻いてある物)
で劣化防止策をさせて頂きました(‘◇’)ゞ
まずはのし瓦を仮置きして水糸を張り、高さや通り(真っすぐになっているか)を
確認しながらのし瓦を積んでいきます!
この一段目が高さや傾きそして陶器瓦は焼きものなので、多少のねじれ等もありますから、
その辺も考慮しつつ、職人の技でカバーしていきます。
合わない物を合わせるのが職人であり、頭の中のイメージを具現化できるのが
本来の職人ではないでしょうか!
続いて、のし瓦の二段目の施工となります!
一段目の設置したのし瓦上になんばんを置き、圧し潰すように固定し左右は銅線で緊結していきますので、
地震などが発生してもズレなどに耐えられるように固定します。
大棟との緩衝部は、サンダー(グラインダー)を使用して斜めに加工してピッタリと納め、
コーキングで接着の意味も兼ねて取り付けました。
最後に設置する冠瓦(かんむりがわら)は、二段目のし瓦の上に多めに載せ、
あらかじめ出しておいた銅線で、括り付けてなんばんを押し付け固定します。
最後は、銅線をグルグルと回して螺旋縛り(らせんしばり)して完了です!
街の屋根やさんつくば稲敷店では、屋根工事させて頂いたお客様の雨樋を
サービスで清掃させて頂いております(‘◇’)ゞ
雨樋からは植物が生えていましたので、雨水の流れの妨げになっていましたが、
清掃後は雨樋の流れ良好です(^^♪
瓦専用の塗料で、欠けていた箇所をタッチアップ補修をしました。
仕上がりも良く、欠けていた箇所は目立たなくなりました(^^)/
無事に、笠間市で木の生えた瓦屋根修理が完了致しました!
屋根工事でしたので、お客様には工事中は何かとご不便をおかけしましたm(__)m
『笠間市で木の生えた瓦屋根修理で棟取り直し工事と漆喰詰め増し・漆喰詰め直しを実施』
と題した施工事例ブログはいかがだったでしょうか?
瓦屋根修理をご検討中の皆様のご参考になれば幸いです(^^♪
ありがとうございます。これからも末永いお付き合いをどうぞよろしくお願い致します。
笠間市人口:71,901人(令和5年1月1日現在)笠間市世帯数:29,470世帯(令和5年1月1日現在)
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